うさペンの館

主にアニメの感想置き場です。

アイカツスターズ! 44話 「春の予感♪」 感想

アイカツスターズ! 44話 「春の予感♪」 感想

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ローラと真昼のユニット回だからローラと真昼のきゃきゃうふふさせたい放題!
ではなくあこやゆめちゃんを関わらせることで、S4を目指す上でどういった気持ちでいるのか、やはり目標であるS4のことを中心にした百合濃度の濃いユニット回でした。
「お仕事も順調でレッスンも頑張っている。でもなにかが足りないきがする」
「本当に自分が前に進んでいるのか不安。今はできることをやるしかないんだけど」
「それってなんだろう」
今回はこの疑問が物語の導入部分。今のわたしたちにできることはなんなのかを考えます。
頑張ってさてじゃあどうするのかというのは、プロらしい悩みです。
ゆめちゃんが覚醒してから以降の志、それをローラと真昼が持っていることが示されました。
ただ彼女達はゆめちゃんじゃないので、とりあえず前に進んでいくことだけはしません。
真昼が頼れる夜空に相談し、その夜空の助言から道を開いていく。
先輩達ならというあるいみ普通ともとれるやり方で、行動を決めていました。
彼女達はスター性があるんだけど、変にそれをだしすいない所が、さらに安定した実力を引き出してるんだろうな。
実践あるのみ二人で初イベント。
そこからはあこちゃんとゆめちゃんも参戦。
青春の喜びと旅立つミツバチのように、彼女たちそのものを比喩するものまで導入してこれからすべきことがらを表現していくのは、牽引力のあるやり方でした。
わざわざクロカッスもミツバチもでなくてもやれることはやれるんだろうけ、どんなイメージをというのがあるとやはり違う。そういった表現の幅の広さだとか連想のしやすさとか、ぱっとでてくるのが引き出しの多さを物語ってますね。
ゆめとあこがいちゃいちゃ雪合戦は、百合的に美味しい。
だって完全にカップルなやりとりなんだもん。これで萌えるなといわれるほうが難しい。
養分として美味しくニヤっときました。ゆめあこええやん。
そんなゆめあこ成分補給しながら、ローラと真昼はお互いに励ましあってきた関係について深く振り下げていく。
「お互いには励ましあってアイカツしてるから、元気になるの」
ローラと夢の関係が好きだという真昼。

「でもアイカツは勝ち負けじゃない。自分らしく輝いたその先にS4って未来がある、なんていいつつわたしが輝いていられるのはゆめのおかげ。ライバルのゆめにはありがとうの言葉しかない」
ゆめにありがとうの言葉を伝えるローラ。

元気になれたとか、ありがとうとか、
ここまでこられたわたしたちに対して感謝の言葉伝えあう。
これまでのことを振り返るだけでないのが、良かったですね。
感謝というのはその人がどれだけ大切にしてきたというがよく伝えわるので。
どれだけ相手のことを思いやってるんだろうっていうのを、しっかりと話の中でみせている。
よりキャラクターの感情がでてくれた。上手いやり方だなぁ。
雪が降り積もった場所でローラがころんで真昼が受け止めるという百合的に美味しい部分。
普段ローラはゆめのお守り役で見守る側なんですけど、今回は真昼がお姉さんキャラとしての立場になることで、いいギャップが産まれていた。
真昼はお姉さんのように、ローラが妹のように。いいやん。
その後はゆきかきで青春の汗をながし、ファンのための道をつくる。
4人で道を切り開いていくというシチュエーションとして上手くなりたってました。
最終的には4人でどう頑張ったのかにおちつき、お互いを励ましあえている理想の形を提示する。今回の話でやりたいことは真昼とローラだけじゃないので、S4戦中心とした基盤をくずさず済んだのだと思います。
今できることは、たくさんのライバルの刺激しあうこと。
これからのS4戦でもそれがみられることを想定したお話でした。
全体的にお互いに刺激しあうというコンセプトだからか、通常よりも絡みが多い回。
百合濃度のこさというのはそこから来てたのやもしれません。
「みつばちのキス」でさらなる友情をふかめたローラと真昼たちは新しいグリッターでパワーアップ。そのさなかあこちゃんはでおくれる。
次回はそんなあこちゃんの奮闘劇になるのかな。楽しみ。

 

今週のうさぎ!

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うさあああああああああああああああああああああああああ

あこちゃんとのゆき合戦うさぎ。

百合濃度高くてニヤうさぎでした。お互いに刺激しあうことで新たなニヤニヤうさぎへと進化する。うさパートナって大事ですね。

 

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ゆめちゃんのゆきかきうさぎ。

さすがうさぎだ素早い。さすがのうさぎ力でしたな。

 

 

 

テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス(第2期) 18話 「商談 Negotiation」

テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス(第2期) 18話 「商談 Negotiation」

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ロゼ従士となる。ということで今回はロゼ編の節目。
むなしさの中で言いようのない叫びで自分をさらけ出したロゼがスレイと共に世界と向き合うことになったお話でした。
まずAパートではその立ち向かうべき世界についての状況整理。
世界の秘密と汚れがかかわおり、汚れは人の感情から生まれるゆえにその感情を奪うものがでてきた。汚れにあらがうことによって感情を奪われた歴史が語られる。
人がいなくなったらとスレイがこれまで思っていたりもして、人と汚れにおけるストーリーの基盤は毎回途切れることなく顔を出してきます。
スレイの葛藤が大きくなるために、向かい合うべき世界の本質も大きくなる。
成長と話のだしかたの上手くて、丁寧な仕事だって感じます。
感情をうしなわず汚れが消失しなかった者、ベルベッドクラウ
ちゃっかりつながりみせたりしてるののも壮大だよなぁ。
ただ世界観の設定話してるって感じなんだけど、これまでの彼等をみてるからそれでも楽しめる。こういう所でやっぱ地力がでますね。
それが終わってからはロゼとのやりとり。
従士契約を打診します。その中でライラが語るのは、デメリットである生命が失われうこと。
スレイが死んだら従士たるもの死んでしまう。
ロゼにというよりも、スレイに対してプレシャーをかけてく展開でした。
スレイはいろいろな者を背負わなくちゃいけないけど、やさしすぎるな。
仲間の死というのを連想させることで葛藤になるのは、彼らしい。
あそこでめんぐさいくらい悩めるからこそ、ロゼやアリーシャが存在をましてくる。
精神的にどちらも強いキャラでそれを活かされたお話になっているのは心地いい。
アリーシャはなにも言わず従士であるスレイに涙をみせ、ロゼは「見えないことで平気より、その脅威と立ち向かいたい」決意をみせることで契約を結ぶ。
彼女の潔さとかかっこよさとかが心にくる、熱い展開だった。
ロゼも攻め攻めなのに、アリーシャでも攻めてくるもんなぁ、ずるいわ!
大事なのは届かない理想より、目の前の正義。
何度も問いかけ直されたこのロゼのこの思いは、導師との契約により果たされる。
ドラゴンという見えない脅威をみえるようにして、目の前の正義を執行する。
彼女のかかげられたテーマも見事に果たしきった回でもあった。
ブラドの意志は受け継がれる。感動的だなぁ。
次回はアリーシャの元へ。どうなっていくのか楽しみ。

 

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(第2期) 43話 「たどりついた真意」 感想

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(第2期) 43話 「たどりついた真意」 感想

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ついに動き出したマクギルスという回でした。
過去のマクギルスのことだとか、今回の主役はお前だという優遇ぷり。
暴力によって組み伏せられていたものが、暴力によって居場所をみつけ歩んでいく。
甘い仮面の下には血を感じさせる描写が多く、過激な行動にうってでたのは納得です。
対してガエリオは仮面の姿をさらけだし、マクギルスにもう一度だけ話をし、すぐには殺そうとはせずあくまで騎士としてのけじめをつけようとする。
暴力的な彼と対比されるそれらの行動は、友に対する憧れという言葉で正当化されているだけあって、彼の清純さはこころうたれるものがあった。
どちらが主役かと問えば間違いなくガエリオではあるんですけど、この物語においてはそれはあくまで一つの要素でしかない。
一人の力に頼らずアインの力を借りて突き進む彼は応援できるやつではあるが、彼が幸せをつかめるほどこの世界はやさしくないからな。
また甘い一面をみせるのか、それとも報いを与えることができるのか、ぐっとキャラの理解が高まったおかげで一番感情移入できるキャラになっていました。
鉄華団面々は、正直入り込む隙がこの話においてなさすぎる。
最終局面にはいっていくにつれてかやのそとだって感じが、すごいしますね。
復讐はまだ終わってねぇだとか完全ぶちぎれビーストモードだったら、鉄華団らしくもある血肉にうえた絡みができるんだけどなぁ。ナゼやテイワズの後ろだてがなくなった危うさってもんをもう少し出してくれないとせっかく死んでいた人達の意味がない。
今回はマクギルスの背景を語ることに重きをおいていたから描写できなかったと思いたいね。
あんまりにも関わるような言葉を言わせてないので、さすがに言いたくなるなこういうことは。
バエルとアグニカカイエルを手にし、自分が信じるべき暴力によって世界を支配しようとするマクギルス。それに対してガエリオ、鉄管団、アリアンロッド艦隊がどう対処していくのか、次週楽しみだ。

うらら迷路帖 6話 「恋と追跡、時々よーしよしよし」 感想

うらら迷路帖 6話 「恋と追跡、時々よーしよしよし」 感想

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恋せよ乙女達、こっくりさんの珍騒動、今週のうららはそんな二本立てでお送りしていました。
Aパートは恋するニナ先生の意中の相手を探す。
日頃からお世話になっているニナ先生のためにという建前はあるものの、殿方にあこがれる妄想を抱いており、そこはなんとも女性らしいです。
恋占いを仲間でしている雰囲気とこっそりしている雰囲気。両方みせてくれてもいた。
女の子にとっての占いとは。いつもの厳かななものばかりではなく庶民たち顔というのがでてくるあたり幅が広いです。
女の子らしい占い風景をある程度みせてからは、振り子のユレールさんを起点にしてさく隊長をうまく結びつけていく様相が面白かった。
きらら作品である以上は大切なのは女の子。
手堅い所におちついて百合妄想を刺激する形をとるあたり、視聴者のこころがよく解っておりますなぁ。
さく隊長の反応もニヤニヤ楽しめる締めでした。
Bパートは危険なこっくりさんによって、小梅、ノノ、紺ちゃんがお狐さまにのっとられる。
お狐さまの変化よりも、お狐さまが千矢に手玉にとられていたのが意外だったりしたかな、
ああいうのっとりがあっても和やかなままわりと進んでおり、まだまだ大切にしていきたい雰囲気やもしれません。
しかしそんな和やかなままに物語は進行しいくが、のっとりはなんとかしないといけない。
そこで大事になってきたのは、礼儀と友を想う気持ちでした。
占いをするうららとしてと言い換えると、礼儀と誰かを想う気持ちが大切。
まだまだお狐様の過去などが解らないのでなぜ体を返してくれたのかという疑問は残っていますが、占いをやるうえで大切なことをみせていて確実にテーマの掘り進めだったりを手堅くやっていましたね。なぜ千矢の体に術が効かないのか、なんていうこともあったりで根幹の部分の補強が多かった。
その上で占いにとってなにがたいせつなのか、伝えているのは上手いお話だなぁと。
最後のお稲荷さんは、お狐様の一期一会のお礼というものなのかな。
礼儀を重んじる。暴れまわるだけじゃない懐の深いお話でした。
次回は小梅ちゃんが魔女娘に。楽しみや!

 

今週のうさぎ!

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恋にあこがれる小梅うさぎちゃん。

女の子の恋はうさみみより輝かせ、うさふつくしかった。

 

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策略うさぎ。

悪い顔とでうさ悪く。だからこその魅力を感じずにはいられなかった。

 

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占いうさぎ。

ゆれる振り子がうさみみみたいだった。

つまりふりこはうさみみ。またうさ心理に近づけました。

 

 

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超能力でうさ回転。まさに無重力うさぎだなぁ。

 

 

アイカツスターズ! 43話 「チョコっと歌にこめる想い☆」 感想

アイカツスターズ! 43話 「チョコっと歌にこめる想い☆」 感想

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 ドキドキキュンキュンバレンタイン回!

といかないのがアイカツスターズのバレンタイン回。
どんな想いをこめるのかを主軸にして視聴者であるわたしたちに対してもバレンタインを送ってくれた回になっていました。
ベストミュージックショーの出演、そこで一番大事なのは視聴者になにをつたえたいか。
この言葉の吸引力が強かった。
スバルは最近は他のキャラに助言役をわたしていたりしたので、今回はひさしぶりの助言。
アイドルとして高みを目指す助言であると同時に、それが視聴者との橋渡しになっているのは上手いところをついたなぁと感心した。
ゆめちゃんが、アイドルとしてどうファンに接するべきかを考えてくれることでぐっときちゃった。
あくまで他人の恋を眺めるというのはバレンタイン回なんですけど、そこをしないことでよりわたし達との距離をつめてくれたのが嬉しかったね。
落ち込んでいたときにファンに助けられた気持ちだとかそこまで全面には出ていないけど、ファンとゆめちゃんというのはとにかく近い距離にいままでもこれからもいます。
地道なセルフプロデュースきかんもそうだけど、握手だとかがとにかくよく描写されます。
親しみのある笑顔にさせてくれるアイドル像。
今までのゆめちゃんのコンセプトを考えている点も高く評価できるポイントですね。
ニヤニヤ成分多めではないけど、これはこれでいいんだよね。
アイカツスターズだからこそ許される、むしろ喜ばしいバレンタインの届けかたでした。
ゆめちゃん以外の面々は友チョコわたし。
頑張れチョコは友情いっぱいって感じでええ友達やなって思えるラインだけど、
翼スキーや夜空と真昼は完全に百合チョコでしたね。
百合方面にも明るくてストライクゾーン広めなのは喜ばしかった。
あこちゃんは安定のあこちゃんですね。今回はゆめちゃんの尺のほうが多いので手短にあこらしさをでてました。
そしてそしてそして、スバユメはスバル君は意識しまくりでニヤニヤスバル君に。
妙に意識したり、友チョコじゃないかと思ったりと、胸キュンしてましたね。
ただ最終的におちつくところはライバル関係。
ちょっとガッカリしてるのがなんともさびしげな面も。
まだまだ先が長そうな二人だ。
しかしゆめちゃんもわざわざ呼び出してわたすなんて、うらやましいじゃああああああああああ。
ファンとしてバレンタインライブはもらったけど、バレンタインチョコもやっぱ欲しい(欲張り)
最終的にはそこに落ち着く回だったのかあ。ゆめちゃんうさかわいいかったなぁ。
次回はローラと真昼のユニット回。劇場版のBDでたから予習しといてねってことかよ。楽しみやな。

 

 

 

 

 

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うさああああああああああああああああ

うさターンで回る回るようさみみさん。

アクシデントをプラスに、さすがのうさ対応力やな。

 

 

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うさあああああああああああああああああああああああああ

このデートしてるような歩き方。

うさみみのタレ具合もすばらしくてキュンキュンでした。

 

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うさああああああああああああああああああああああ

うさパレタインチョコ。最高なシチュエーションやで。

 

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うさあああああああああああああああああああ

チョコをわたしてからのうさ笑顔。

最後最後まで本当最高やった。元気もらえたなぁ。

 

 

テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス(第2期) 17話 「届かない理想より目の前の正義 Justice at Hand rather than Ideal beyond One's Reach」

テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス(第2期) 17話 「届かない理想より目の前の正義 Justice at Hand rather than Ideal beyond One's Reach」

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復讐は果たされたはずなのに、無力感がロゼを支配する。
ロゼがこの世界の理と対峙したことで得たものは、どうしようもない無力感でした。
汚れが森を腐らせている。このままじゃローランスは終わり。
自分のしてきたことが結局はなんの意味だったのかと問いかけるのは、ロゼがロゼとして正義を真っ当してきたから。
導師と同じように救うことを目指してきたはずなのに、結局はそれはなにも現状を変えていないからです。
この結果自体にはそれほど驚きはないです。これまでこの作品が提示してきたことなので。
さてロゼの場合はスレイとは違って大きくここで分岐。
むなしさ抱えそれを言いようのない叫びに変えていました。
あの叫びというのは人間臭く、スレイがいう汚れを背負う生き方そのものなのだと思う。
受け止めてきたものを背負う、ロゼが強いからこそできたことだ。
復讐がだめだとか、殺しがだめだとか、議論の発端はそういった理想と現実が入り混じった場所で他の作品の多くが出発点で、それは物語のなかではありふれたものです。
しかし本作はその後、無力感にスポットライトを当て続けることで、人間が人間であるにはどうしたらいいのか、そういぅた大きな視野で捉えていたのが独自せいがありますね。
あくまで人間たりえるか。理性の話はロゼが憑魔にならないのはなぜかという説得力をつけるためだけではないのが物語の連動性を強く結びつける結果になっていた。
味方側が正義ばかりを遂行してきたわけでない。汚れているからこそ誰かの道標になれる。
ロゼの汚い部分を逃げなかったからこその、人としての歩みを描けた。
とにかくお涙ちょうだいだったり、ヒーローをつくりだす演出をほとんどせずに、一人の少女がなにを根拠に殺しを覚え、その結果どんな無力感に陥いったのか、それをここまで掘り下げるというのは面白かった
キャラのやりとりガン捨てでやってるので地味ちゃ地味ですが、絵面までは地味になりすぎないようにしている配慮はある。時折の戦闘であったりね。
今回は汚れた暗闇の森の光に向かって馬を走らせるロゼというのは、迷いの中にいるロゼが光に向かっているのだと表現していた。心や展開を補うコンテになっている
他にはスレイとの距離であったり、毎回会話してるだけでも目は話せん所が地味に面白いところですね。み。
復讐、理性、過去の思い出、そのすべてをさらけだされたすえに踏み出す一歩の先だ。
次週も楽しみです。

 

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(第2期) 42話 「落とし前」 感想

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(第2期) 42話 「落とし前」 感想

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ジャスレイ戦。こちらの憎しみをぶつけすぎることもなく、あっさりと殺す。
次回への布石のためという感じが強い回で特になにかいうことないですね。
特に強敵でも、味方側に感情移入するわけでもないしね。
つぶすべき相手をつぶして、しっかりお話を進めてました。
イオクもそこまでなにかすることなかったな。
苦戦させられたダインスレイブをどうにかするわけでもなく、戦闘描写は多くてよかったけど雪辱まではいたらなかったようなきも。まぁどっちでもいいかな。とりあえずロボットみれてよかった。
人間じゃないあたりのくだりは、かなり以前からやってるくだりなので特に今回それについては言及しないです。真新しい情報ではもないしね。
クーデリアは、自分だけが鉄華団じゅないといつの間にか離れたことを悟る。
目指すべき場所が違ってしまったから。二期の離れた立ち位置の彼女という影がようやく濃くなってきた。一期までの主軸とは違ったアプローチ。あまりこういったことは他の作品ではやらないので、彼女がどんな視点でこの戦いをみまもるかのか楽しみではありますね。
革命をおしすすめるマクギルス。それについていく鉄華団の運命とは。次回も楽しみ。