うさペンの館

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赤髪の白雪姫 24話 「そして物語、私の道」 感想+総評

赤髪の白雪姫 24話 「そして物語、私の道」 感想+総評

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ゼンと歩み道を再確認する最終回
爵位をもらったミハヤと、友人の称号を贈るためにサカキがタンバルの使者としてやってくる
ミハヤが爵位をもらえたのは嬉しかった。キャラクターの方向性が少しのきっかけで変わるんだなぁと感心。
あれから変化した日々が今一度印象づけられたりもした。
友人の称号はラジのこれからも良い関係をきずきたいという想いが形となって表したものだけでなく、王家の後ろ盾を得るもの。面倒ごとになったら相談ごとをして欲しいということだけど、そこまで考えてるとはラジ王子も成長したなぁ。
またこの友人の称号、友人としていつづけてもいいという兄さんをの想いを語らせるものにもつながる。
二人のあいまいな関係をくぎをさし、ラジ王子とは友人だと印象づける
後の決定的に友人関係ではないゼンを描くうえで対比をさせる役割をも果たしていた。
ゼンと白雪は共にゆくことをたしかめあっての、キスやお姫さま抱っこでのイチャラブ展開。
きゅんとなれる展開で読者に恥ずかしくなってもらうというサービスシーンでありつつも、12話よりもより近い距離でなんど
なんども愛をたしかめあうのは、離れていて愛情をはぐくめたことの証しだ。
さらにこれまで語られてきたクラリネスの美しさが彼らのつながりをもり立てる。
きらびやかな丸いぽわぽわした輝きでなく、花と水と風が彩られた世界は彼女達が道を切り開いたのを祝福するかのようでした。この作品を通して感じたことを映像にのせきったスタッフさん素晴らしかった。
ラストは白雪の歩みで締め。最初も最後もその一歩から。そしてこれからもそうある。この歩みはこの作品の象徴でもありラストを締めくくるのにふさわしいものだった。

 

総評
二クール目はゼンと白雪の物語よりも、彼らの周りにいる人達が多く掘り下げられた。

特にラジ王子の友人にいたるまでの道は大きな成長と共に魅力的に描かれる。

ダメダメ王子というポジションからの、ハイ上がりを丁寧に扱いきれていた。

またミハヤの登場のさせかたが良かった。彼も落ち目のダメダメさじゃラジとためをはめるが、ラジ王子とは別の方向で彼等を助ける。願望を消さずに都合のいいキャラにしなかった。それが様々な人々とかかわり、悪意あるものにリアリティを与えていた。

海の鉤爪編は都合の良さを感じさせなかった要因の一つで、それが緊迫感につながったといえる。ダメダメだった奴らの活躍。一クール目ではなかった話しを提供できていた。

また離れていた人達の物語ともいえる構成になっており、オビの愛人ポジションや、遠くで想い合う白雪とゼン、ひさしぶりにあったラジ王子やオビの友人トロウ。

離れたからこその展開や、離れたからこそ違う一面がみれる。そのあたりニクール目はあますことなく観せてくれた。

近づくばかりが付き合いじゃない。この世界の広さを感じさせものだった。

攻めるヒロインではなく、守られけお姫様に変異して白雪はかなり落ち着いた印象だった。

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アニメとしては、海の鉤爪編で炎が印象的。最後の一時のよるというランプの使いかたから、蛾があつまり不穏な予感をさせ、事件が起こった時には燃え上がる。平穏な時の写りかわりは一クール目のころとは明確に違うになっていた。

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また星の繋がりと背景美術の美しい世界観が継続して行われた。

一クール目提示した世界観を壊すことなく、維持しつづける。だからこそ、その彩りはどこまでも輝きをましたのかもしれない。

しかしニクール目はうさぎさん要素がなかったですね。そこだけは非常に惜しい(個人的に)

ああ~白雪ちゃんぴょんぴょんうさまねしてくれれば、りんごうさぎちゃん爆誕だったのに。惜しい人材だった!(個人的に)

 

赤髪の白雪姫、それぞれの歩んだ道と美しい世界が素敵な、素晴らしい作品でした。

制作に携わったスタッフの方々、ありがとうございました。