うさペンの館

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コンクリート・レボルティオ~超人幻想~ THE LAST SONG 18話 「セイタカアワダチソウ」 感想

コンクリート・レボルティオ~超人幻想~ THE LAST SONG 18話 「セイタカアワダチソウ」 感想

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娘のためにヒーローであり続けようとする。
人間マンはそのためだけに良い行いもし、誘惑にも負けない。
一人のパパとして、そんな純粋な理由だからこそ応援したくなった。
今まではヒーローの暗い面を扱うことに比重をおきすぎていたので、このエピソードは嬉しいサプライズと呼べるほど。
その上で作品の世界観を怖さない。セイタカアワダチソウによる能力の発現とナイノリンの抑制、正しいことかどうか、正義の本質をしっかり問い直す場面もあるのがよかった。
アースちゃんと人間マン。どこに正義の違いがあるかを明確にさせることは確かな意味がある。
人間マンに人間味がある、人を救いたいなんて思ったことはないという言葉がよりそれを感じさせてくれた。

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また人吉は人間マンと、輝子はその娘と共通のつながりがあるというのが画面を通して出ていのもぐっときた。
超人が好きだった、超人が好き。その主張がみせる世界はかつての面影とありふれた子供像。
当たり前にこの世界にもあこがれる人がいるというのは強い原動力になる。
ヒーローの苦悩を描く前に描いて欲しかったものが、やっと作品として提示された。
やって欲しいことをやってくれて心地良かったです。極端な悪でも極端な正義でもなく、当たり前の正義が一番共感を生む。
だからこそ子供のためにただかうのが超人だからだという人吉の台詞は、よりこの世界の不条理の中で輝いていたように思えた。
その言葉を聞いて娘が人間マンを助けて欲しいとお願いする。
超人病を広めるものを守るなんて悪いことだ、そこからの転換がたったひとつの台詞でなっとできてしまうのも当たり前の正義ゆえだ。
二人と二人の過去と未来がかさまり、現在に大きな価値をもたらす。
最後の手をつなぐ親子というのは、超人ではなく当たり前の日常への帰結。
当たり前の正義が作り出した大事な親子の一歩というこの話にふさわしい最後だった。