機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 1話 「鉄と血と」 感想
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 1話
「鉄と血と」 感想
謎の数字PP315
幼少期から血を見て来た彼等。
銃撃と拳から流れる血。
鉄血というタイトルをダイレクトに伝えてきたシーンでした。
成長しても彼等の関係性は変化が無い様子だと会話からは伺えます。
服装から察すと正規の組織というよりかはゲリラ組織に所属しているのかな。
そして薄暗い中で光に照らされるガンダムの後にタイトルコール。
『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』と伝わる数々の描写で
この時点で導入が上手いなと思えました。
舞台は火星。テラフォーミングが完了しているみたい。
ダストデビル(火星の砂嵐)対策はしてないということはテラフォーミングの影響によって気候が安定した世界だと判断んできそうだ。
火星独立運動を先導する姫の護衛がCCSの主人公達の舞台に依頼される。
大物からの依頼で胡散臭いが、姫様直々のお願いだとか。
CCSの模擬戦刀訓練。
ガンタンクよりもさらにシンプルで機動性がそこそこあります。
武器も簡素に取り付けるだけで小回りきくしメンテナンス性は良さそう。
三日月・オーガス。三番隊エース。
一人だけを狙うという異質な訓練という方法にもかかわらず、
同じく訓練を積んだであろう部隊のの仲間を、圧倒していて実力があることがはっきりと伝わるものだった。
少年兵をたくさん雇っていることから
火星の待遇が悪いこと、この組織は真っ当でないと判断できる場面ですね。
ようするにスペースノイドの宇宙ネズミどもがっていうガンダム伝統の流れです。
あとこの子はかわいい系な男の子だと思いました。
社員・パイロット候補とは少年兵達は待遇が違うという描写なので一応押さえとく。
また野菜と肉がそれなりに使われていて、宇宙農業の技術はそれなりに発達しているようです。
タカキ君という子だと判明。水を提供してヒロイン気質がありそうですが、まだ判断できません。保留ぐらいにとどめて置こうと思います。
クーデリナ・アイナ・バーンスタイン
アイナちゃん。かわいいいいいいいいい。
お嬢様で金髪とかポイントを押さえてるなあと。
“本物をみてみたい”までは解るが依頼したのは知り合いとかじゃなく、
え、少年兵とわかちあって……それでなんだって?
うん。本当になにも知らないお嬢様なんだなぁと思いました。
なにも戦場を知らないゆえの視点づくりとしてうまく活躍してくれそうですね。
地球との関わりあいが深いバーンシュタイン家であるアイナちゃんの父親。
娘を愚かよばわり……少年部隊を頼って独立とか言ってるし、まあしかたない。
コーラル閣下はふぬけな父親と、愚かな娘を利用して
やっかいな地球からの監査を好機に変え、ノブリスの援助を受けたがっているらしい。
今回の戦闘行動がという流れになるかはわからんが覚えとこう。
火星の静止軌道基地。
宇宙港にしては規模が小さくみえ、宇宙貿易をしてる様子もみられない。
機動兵器があることから防衛基地 という役割なのだろう。
世界秩序を守っているギャラルホルンの監査官。
ダエリオ
マクギルス特務三佐
地球圏の経済を維持しているのは植民地惑星。
そして植民地として吸い尽くされた火星。
だから海がなさそうなんですねってことにしとける情報も提供してくれました。
監査官が来たのは火星が最も地球に接近する時のタイミングなのかかな。
火星の往復で五ヶ月だと語っていたことを鑑みると
旧時代のマンマシンインターフェイス、アラヤ式。
身体的負荷の大きそうなものを使用するような戦乱が過去あったことおが伺える。
火星の独立運動
旧時代の車が現役で近代的なものがなさそう。
こうしてみるとこの火星は地球みたいですね。
商店で働く娘かわいいいいいい。はやく名前を知りたい。
アイナちゃんと3番隊が顔合わせ。
さっそく異文化交流的な流れで三日月に社内を案内してもらうようにお願いをする。
積極的なのはいいことですね。
アイナちゃんの執事のフミタさんは大変そうだとも思えるが、冷たい視線を送っているため常識は教えるつもりがないともいえる。良好な関係とはいえなさそうだ。
グローブを取って握手をせがむアイナちゃん。
無邪気で浮いてるけどかわいいことには間違いない。
手が汚れてたからで照れちゃうアイナちゃんかわいい
さらに対等だと思っていないと三日月のことを思って握れなかった手をみつめる。
反省することは直ぐにできそうな子なのかもね。
Aハブリアクターのエネルギーがないと宇宙での生活はたちゆかない。
中継器を介さなくてはならず、火星の監査がしにくい。
300年前の大戦が起きたのはそのせいだと。
わたしたちの世界の通信のタイムラグは、基本は10分、最長で45分(火星の距離に対応して変化)のはずが、その技術ではないと明示される。
この世界の通信の技術は発達してないと判断できた。
少年兵が射殺されたことがばれ信号弾を撃たれたことで、戦闘開始。
煙から飛び出るモビルワーカー、かっこいい。
ギャラルホルンがCCSを攻撃という構図に。
「うちの動力炉以外のAハブウエーブが観測されてる」
ガンダム以外の動力が動いていることをビスケットが知らせる。
動力炉について知っていて頼れる整備担当になりそうだ。
Aハブウェーブはなんらかの方法で探知できることが明示された。
さっそくアイナちゃんを安全な場所に避難させるビスケット。
きな臭い雰囲気を悟っていたにせよ、突然の混乱の中で姫様のことを放っておかない。
頼れる男だと再び思える一幕だった。
死ぬことをようやく自覚して手を震わしながら、
後の戦場の象徴になるであろうガンダムを対峙させる。
姫様のはじめての戦場の景色が“ガンダム”だという流れがが良かった。
一軍は戦闘域を離脱。敵が敵なんだろうけど、尻尾ぎりで本当に酷い会社だ。
それを読んで先に信号弾をセットしていたので打ち上げる。
おとりとして利用するながれは、一癖も二癖もある奴らだと思うことができた。
モビルスーツ登場。この流れは王道って感じでいいね。
「どこにも逃げ場なんてない」
モービルスーツがでてもそれに屈しないオルガ。
3番隊のリーダの風格を感じさせものだった。
ダンジーが基地を守ろうと敵に近づきすぎて戦死か……いいやつかもわからないまま逝ってしまたな。
「こんな所じゃ終われねぇ。だろうミカァ!」
絶対の絶命のピンチだが敵に屈することなく叫ぶオルガに応えるかのように
ミカが操縦するガンダムがあわわれる。
いやぁここは本当決まりに決まっていてかっこよかった。
ビーム兵器ではなく巨大なランス。そこに彼等らしさと男のロマンを感じるね。
「ここじゃないどこか。俺達の本当の居場所に」
「うん、行こう。俺たちみんなで」
あの時からなにも変わらない決意を胸に、血を流してでも本当の居場所に行く。
そのはじまりを予感させるシークエンスだった。
またガンダムと朝焼けの美しさにみとれてしまうと同時に、戦闘で起きた煙によって血を流してでも本当の居場所に行く決意にも似た希望が、まだもやの中でしかないと伝わるように解釈できるのも良かった。
OP&次回予告
戦艦がどんなものか、ベルガギロスぽいの、新武装。、商店の子が
やっぱり幼なじみだったことが予告とOPで判明。
だが名前があかされるまでは公式サイトみません。だってかわいい子の名前は本人から聞くのが筋だからね。楽しみにしながら次回を待とうと思います。
情報の量が多かったがその出し方がうまく火星の設定、どんな技術があるか、どんな人間がいるのか、見ていてとてもわかりやすい作りになっていた。
「鉄と血と」そのタイトル通りのことをしつつ、ガンダムの登場などの決めるべき所はダイナミックにみせる。ロボット戦闘はとくに煙というものが効果的に使用していました。
「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」 第一話、非常に完成度が高い回であるといえるだろう。