うさペンの館

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ジュエルペット マジカルチェンジ 39話 「また会う日まで」 感想+総評

ジュエルペット マジカルチェンジ 39話 

「また会う日まで」 感想+総評

 

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ついに最終回がはじまってしまった。

 

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仕事あるし、面倒くさいし女王なんてやってられねぇ

きょとんとするあいりちゃんとローラがかわいかった。

 

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友情、努力、多数決。

戦わずしてルーアーが女王様に。

平和な解決が微笑ましいなぁ。

こういう展開になかなかならない点でも、いい落とし所を選んだと思えた。

 

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ママさんをつれにパパはでかける。

魔法がかかってとか、魂が封じ込められたわけでなく、あそこに収納されてたのか。

あいからわずぶっ飛んでるなぁ

パパさんがいなくなっても、やれやれって感じなあいりちゃんがうさかわいかった。

 

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いつ会えるかも解らいない。

けれどルーアーのことを誇りに思い送り出すローラは謙虚だなぁ。

34話でのテンプレ勘違いお別れあったりと下地があるからか

お互いがお互いのことを思っているからこその落ち着いたやりとりでもあった。

 

「一年で一番人間の心が奇跡を信じる力で満たされるから」

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奇跡を信じる力でみたされる。きっとそれは星の輝きのようなもの。

星を写したコンテの切り方がそう感じることができるものだった。

セリフ回しも素敵で好きだなぁ。

 

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オパール様からジュエルペット全員がジュエル城を立て直さなくてはいけないと告げられる。

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「わたし魔法なんて信じない」

ルビーたちをいかせないためのあいりちゃんの言葉が胸に突き刺さる。

魔法の力を信じて、その可能性を一番知っている彼女の反抗だからこそといえるものだった。

 

「そしらたらルビー達が魔法を信じさせようとして、そしたら、みんなと別れずにすんで……」

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ルビー達と一緒にいたいけど、魔法の力も信じたい。

涙をながすあいりちゃんの姿に泣みだをためてしまう。

どうしようもなく流れでてくる涙は素晴らしい。けど悲しいよ。

あいりちゃんと共に成長してきたからこそ表現できる作画による芝居、声優による演技も素晴らしかった。

 

「解ったよあいり。ルビーだってあいりとさよならしたくないし」

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ジュエルペットシリーズで常に主人公の側にいたルビー。

さよならしたくないという思いの長さは違う。

一番ながくつきあってきたことを考えると気持ちがこもってしまう演技もしかたない。

人間らしさがみえるというのは好きだなぁ。

 

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重り、地引き網、千羽鶴

なんとかしたくてもできなくて涙をうかべるルビーをみるあいりちゃん。

わたしと同じように別れたくないと思っていることを嬉しいと思いながらも

このままではいけないと思っている表情。

ちょっとした口の緩みとかで表現できているいいカットだなぁ。

 

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ソウヤボーイとのお別れ

 

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朔太郎とのお別れ

別れが積み重ねていくのは、ほんわかするけど悲しくなるなぁ

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生温いときって捨てるラリマーにはくすっときた。

ラリマーはラリマーのまんまだからこそかな。

 

「あいりは僕と違って最初から魔法を信じてただろう。小さいころから魔法や不思議なことが大好きだったじゃないか」

「そんなの忘れた」

「忘れるのはいいけどルビー達と過ごした時間まで忘れるのはだめだと思うぞ」

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「ルビー達と過ごした時間があるからこそ今がある。

そのおかげで僕も魔法のことを信じられるようになった。あいりがいかなきゃみんな悲しむぞ。いいのかルビー達を悲しませたままでそよならしても」

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「そんなのやだぁ!!」

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朔太郎の説得は、小さい頃から魔法を信じているあいりちゃんをしっているからこそのもの。

ジュエルペット達も説得するパターンもできただろうけど、
あえてそれはしなかったのは人間達だけで信じたいという方向に向かわせたかったからだろう。

揺らぐ涙、ルビーの願い事、強く床を蹴りながらマジカルストーンを握る臨場感、

だんだんと心を開いていくような芝居、泣きの演技。

そのすべてが合わさったすばらしいシークエンスでした。

 

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あいりちゃんの葛藤を経て。人間の科学の力でジュエル城に。

明るいあいりちゃんに戻ってくれて嬉しい!

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うさああああああああああああああああ

あいりちゃんのうさなびきもうさ素晴らしすぎた

 

 

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マジカルストーンの力でルーアーがジュエリーナ女王に。

ふつくしい……落ち着いた感じがなんとも好みです。

わんわんないちゃうローラかわいいなぁ

 

「あいり達もルビーのこと忘れないでね。大人になって他に楽しいことたくさんみつけても、お仕事するようになって毎日疲れちゃっても、結婚してお母さんになったとしても、ルビーのこと思い出して」

「うん、絶対に忘れないよ」

二人は手をつなげあって明るくふるまおうと笑い合う。

お別れの日に涙を流したくない。だけど涙は心から生まれてしまうもの。

それを止めることできない。

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「もし忘れたら、そのときはジュエル城が落っこちてくるから思い出すし、だからルビーもそれまで元気で、あたしのこと忘れないで……」

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抱き合う二人が流す涙は悲しみだけじゃない。暖かい色に満ち溢れていた。

 

お別れにシークエンスも素晴らしい。

ジュエルペット てぃんくる☆を思い起こさせるようなカッテイングというのも嬉しいかった。

 

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「いつかまた会う日まで」

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ラブラが生温いといいつも最後の最後で涙を流し、それをルーアーが支える方向にには可能性を感じた。星となって遠く離れても側に居続ける。

今までのキャラクター総出演で話の積み重ねを感じさせ、ありがとうが一杯詰まったお別れは心が暖かくなった。

33話の魔法使い回で雲を晴らし流星群をみたときのあいりちゃんの台詞を思い出す。

「流れ星の願い事は魔法みたいにはすぐには叶わない。でもね、この綺麗な星にお願いしたんだって思ったら、その願い事が本当になるように頑張れるんじゃないかなぁ」 

星になったジュエル城のことを考えながら星空をあいりちゃんはこれから見上げていくんだろうなぁ。

 

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ルビーが降らせた大福混じりの雪は、奇跡の力を信じていたからこそ。

最後の最後までほんわかできた。

 

 

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「もしかしてこれって」

無限ループ怖いからのジュエルウォッチの世界にいたという終!

色々と奇抜で逃亡中も毎回楽しかったなぁ。

 

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恒例のED合唱!! 楽しいなぁ。

 

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母親になったあいりちゃんとの再会。

うさああああああああああああ

終わってしまった……けどまた会える。 

終わってしまうのは辛いけど、

幸せな気持ちのままいさせてくれる素晴らしい最終回だった。

 

総評

多種多様のシチュエーションでのうさかわ作画、あどけなくも母性たっぷりの内面の良さ、あいりちゃんのうさかわいさはキービジュアルの時点で期待していた以上の魅力的に描かれそれがまずもってうさ素晴らしすぎた。

毎週毎週会えることを楽しみなキャラクターそれがあいりちゃん。

そのうさ素晴らしいあいりちゃんを軸にして展開した話は、

奇抜で面白くて楽しさ一杯。だけどカオスになりすぎない絶妙なラインを保ちお話としてなりたっている。突っ込みを小刻みにいれながらテンポよく観られました。

また泣かせにくるのではなくほどよくほんわか感動させてくれる話もあって

全体通して距離感が好みな話ばかりでした。

マジカルチェンジならではの変身は、可愛らしいものから奇抜なおじさんなんじゃこれまで、設定を活かした話というよりも画面をより彩り豊かなものにしてくれた。

メインの話である人間が魔法の力を信じなくなったというのも、そこまで深刻なものにせず、後押ししたりきずかせてくれるものばかり。物語を動かす原動力というよりもキャラクターと共に成長し、きずいていく形だったのも好みでした。

アニメとしても奇抜な発想なものが多い。

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お弁当になり買い物袋から顔を覗かせる。

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なにをどこからどう突っ込めばいいのか解らない入浴シーン

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なぜそのネタ覚えてるし

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スケスケだから、スケルトンアイドルって挑戦的だなぁ……

 

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なんかここどこかの空き地似てないかぁ~

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ペーパーマリオを思い出すようなペラペラな世界

 

突っ込み所があったり、あまりアニメでは使われない画面をつくりだしくれ、

見ているだけで楽しい面白いと思えました。

 

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あかりちゃん登場のサプライズは嬉しかったなぁ。

 

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なんてうさかわいんだろう。

あいりちゃんのうさ可愛らしさを表現しきった作画もうさすばらしかった。

簡略化した表現をつかっての力の加減が上手く、

全体通して高クオリティな作画のままで崩れた所はほとんどない。

むしろ力が入っている魅力的な作画が多く、お芝居をさせきれていたのも素晴らしかった。

演技に関しては早口だったり台詞の言わせ方だったりと遊び心が多く、全キャラ通していきいきとした演技でした。それでいてきっちりシーンにあった演技で気持ちをのせきれており、その点も素晴らしかった。

 

 

ジュエルペットマジカルチャンジ

うさかわいさと楽しさに溢れた心に残る素晴らしい作品でした。

制作に携わったスタッフの方々、

たくさんうさ満足させてくれたあいりちゃん、ありがとうございました。

いつまでも忘れないよ、また会う日まで!