うさペンの館

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無彩限のファントム・ワールド 13話 「永遠のファントム・ワールド」 感想

無彩限のファントム・ワールド

13話 「永遠のファントム・ワールド」 感想

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エニグマ戦後半。
ハッキングをして情報を掴み、エニグマと対峙。
強化ファントムとして人間によって歪められ進化した存在という事実は、施設を襲う理由としては十分。
出会ってきたファントムとの違いをもう一度はっきりとさせ、解りやすい話の進行だった。
過去のファントムとリンクする部分はファントムの召喚程度で、前回の話しとだけつながっている。最後の人間としてというまとめ方はバックボーンが主人公には少したりないように感じた。
一人でいて欲しくない、家族としてエニグマを迎いいれる展開だったらまた違ったんだろうなぁ。一人で孤立していた人が主人公サイド多くてやりやすかっただろうし。
その分、おしとやかルルちゃんとキスして覚醒。ギャルゲー要素的にも美味しいイベントでこの作品らしさがでていた。

最後は母と再開。想いが形となった暖かいラストだった。

 


総評
おっぱいがはじけとぶアニメとして爆誕した今作品でしたが、子供と小人と大人が交わり、家族とのつながりをもう一度体験させてくれる温かい作品でした。孤独でさびしい生い立ち、母親になる苦労、子供からみる大人の世界など、エピソード面で家族としてのつながりや子供から見える世界を掘り下げているのに加え、アニメとしてもその下地を十分にできている。
目線のおきかた、世界の広がりがた、大きいものと小さい者の区別、誰がなにをどんな目線でみているのか、もしくは見えているのか徹底しており素晴らしかったです。
思いでについても、曖昧なもの、憧れているもの、嫌われた苦い経験、消えたけど残っているもの、このアニメは様々な回答をしています。その中でも特に良かったのは消えたけど残っていると伝える際の描写。
水溜まり、夕焼けの世界、買ってあげた本、そのどれもが心に響くものでした。
幻想の世界とはモンスターがでてくるだけの世界ではない。子供のころの体験も含んでいるとこの作品は伝えてくれています。曖昧で傷つきやすい、でも温かい。ちょっと背伸びをすると良い思いでに変わる。大人にとぅては幻想と呼んでもいい。だから輝いていることが多かったのだと思います。
ギャルゲ要素でも今作は楽しませせてくれた。ヒロインの視線や構図が主人公を意識し、それを主観で観ることができるカットが多く、はちゃける時ははちゃける。エロというよりも、健全に一歩踏みこめていたのがお約束というイベントにせず、彼女達らしさを保たせていたのが良かった。

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そして特筆すべきはうさぎさん要素が多かったこと。後半こそ影を潜めてしまいまそたが、常にハイクオリティで、素晴らしくうさ満足させてくれました。京アニがうさみみを大事にしてくれて本当に嬉しい。最高だ。


無彩限のファントム・ワールド、幻想の世界のなかで輝きをみつけることができる素晴らしい作品でした。

制作に携わったスタッフの方々、ありがとうございました。