GANGSTA(ギャングスタ) 7話 「BIRTH」 感想 『引きづられ、答えがみえないからこそ』
GANGSTA(ギャングスタ) 7話 「BIRTH」 感想
『引きづられ、答えがみえないからこそ』
ニコの曲芸をたのしむニナちゃん、かわいい
というかニコやさしいな
ほっぺをつままれている、ニナちゃんかわいい。
ニコさん遊びやろ。俺にも変わって欲しいよ!
ダグは、サウスゲートの出身。
ニコは、ウェストゲートの出身
「人間ぶるなよ、化け物」
ここだけ霧でみえなかった世界が晴れ、父さん(肉親ではない育ての親)があざわらう顔がみえる。
霧をはらしてしまうほどはっきりとていうのが、衝撃的なニコの反応だととらえることができる。
その後のカットは葉っぱにしずくがついてそれが落ちる。
涙をながしたという代理描写。雨がふりつつも重ねてやるので強い印象を与えている。
セレブレを買ってニコラスをウォレスを手に入れた。
だから前回ニヤニニヤしてたんやね。
やっと化け物から開放されると。
ある意味救われたともいえるが、ニコは離れた当時はこの先なにもみえないほどだったのだろう。だからこその霧の描写なんだろうけどね。
むさくるしい花がないと思われる会議で
OPの謎の少女きたあああ!
すごい場違いだったよ。ちょっとえらそうにというよりなめられないようにしてる姿が、かわいい。
先代の娘だからこの場にいるみたいだ。
おどろいてにゃんやんポーズしちゃったときも、かわいい。
アレクちゃんが経過が良好になったのと、お菓子をつくりにきてくれることを嬉しく思う、ニナちゃんかわいい。
お、俺がお菓子を作りにいったら喜んでくれるかなぁ(は?)
疲れ果てているウォレスにたいして。
殺すという手話を伝える。
ふいに場面が変わって強引だったけど、わかりやすくはある。
ただウォレスあたりが勉強で知った、みたいな方が違和感なさそう。
ここは尺もあるだろうし、手話をしらせなきゃいけない特殊な作品ゆえなのかね。
たばこの火をつけられ泣いているウォレスをみて、ニコは殺す決断。
父を含めた大勢のものはニコは殺す。
ウォレスはそんな状況を受けいれられない。
ニコが自殺しそうなのをウォレスは止め、許さないと胸ぐらを掴む。
「もういらない、とらきゃ……ウォレス」
ウォレスの断末魔の叫んび。このときの演技はとくに素晴らしかった。
ニコがなぜウォレスの父を殺したのか。
それは、ウォレスのためだけではないのもしれない。
自身も、育ての父さんにひどいことをされていた。
ニコは父さんから捨てられ先がみえないと思われたが、ウォレスがいるから安心できた。
父から解放、そのことによぅて自分が変化したというのもあるかと思われる。
「いいよ父さんきっと喜んでくれる」
「いいよ別にそれでくたばっちまっても、足かせが一つへんだ。むしろその方がおれは嬉しいね」
「でもまだだめ。まだ足りていない。だから他のやつらがみんな死んでからでいい」
「だって俺ちゃん、タグつきでぇきれぇだもん」
だけどウォレスとウォリックは違う。
父さんから救いだしてくれた。
けどそれでいて父さんを自分で殺してしまったとは思いたくはない。
どんなに嫌がられても父さんを殺す理由にはならないと考えている。
勝ってに化け物だといって去っていたニコと、
ニコが父さんを殺したのでは違う。
同じ救いだすでもこうまでして違う結果になってしまうっていうのに心をうたれた。
「ウォリックは答えたの?」
アレクの問いかけにたいして
「答えられるわけないだろう。答えたら終わっちぃまうよ」
ニコにはまだ苦しんでほしいと望むウォレスは、
まだ望むことを指すかのように光のさきのどこまでも続くそらを。
いまだにそれを引きづり続けている、ウォリックには壁を。
この違いが解るカットだった。
「ニコラス?」
路地の歩いたまま、音楽がぷっきりでED。
不安定な感じのまま今だに引きづられている、ウォレックとニコの答えのみえなさを、表現しているかのようだった。
なんで?とは思ったが、これは意図的だと考えるとその可能性が高い。
音響に 力を入れている作品だというのは解っていることだしね。
今回いろいろと作画はやばいって感じで違和感はそこだけあったかな、
話やストレートな演出じたいは良かった。
そして、そして、ついに謎の女性の登場。これだけでも嬉しかったしね。
さらに、さらに、かわいいシーンも多かった。
早く二人が出会って、ペンペン、にゃんにゃんしてほしいものだ!