コンクリート・レボルティオ~超人幻想~ 7話 「空も星も越えていこう」 感想
「空も星も越えていこう」 感想
正しいことは嘘をつかないこと。それが正義であると盲目的に信じるあまり、その正義の心を利用され、純粋さゆえに大衆はアースちゃんが正しい正義だと信じこむ。
嘘をついて生きてききた人々、選ばない人々の後のこの正しさゆえの皮肉は、以前の話があったからこそだと思えた。
宇宙でのやりとりも極力デフォルメ化。そんな低軌道じゃ落ちるだろと突っ込みいれつつも、その簡略化と遊び心がともなった画面は楽しいものだった。
現実的な被害が及んだ公害をみせることで、嘘をつき続けていることの危うさを提示できているのが良かった。正しいことは正しいと言える世の中でもなくてはいけない。
嘘をつかなければいけないこと、嘘をついてはいけないこと。両方があるからこそ世界は回る。そういうものだと感じれた。
デフォルメとナチュラルな芝居がすばらしかった輝子ちゃんの可愛らしいサービスシーン
シャンプーをなじませるやわらかい手の動きと間がお気に入り。
しかしなぜ人吉は輝子ちゃんの一人ごとが聞こえていたんだ……という突っ込みは意外と声でかいかもしれんということにしておきました。
魔女だと他人に言われただけで信じれなくなるアースちゃん
夢の欠片である金平糖を捨てられるのも信じれないからなんだろうね。
人には嘘が必要だからと金平糖をさしだす。
夢をみるための嘘も必要だとあんに教えてからの
家族と普通の少女として生活をしたい。そんな夢をみるアースちゃんがかわいい
音響のフンワリとしたパルス信号とでもいうのだろうか、
これがアースちゃんの感じてる癒しの音なのかもぢれないと思える心地よい音楽での締めは音を上手く使った素晴らしい演出だった。