アイドルマスターシンデレラガールズ 19話 「If you're lost, let's sing aloud!」 感想 『つながる魂、つながる笑顔』
アイドルマスターシンデレラガールズ 19話「If you're lost, let's sing aloud!」感想
『つながる魂、つながる笑顔』
本日はこの子! という視聴者にやさしい美城常務の対応から始まります。
凛ちゃんが歌っているときのみよちゃんと対照的に、不安がっている描写がはいる。
なんかの予知のようなもんだねーとか思ってたら美城常務ばっちりきいちゃったよ。
まあこの流れは織り込み済みだと思ってみてました。
木村夏樹師匠がアイドルロックバンドを立ち上げると話をきいて
弟子のリーナちゃんも思わずこの反応。
このタイミングではただ驚いてるだけなような感じか。
しかし美城常務がロック魂持ってるのか……もしかして(可能性低そうというか、ないんだろうけど)ちょっと聞いてみたかいもっとこの時思っていたりもする。
「べりぃ、べりぃ、改革していくから盛り上がっていこうぜぇ!!」
……普段温厚な人が豹変することよくあるけど、やっぱなかったことにしとくかと思う俺であった。美城常務で今後も遊べるといいな。というかそろそろ遊びたい。
夏樹さんの回想から窓に反射する李衣菜ちゃんを映す。
なにも語らずとも十分に葛藤がつたわるね……うん、それだけでえす。
でもこういう地味な積み重ねは大事。
バイクで颯爽登場、ロッカー夏樹師匠なシーン。
「だりいな」「ダーリィ」とロックじゃないアダ名を言われたので
李衣菜ちゃん「なつキチ」と夏樹師匠をアダ名をつける。。
なつきちがロックらしいかどうかをおいといて(ひどいな)、そのまえに四方八方みながら悩んでいるのがかわいらしかったなー。
後この“なつきち”がもし“なぁつん”“なつ姉”(みくにゃんの声優、高森奈津美さんの別な呼ばれ方)で読んでたら、
「え、わたしのことにゃ?」みたいな反応だったのかもしれない。
いやもしかしたらなつきちでもそんな反応だったのかもしれない。
そんな妄想もできるようなシーンだったなあ。
ロックのことについてきかれている時の困り顔で変化していく李衣菜の表情芝居やしぐさでの、にわかわいくて良かったな。建前上っていうのがよく現れていた。
なんでも知っていて、頼れる夏樹師匠。
クールでかっこいいロックな師匠に惹かれているカット良かったなー
心ここにあらずでの撮影。
その後みくにゃんと話しているときも心ここにあらず。
「本当本当。舞踏会に向けて気合いれないとね」
極めつけはこのカット。目線をみせないまったく本心を伝えてないのがまる解りな定番コンテで表現。解りやすいねえ。
自分らしさを追求できないのは、自分らしさを追求して道を歩み初めたみくにゃんによって。だからそれを言い出せない。
観てる時は辛いのーって感じだったなあ。
うさぺんず相談を受けたので、かなこちゃんが「本人に聞いてみたら?」とアドバイス。
18話でPが笑顔にきずかせてくれたり、職人さんと話をすることで道が開けたことがあるからこそだと考えると、素直すぎるけど彼女らしい回答だったなー
鏡と目を写さない状態での、世間話。
葛藤している状態となかなか本心を伝えられない。Aでやったことを2つ同時にだすことでより強くモチーフとして印象づけてるのが良かったな。
「莉嘉ちゃん解散なんていっちゃだめですよ」
「しまむー冗談に決まってるんじゃん」
「あ……で、ですよね……」
みよちゃんの軽い言葉に、卯月はほっぺに手を当てながら、凛ちゃんが歌っていたあの時の光景を無理やりにでもかき消し心を落ち着けた。
わたしたちが変わらないように、ぎこちない彼女達には元の変わらない彼女達であって欲しい。誰もが変わらない関係でありつづけていることをただ卯月は願った。
おーしおら、みよちゃんのこの言葉覚えとくぞぉ!!
ついでに録音したのも後から聞かせてあげよう♪(こらこら)
冗談はさておいて(みよちゃんかわいいし、良い子だから。ただ、ちゃかしやすいだけ)
見えている地雷って怖いよね~ってことが言いたかっただけ。
卯月ちゃんが些細なことでも、こんなに重く考えてしまっているのも印象的。
美城常務がま~た一流だよってことで、バンドの方向性も決めれない。
音楽性の違い以前の問題。この人ロックわかってねぇわ(確信)
そうだ、美城常務にそろそろ一流と思ってプロデュースしていることを自分でも表現してほしい。
「それは一流ではない。こうするんだ」
的なことを言いながら一流なポーズを決める美城常務が早くみたい……とも思ってないし(え、結局どっりなの?)、こないんだろうけどね。
いやもしかしらこのポーズ。一流なのかもしれん。
「この間のライブみたいな金銀のかっこいいステージをいつかわたしもやるんだ」
なつきち師匠が弟子の言葉に感銘を受けた瞬間、夕陽に照らされる弟子の笑顔が気持ちのいいカットだった。
笑顔ここでも小さなきっかけを与え続けているのが、続いているだよなー
世の視聴者達(俺を含めた)は、その笑顔を自分にも向けて欲しいと思ってたりもするんだろうなあ。
後、ここではてがない海っていうシチュエーションを選択したのもいいな。
ロックには音楽には果てがない、そんなことを表現しているかのようだった。
正直気晴らしに海というシチュエーションはよくあるけど、そんな意味合いもあると考えたほうがおもしろいよねーていうそれだけの事なんだけどね。
何回も振り向いてこんな気になっているのに美久にゃんがなにも言わないのかは、16話で李衣菜が自分を信じて待っていたからねんだね。
だからこそなにも言わない。信じて待っている。物語がつながっているのが素敵だね。
李衣菜に声をかけはしたが最終的には手を差し伸べず、みくにゃんの言葉を信じた、Pもいいだよねえって所だったなあ。
両者がそれぞれに不安を引きずったままのライブ。そこでみくにゃんがミスをしてしまう。その後のやりとり。
「美久だって解ってるよ もっと本格的にロックやりたんだって。だったら本当は美久なんかより……でも、だからこそ美久は、もっと、もっと頑張らないといけないの。李衣菜ちゃんが迷わないように、このユニットでよかったと思えるように、美久が頑張って最高のユニットにしなくちゃ」
失敗してしまい申し訳ない気持ちで一杯になって、言葉が溢れてできてしまった。
人一倍真面目な美久ちゃんだからこそ自分で頑張らなくちゃいけないと思い込んでしまう。不安だけど前に進まなくちゃいけないと感じられ、グッときたシーンだった。
後、美久ちゃんは意識はしていないだろうけど、うさぺんずが言った「本人に聞いてみたら」というアドバイスを実行してる。個人的にはそこも良かったな。
「もぉぉおう。馬鹿! 人の気持ちを勝手に決めないでよ。美久ちゃんとユニットを組むのは私がえらんだことなんだから」
「でも*はロックだけじゃないし。本当はもっとぉ、夏樹ちゃんみたいな……」
「いつも言ってるでしょう。自分がロックだと思ったらそれがロックなんだって。*が私にとってのロックなのぉ! ユニットなんだから一緒に頑張らなきゃだめじゃん」
一人で抱え込みすぎてしまう美久ちゃんに。李衣菜ちゃんが熱いロック魂を呼び起こさせようとしている。その呼びかけにもまた感動したなー
師匠がユニットに迷惑をかけていたことを悔いているカットも印象的。
そして時が動き出す。
李衣菜が*でいることを決心したからこその歩み。
12時を目指して徐々に進み始めるこの瞬間は毎回盛り上がるなー
なにも言わず差し入れをPに預けたなつきちがデビューして歌った思い出の場所に李衣菜を呼び出す。
「ロックだと思えばそれがロックだよな?」
「聞いてたの?」
「お前の想い響いたぜ」
夏樹師匠が最高にかっこよかった。この台詞が特にロックだって感じたなあ。
なつきち師匠と李衣菜の『にわかロック』で一日かぎりの解散ライブを決行。
ちゃんと師匠はにわかだってきずいていると、きずかせてるにニヤリとする場面だった。
ロックなギター音と、美久にゃんの声でで李衣菜がステージにあがる。
そして今度は李衣菜がみくにゃんに手を差し伸べてステージにあげる。
3人それぞれのロック魂をみせつける
そして手をにぎり、笑顔を浮かべつながりあう。
「君と、君と、君と、さあ進もぉぉう!」
自分たちらしいロック魂を呼びさまし、それを爆発させる。
この流れでの笑顔のライブ。本当に最高でした。
思わずスタンディングオベーションしちゃたよ!
「誰かのいいなりになって歌うのがわたしにとってのロックとは思えない」
夏樹師匠かっこええですわー
と思っていたのと同時に、美城常務の心をそのまま表すようなぼかした処理をいれてるのがきになった。
わたしの視界からぼやけてしまったアイドルそういうことなのかもね。
回想シーンなようにもみえるが、本日のお気に入りチェックでぼやけた処理はしてないからそうでないと個人的には思うな。
あ、ー凛ちゃん入ってる。次回なのかな、上手くつなげてきたなーと思ってみてました。
しかし美城常務、あの一瞬聞いただけで判断するのは案外そそっかしいのかもしれない。いや一流のお耳をお持ちになってるてだけの話だよね!
ただ手駒がいなくなって焦っているのかもしれない(深読みだけど)
*withなつなな
尺てきにはななちゃん絡めなかったけど、16話で美久にゃんと絡んでいたからね。
うれいし絡みだ。
自分らしいロックでつながっていく。素晴らしいね。