コンクリート・レボルティオ~超人幻想~ 12話 「八高超人墜落事件」 感想
「八高超人墜落事件」 感想
嘘に満ちた幻想の世界が徐々にあかされていく
幻想にあこがれ、幻想にだまされていた二つの軸の中で動いていたこの話
鏡の中の輝子は強く自分を信じたいという彼女の心そのもの。
幻想を抱きすぎることによる危うさをみせてはいるが、
今回はその行為が真実にたどりつき、幻想の中の正義というものを提示できていた。
アースちゃんの夢の話とも関連されており、夢を幻想を重ね合わせてみるとより意味があるものになっていた。
幻想にだまされていた軸の爾郎は
ジン、いままで忘れていた兄弟の再会から天弓ナイトの真実があかされ、
幻想は悪だという捉え方になっていた。
二つの対比と折り重なりが魅力的だった話だといえるだろう。