うさペンの館

主にアニメの感想置き場です。

アイカツスターズ! 第12話 「はばたくガールフレンド♪」 感想

アイカツスターズ! 第12話 「はばたくガールフレンド♪」 感想


ライブを早々にすませて、今回は未確認生物ときびしくてやさしいつばさ先輩という導入からはじまります。
ということでまずライブの振り返り。
あわわうさぎしてる夢ちゃんをみながらファンができ、夢とローラの名前が知られていることで成長したと感じながらライブがはじまります
花園にまう花を、ぶんぶん蜂になっている気分でみる。
カメラの交互のアングルといい、デコリすぎない衣装といい好みな曲とライブ映像でした。
さてそれが終わると、謎の未確認生物に遭遇。そのことで遅れ、翼さんに門限のことおしおきタイムを命じられる。
どんなことをされるのかというと、掃除というこれまた当たり前のようなことでした。
またこの時に今回は先輩にスポットライトをあびせるということで、コーデ紹介とは違う、ゆり先輩のきさくな一面もみられました。
この視点の追加も絶妙で、後輩では知り得ない視点をみせることができ、そういう意味でも良い展開ででした。
それからは、ごほうびタイムといってラムネをわたしたり、朝っぱらからみだしなみチェツクをしたかと思えば、おやつは300円までという遠足気分なチェック。
この珍妙さと独特な雰囲気の作り方が、アイカツぽいよなぁ。
これは真似てできるもんでもないので、本当あこがれますね。
この雰囲気があるから、きびしさがマイルドになっている。楽しく視聴を続けられるというのはとても重要なことです。
寮生が持ってきたユーリーがみつかってからは話の方向性が変化します。
そして厳しい翼先輩は、ひっこみ事案だったのを直したくてアイドルを目指し、
ほーちゃんと離れ離れにならざるおえなくなった過去があかされる
アイドルは強くならねばならない。そのためには孤独に負けない。

EDの歌詞のフレーズでもある通り、とても重要なテーマです。
ほーちゃんとの出会いによって孤独を癒やされた過去があるわけですが、それはこの寮内ではしてはいけないことです。
一つ動物を容認すれば、それは規律をみだすことになる。
ここまで徹底して規律を守る理由、それは厳しい社会に身を投じるアイドルだからです、だからこその拒絶なんですよね。
でもその悲しい出会いのままで、終わらせないのが素晴らしい。
S4という友人でライバルである仲間を得た翼のように、ほーちゃんが家族をひきつれてやってくる。
家族をつくる。それは人里から離れ、孤独にならなければできないことです。
これは孤独の肯定でもあり、アイドルとしてトップの中で生き抜く上での肯定でもあります。
これって普通はやらないというよりは、やれない展開なので度肝を抜かれました。
普通はアニメだからってことで、可哀想だから仲間にしよう、飼おうって考えるのがよくある展開だから。
しかしアイカツスターズの世界は違っていて、当たり前に厳しいんですよね。
ペットが禁止な場所で飼っていけないものはいけない。これをいい方向にみせるっていうのはなかなかできないです。しかし今回の話はそれに意味をもたせ肯定さえしています。だからすごいんです。
翼先輩のパーソナルな部分に触れると同時に、アイドルの肯定もする。
そして最後はS4として今の生き方さえも肯定をする。
孤独になり頑張ることができたから、手に入れることができるものがある。
アイドルのトップというのは常に孤独です。そういう意味でも今回の話というのはとても重要なテーマを上手くまとめた素晴らしい回でした。

 


今週のうさぎ! 

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緊張うさぎ。

人前で練習するのを恥ずかしがっていた娘なので、この緊張ぷりが初々しくていいですね。キャラのパーソナリティを大事にしてくれるのとって大切です。

 

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オドロキうさぎ!

うさみみをぴょんとたたせての反応。あわわ感もたまらんね。

 

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うさあああああああああああああああああああ

翼先輩にお姫様抱っこうさぎされるゆめうさぎ。

この小さくぎゅっとなっているのが、うさぎらしくてかわいらしい。最高や!