うさペンの館

主にアニメの感想置き場です。

2016春アニメ 感想 放映が終了し視聴した21作品まとめ

2016春アニメ 感想 放映が終了し視聴した21作品まとめ

 

 

学戦都市アスタリスク 2nd SEASON

 

学戦都市アスタリスク 2nd SEASON
フェニックス決勝だったりはあったんだけど、
総合的にみてユリスと綾人ペアより、父さんの思いを引き継ぎ戦う紗夜、死の淵で折鶴を放った綺凛ちゃんペアの方が面白い試合に恵まれてたなぁ。
戦わって勝つ理由と信念がこっちのほうが強く感じたし。
ユリスと綾人はただ漠然とした優勝をかかげ、わりと敵とのやりとりを必要としなかったからなぁ。
一期の綺凛ちゃんやイレーネの時みたいな試合があると良かったんだけどなぁ。
あ、でも坊主コンビとの戦闘はコンビプレイで面白ったよ。息を合わせて乗り越える。ちゃんとバトル物にはなってた。
でも他の人が、わりとかませだったり、力の制限乗り切ったりしただけだなのは残念だけど。
とまぁ、試合についてはそこまで。日常のヒロインズ達はかわいいし、デレイベントは多くて安心してみられた。なんというかノーストレス。養分だけ補給できていい感じ。
フローラちゃんとのパフェのやりとり良かったじゃ~
後は忘れちゃならねぇ綺凛ちゃん。ドレスでしがみついてかわええやん。
一期よりはうさ活躍少ないの残念だけど、一度表舞台にでたらさすがのうさぎ力でした。
ああ、もふもふ撫で撫で、ええ白うさぎちゃんだね。
クローディアさんがあんまり活躍してなかったり、友人がいまだ謎だったり、レスターさんツンデレかわいいくてええやんとか、もっとサービスシーンいれても良かったなぁとか、いろいろ言いたいことあるけど、
学戦都市アスタリスク 2nd SEASON、ヒロインズの可愛さとバトルを気楽に楽しめる作品でした。
製作に携わった方々ありがとうございました。

 

 

 


パンでPeace! 

パンでつながるわたし達はパン友、、ということで始まった物語。
ノアちゃんを女神にし、パンを紹介しながらゆるくつながる百合を楽しめる本作。
もちもちしてふわふわで、パン好きだけに留まらずパンのような感じな女の子ばかりでした。
だからなのか全体的にふっくらした雰囲気でしたね。
美味しそうなパンを観ながら、パンに包まれているかのような気持ちになれる。
視聴しているわたし達もパン友にならないかっと語りかけてくるかのようです。
途中から参戦したのえちゃんは、ぴりっと雰囲気を変えてくれて、
特に冬美ちゃんとのやりとりで、またまた違う百合ぷりを発揮してくれました。
張り合える相手がいると、お話の方向性がわかりやすく、短い時間でもぎゅっ中身がつまっていた。
パンというよりもどちらかといえば、パンを食べている彼女達を楽しんで欲しい。
パンのイメージをつけた後は、サービスカットや日常を多めにしてくれているので、
彼女たちに視点をあわせて視聴できました。
好きなキャラは冬美ちゃんかなぁ。出番の多さ、そして胸の大きさ的にも……(こらこら)
まぁ一番百合バリエーションが多くてニヤニヤできる回数が単純に多かったしね。
パンでPeace! パンのようにふわふわでもちもちな彼女達の日常を楽しめる良いアニメでした。
製作に携わったスタッフの方々、ありがとうございました。

 

 

僕のヒーローアカデミア

個性がないからヒーローになれないことはない! ということではじまった本作。
気合いでなんとかするヒーローではなく、個性が職業にまで影響する理屈をとわれるヒーローでした。
それゆえに残酷というか、本当命がけだもんね。
ヒーローのカリキュラムや、ビランの襲撃。それを感じる場面が多かった。
そしてヒーローではなく常に人としての葛藤をうむ。
オールマイトとにしてもそうなのだが、どこか弱さを持っており
だからこそ共感できるというか、人間みのある所に惚れこんでしまえる。
弱くても力がだせなくても虚勢をはって頑張るしかない。そんな男の生きざまがすげぇかっこ良かった。
また「君はヒーローになれる」、なにものにもなれない存在を認めるられ、緑谷君をとおして勇気や希望をもらえた。
ひとつの台詞がもつ力が大きい、本作のその一例かなぁ。しかもそれが言わせたいための台詞ではなく、キャラクター一人一人の台詞となっている。それってやっぱりすげぇなぁ。
爆豪戦では小さかった少年の成長を、びらん襲撃戦では戦うべきの本当の姿と現状の立ちいちを知る。
成長と挫折、カタルシスを生む丁寧な話の構成も良かったです。
アニメとしては、拳や手のひらの圧倒的な存在感が目を引いた。
ヒーローの象徴オールマイトの武器が拳というのもあるからなんだろうけど
力強いだけでなく、ときには弱々しく、ときには怒りをあらわし、拳だけで芝居をやれるなんてすげぇ。
うまいアニメーターさんの話を聞くと手をどれだけうまく描けるかなんてことも言われており、
ヒロアカスタッフはそれを満足にこなせる人材がそろっていたと言えますね。
また風ということにもこだわっており、とにかく吹き飛ばすという映像美は圧巻。
ぬるぬると動かすだけが戦闘じゃない。本作はそれを体現していました。
そして本作はなんと二期が決まっております。いやぁどうなるか楽しみ。
でも一期の締めだけはしておこうかなぁ。
僕のヒーローアカデミア、理想と現実の狭間でヒーローとしてどうあるかを追い続けている素晴らしいアニメでした。
製作に携わったスタッフの方々ありがとうございます。二クール目もよろしくお願いします。

 

 ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?

はじまりは一つのオフ会から。ネトゲやってた全員が同じ学校の生徒で美少女。
なんて羨ましいような羨ましくないようなスモルワールドすぎる展開からはじまります。
このありえない前提がいいですよね。やっぱり余計な手間なく、全員がリアルワールドを共有できるわけですから。話がコンパクトになっており非常にスムーズだと感じました。
さてそんなはじまりからさほど雰囲気が変わらずに、ネトゲーマ達の日常をぶれずに描けていました。
それと同時に物語とし、あこちゃんにネットとリアルの区別をつけさせる成長物の側面をみせ、物語として縦に深い部分もありました。
学校が嫌でクラスの人とどう話せばいいのか解らない。リアルじゃなくてもネトゲ最高でいいじゃんというのにおさまっていた。
陰湿ないじめがあったりというのがないおかげで、物語としてやりたいことの軸がぶれませんでした。
そういうものからヒロインから救うというのはヒロイックでかっこいいのですが、物語の舞台装置になりがち。
ネトゲ嫁はあくまで、そうではあってはならない。日常物として、そこにわたし達が普段感じるリアルと呼べる学校像が必要。なにをされるわけでもない、なんか学校めんどくねぇ。
そのちょっとしただるさが良きポイントでした。
段階的にあこちゃんが段々とリアルになじんでいく、それは学校としての日常を捉える言葉がで適確だったからにほかなりません。それ以外の突拍子もない面白い発言含めて、良くできたなぁ、
さて、リアルはリアルで成長している姿をみせている。
ならネトゲ嫁としてのネットぽさをどう描いていたかというと、その緩い雰囲気やゲームでのやりとり、ネットスラングを用意た豊富なネタにつきます。
それぞれキャラがたっていたおかげで、そのやりとりはおもしろくネトゲしてんのだ楽しそうだなぁと思える程でした。この重要な部分をしっかりやれていたっていうのはこの作品においては価値あることです。ネトゲの楽しさを伝えないと成立しない部分を見事やりきることができました。
さらにこれだけネタとしては濃いものを使用しているにもかかわらず、くどくないのが良い。
絶妙な加減のおかげで、気楽なまま笑えました。一歩間違えればしらけることもあっただろうに、すげぇバランス感覚だなぁ本当に。
キャラとしてもシュバインこと茜ちゃんのバランス感覚もすばらしくて、恋人未満友達以上の友人関係の好意のよさかたがよかった。このあたり、口元でしめたりとわかりやすくしてくれていい感じににやつけました。ええなぁ本当。
爆弾嫁なあこちゃん、課金まつりの会長、きさくなセッテさん、親衛隊と頼れる年上の猫姫さん、どの女性キャラもいいんだけど、特にシュバインが個人的には好きでした。
作画もくずれることなく描き、サービスシーンもばっちりで、つくりに隙がないアニメだったなぁ。
ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? すぐれたバランス感覚により楽しいネトゲライフを描くことができた素晴らしい作品でした。
製作に携わったスタッフの方々、ありがとうございました。

 

くまみこ

ハイテク物知り熊のナツと、勘違い田舎っ娘のまち。
その二人の奇妙かつ村社会の狭い生活間を、ブラックユーモアでアレンジしたお話でした。
都会を目指そうとしているがあまりにもずれすぎた知識に思わず笑い、というのがはじまりだったなぁ。
ヒートテェクだったり島村だったり、庶民の女子から目指すハードルの低さも新鮮でした。
ハイテクと田舎の科学反応をここまで面白いとは。
またお互いに強依存なのが、これまで村社会の中でしか生きてこなかった感じがしていい。
その黒いようでやんわりとしたものを笑いにしてる限界ギリギリのところまでつめ、これまで生活してきた息ずかいが聞こえてくるってすげぇです。
ただ話の構造がどうしてもまちの勘違いにとどまってしまい、同じことやってるようにも感じる瞬間があった。
村で農業にいそしむ街ちゃんだったり、なつと少しおさんぽしたり、他の巫女さんが出て田舎娘勝負を挑まれたり、
個人的にはそういうのも観てみたかった。まぁこれはただの願望なんだけどね。ブラックユーモアともなんか違うし。
またそれよりも村から離れ外側の世界である仙台に触れた回がなんとも。
アニメとして成長ものをやろうとしたら結局失敗した感じに。
やるべきことは内側の社会でのブラックユーモアであって成長ものでもなかったし、無理があったんだろうなぁ。
よしおの生け贄発言がとかもうね。まぁこれ以上言うとただの愚痴のひろうになるのでこのへんで終わり。
アニメとしてはその無垢なまちを芝居面でも補強しており、その点も素晴らしかった。
あのだるそうでめんどくさい感じとかなかなかみられんからね、本当。いやぁ、素晴らしかった。
くまみこ、無垢なる少女のこころの珍妙さと、ハイテク熊の黒くやさしい感情を、同時に閉じ込めた良いアニメでした。
製作に携わったスタッフの方々、ありがとうございました。

 

 

あんはぴ!

不幸をその身に宿らせてしまった少女達の幸せの物語。
まず本作における不幸というのは、不幸な境遇を増長させるものではありません。
注意力であったり、ちょっとしたつまずきであったり、不思議すぎる現象であったりそういうものです。
これは日常ものです。そのヒロイン達が不幸というのは日常ものにおけるまったりした空間や微笑ましい世界を得られさそうな設定なのに、なぜか本作は安らぎや安心感を得て頑張れと言えてしまう。それは、当たり前で不思議な不幸だったかというのが大きかった。そういう発見ができた作品という点でまず本作は非常に価値があるものです。
本作は日常ものとは少し変わった世界でキャラクターもそれにおうじて変わっている。
ひばりちゃんは工事のおっさんという変わったものに恋してる真面目な子、
あんちゃんは天から不幸を授かりし笑顔花マル女の子。
ぼたんちゃんはおっとり虚弱体質
ひびきちゃんは迷える王様系ツンデレ
レンちゃんはすべてのメスをしたがえるクールビューティーガー
こんなこと起きるわけがぁあああああ、みたいな世界なんでかなり濃いキャラづけでみんな個々にとんがってたなぁ。
だからこその独自のやりとりが本微笑ましくて楽しかった。
百合要素も濃すぎず薄すぎないいいバランス。
キャラによってのやりとりの違いもあって多種多様でした。
それに彼女達をみているとちょっとした不幸がなんだいって思えるんだよね。
日々の生きる活力とかそういうの、そうものを与えてもらったなぁ。
だからなんだか終わるのがさみしかったのよ。なんかぽっかりと穴があいたというか。
ああ、その時すげぇ心に残る作品だったなぁと感じたなぁ。
物語の大筋は友達と楽しい日々を過ごすなかでなら、幸せはみつけられるということでした。
そのために与えられた課題があり、その最後のまとめ方が上手い。課題のへんてこな感じも非常に面白かったです。
あんはぴ! 笑顔や活力をたくさん彼女達からもらえた素晴らしい作品でした。
制作に携わったスタッフの方々、ありがとうございました。

 

キズナイーバー

痛覚共有からはじまるキズナの出会い。
そんな一話からだんだんと心の奥底まで迫っていく物語。
その主人公として選ばれたのは、痛みなにそれ美味しいのという勝平君。
このなんともつかみ所のない主人公がまず曲者だったと感じてる人は多そう。
ぼやぁとしてるし、主張がはっきりせんからね。
わりとスタートダッシュをきるのが後半で、その間は物語に流されざる終えない。
ここら辺を物語の流れだと許容できないと楽しみずらくは感じてそうかなぁ。
あくまで他人が。個人的にはさほど問題なかったです。
と、負の面の話はここまで。その点に大きく目をつむれば個性あふれるキャラクターの
やりとりがこれまた個性的でおもしろかった。
仲良しとも友達とも違う、キズナでつながりあった人たち。
ニコちゃん以外は必要以上にベタベタしないし、暗い部分あるのが人間味とは違う形で冴えわたっている。
特にほのかちゃんの、あの距離の取り方がいいというか。
くぅつきたそうで突き放される、ああいう感じが良かった。
アニメとしても画面の孤立をどのように引き立たたせるか、同じ場面を違うニュアンスで伝えたりと
作品に必要な演出を的確にできていた。だからみていても楽しいんですよね。
そんなおおげさなことをやっていないようにみえて、画面はなにかしら記号をはっしている。
観て聴いて感じて、どれもできるのは良いアニメの証拠です。
この作品の痛み。まずは痛覚なんですが、これは痛みを拒絶するのって嫌でしょということを伝え、
距離をつめるうえで重要です。本番は心理的な痛みに入ってからですが、このワンクッションが
物語のテンポを整え話の構造をわかりやすくしていました。
心の悩みということでとりあげられた、ほのかちゃんは深く傷をおった心をどう扱うかをとりざたされる。
ここだけは外部の力が大きく働き、この話だけ性質が違うようにみえて、痛みと向き合うことをやったり
大切な部分は同じだった。
最後は恋の悩み、恋の傷。善と悪その両面がでて複雑に感情がいりまじっていた。
彼らの尺度で共通する悩みと、この物語の終着。その両方を達成させながらも、事態をドラマチィクに描く。
人間として当然ある感情に迫りきれており、すごいなぁ。
キズナイーバー、痛みの本質を多角的にみつめ、個のつながりを大胆かつ丁寧に描いた素晴らしい作品でした。
製作に携わったスタッフの方々ありがとうございました。

 

 

 少年メイド 

母を失った少年のメイドとしての日常を描いた本作。
身寄りがないちひろ君をメイド少年として働かせるという、よくよく考えるとかなりダークで危ない関係と匂わせてしまう所を母との強い結びつきにより、暖かい家族ものとしてやわやかくて暖かくて笑える作品になっていました。
振り返ってみると、ちひろ君とまどかは大人と子供が逆転していることが多かったです。それはみやこさんにもいえることだけど。
大人が必ずしも大人らしくない、子供が必ずしも子供らしくない、だからこそ家事炊飯掃除魔人である活躍が引き立っていました。
誰が主役でどんなことをさせたいか、明確な線引きがあり観やすかったです。
もちろんまどかは仕事で、みやこさんはその抱擁力と料理、大人であったり、しっかりできる一面があります。キャラとしてして持ち味を生かす場面や個性がはっきりしており、物語にメリハリを与えてくれました。
桂一郎についてはしっかり器用に大人やってもらっい、も主役達の出番を奪う可能性があるので出番はひかえめ。でもしっかりと手綱を持っているので、危うい部分ではいつも助けてくれました。
まどかとちひろ、どちらも危う部分を持っており、お話の立ち回りとしてバランスをとってくれていました。いるのといないのでは全然違いますから。
みやこちゃんの可愛らしい恋心をひきだしてくれたりもして、その点もよかったです。ああ~みやこちゃんかわいいじゃあ~本当ええよねぇ。
さてこの物語の大筋は子と親のつながりを徐々に深めていくお話です。
ちょっとした成長はみやこさんにまかせて、授業参観であったり、熱をだしてしまったり、まどかとちひろは日々の中で様々なことがありました。
彼等の家庭環境は特殊で、遠慮してしまうことも多く言いだせないこともありましがたが、そこをつなぎとめるのは亡くなった母親。
その結びつきがきずきを与え、心あたたまるエピソードをつくりあげていました。
正直タイトル聞いた段階だと、ちーちゃんを愛でるアニメになるかと思ってが、まさかこんなに丁寧に親と子の関係を深めてくるとは嬉しい誤算でした。
少年メイド、子として親としてなにが大切かを教えてくれる、素晴らしい作品でした。
制作に携わったスタッフの方々、ありがとうございました。

 

 

 坂本ですが?

 クール、クーラー、クーレスト、スタイリッシュ伝説坂本を神としてあがめる物語。
物語の大筋、そんなの関係ねぇえええだろ!
おいおい、みろよあんちゃん、これが坂本だ!
ってな感じで、様々な方面から飛び出るスタイリッシュな技と、話を楽しむ作品になっていました。
この考えるな、感じろという感じが心地良いね。バカバカしくて。
さらになんか最後がいい話になっていることがあるよなぁ~あの謎感動も坂本だからこそみれるものでした。
キャラクターも坂本をひきたてるためなのか、かなりその~きわものばかりあつめている感じで印象深かったなぁ。そのわざとらしさも面白い反応につながっていた。ああ~楽しかった。
坂本ですが? スタイリッシュで笑える、良い作品でした。
制作に携わったスタッフの方々、ありがとうございました。

 

 

 鬼斬

メタメタなネタをぶちこみ、やりたいことを全力でやる、短いながらも斬新なお話が多かった本作。
システムエラーでたり、リア充爆発、男の声がないギャルゲー話、レアガチャで、うどんだとか、いろいろ本当濃くて面白い。サービスカットも多くてその点も楽しめた。
三分というのはあまりにも短い中でそう思えたのは、その中で試行錯誤をみられたからでしょう。
最終回の動かねぇメタ発言も、その前の弁慶ロボットを動かすためであったり。
これをやるためにはどうしたらいいか、非常に考えられてました。
ガーコちゃんの切ない別れであったり、SDアイドルにしもてね。手抜かないんだよなぁ。
アニメとして楽しんでもらおう、そういう気概に心を動かされました。
鬼斬、スタッフの遊び心を全力で感じられる、素晴らしい作品でした。
制作に携わったスタッフの方々、ありがとうございました。

 

甲鉄城のカバネリ

人かカバネかカバネリか。
人を媒介にして生まれるカバネという疑心暗鬼がすべてを支配する世界のなかで
信じられる人と未来に突き進むお話に7話まではなっていました。
彼らに日常生活を楽しむ余裕はなく、鋼鉄城のなかでしか生きることは許されない。
それどころかカバネになった瞬間死を選ぶことが善とされる。
その狂ったシビアな世界が物語全体に緊張をあたえてくれた。
スチームバンクと戦国時代をおもわせる雰囲気はのハイテクな機械が登場していないことをわかりやすく伝え、
決して強くない力でだんだんと強化されていくかばねをどう倒すか。
あらかじめ皮膜をぶち破れというゲームみたいな世界は、見た目だけでこの物語の様子をつたえ
誰もがわかりやすく視聴できる点もよかった。
でもそれだけでは物語はなりたたない。
主人公である生駒も現状をうけいれる理性を持ち合わせながらも、熱い信念を持っている。
物語の方向性を決めうる正義というもので、ぐいぐい引っ張っていってくれました。
スタイリッシュアクションでカバネを倒し絶望から生き残る。それだけで気持ちがいいですからね。
さらにそれにプラスして未来の展望や、結束する鋼鉄城、弱さを認め強くなる無名。
ただ生き残るだけではない。そのなかにこの世界でしか描けないドラマがしっかりと描けていた。
さてこれは全部美馬編前のこと。問題の美馬編はというと、流されてるうちに話が終わったって印象。
カバネの驚異とはぃったいなんぞやって感じでした。
この物語は人間の強さと弱さを描く作品でもありました。その方向で話をやりたいことは伝わりましたが、こういう展開やりたかったんだねぇということしか残念ながら思えませんでした。
これについてはあまり言いません。個人的にはあわなかったとしかね。
甲鉄城のカバネリ、すべてが信じられない世界のなかで、未来を信じる強さをみせてくれた部分とそうでない部分が混在した惜しい作品でもあり、素晴らしい作品でもありました。
制作に携わったスタッフの方々、ありがとうございました。

 

 

ジョーカー・ゲーム 

 彼らは、だましあいのなかでいきないといけない。
スパイとはどんな存在か、どうあるべきかを、D機関を通して知れる作品。
スパイの足跡をたどったり、スパイであることをあばいたり、というものが中心ですが、
個人でそれぞれの事件にあたってくれ、それぞれのシチュエーションが異なり、それが様々な物語をうみだしている。
またD機関のアクションや危機の脱し方は誇張ぎみ、それ以外の機関は理屈や悪意をもたせたり、
主役であるD機関が画面にでていない時とでている時のひきたてかたが違い、どんな時でも主役を意識させられる話の構図もよく考えられているなぁと。
スパイの知識は残念ながら持ちあわせておらす考察は深くできないので、あまり深く考えずにかわるがわる状況が変わっていく様相を楽しんでいました。
ですので特になにか熱く語れないけれど、楽しい作品だったとはいえるかなぁ。
ジョーカー・ゲーム、スパイの活躍を多角的に視聴できる良いアニメでした。
製作に携わったスタッフの方々、ありがとうございました。

 

 

 

宇宙パトロールルル子

宇宙の中心で愛を叫ぶ! そんなピュアな少女の物語。
普通すぎる少女ルル子をとりまくのは常に普通じゃないものばかり。
濃いメンツとハイテンションな物語は勢いの塊みたいなもんでした。
この畳かけかたはさすがぁという他ありません。
けして多くない尺のなかですさまじい熱量がありました。それは作画も同様。
特に爆発エフェクト好きです。いいよねぇ~
しかし今作は勢いだけではない。普通な少女としてのピュアな物語がいい感じでバランスを保ってくれませた。ノヴァ君との恋、中学生の恋と煽られ絶望しながらも、最後はそれを叶える。
この普通さどこかに飛んでしまいそうな勢いのある場面を上手くキャッチして導いてくれました。だからこそ面白かった。
宇宙パトロールルル子、宇宙級な勢いで熱く、ピュアな少女の心にキュンとなれる、素晴らしい作品でした。
制作に携わったスタッフの方々、ありがとうございました。

 

ふらいんぐうぃっち

現代に溶け込んだ魔女のゆるゆる日常系アニメ。
迷子になって、ホウキに乗って、学校行って、マンドレイクみつけて、運びやさんに出会って、山菜とって、桜並木歩いて、占いして、チトさんとお散歩して、魔女見習いになって、魔女喫茶行って、畑仕事して、ローブ作て、大きなくじらの世界を堪能して、みんなでパンケーキ作って、とんぎょみて、とまぁこんな感じでやっていることはすごく短い文章でも伝えることができる物語でした。
けどその一見派手でない展開の中に、おもしろいやりとりやゆったりとした間、臭いや質感を感じることができるアニメーション、その中身が非常にレベルが高かった。
観て感じて欲しい、そのシンプルな観せ方を極限までにみつめられてすごいです。
芝居の息遣い、世界の息遣い、そういう文字にだせない感触を伝えられているのだから。
ふらいんぐうぃっち、のんびりとした魔女の世界を体感できる素晴らしい作品でした。
制作に携わったスタッフの方々、ありがとうございました。

 

美少女戦士セーラームーンCrystal(デス・バスターズ編)

絶望のなかで希望をつかみとる少女達の物語。
みちる、はるか、ほたるちゃんとクールなキャラも揃いぶみで作品としても引き締まった内容に。
旧アニメみたいなおちゃらけパンピーみたな感じも当然面白いのですが、短い尺におさめるのに適した雰囲気だったなぁと。まぁ以前とは別作品ですからね。美奈子ちゃんのだめさぷりっとかさぁあwwwww
とかまぁ思い出語りはこの辺で終わり。
シリアスな作品として進みながら敵を倒し、最後は絶望と希望の狭間で戦う。
そこに少女として弱さ、ほたるちゃんを救いたいという気持ち、戦士としてどうあるべきか、たくさんの事柄がギュッと詰め込まれていました。
さらに戦いにおける悲壮感。どんなに願っても、どんなにあらがっても闇が広がっていく。その緊張感がたまらなかった。でもそれが希望に変わった時の感動もすさまじかったなぁ。
ちびうさとうさぎ、その両方のダブル主人公体勢で話の幅も広がり、面白かった。
アニメとしては大幅なキャラデザも変更により旧アニメらしさがでて、とてもマイルドな感じになりました。さらに動きやバンクの質も向上して気合が入っていて良かったなぁ。
美少女戦士セーラームーンCrystal(デス・バスターズ編)、少女達の強さと弱さが感動と希望を生み出した素晴らしい作品でした。
制作に携わったスタッフの方々、ありがとうございました。

 

 

 

マギ シンドバッドの冒険

運命の波にのるシンドバッドの冒険
父の死、初のダンジョン攻略、ジャーハルの改心、出会いと別れの中で成長していくのだけど、他の作品と目指している所が違い、ただの王道ファンタジーではありませんでした。
それな王となり、建国をすること。
そのために力を手に入れ、経済的に豊かになろうとしたりする。
明確な敵と戦うわけではないという点が面白かった。
波と運命その言葉の吸引力というのもすごかった。
そしてなんといってもシンドバッドという魅力的なキャラクターの力。
チートだったり運命に愛されているのをご都合と感じさせられることはなかった。
なんでもかんでも知っているわけではないし、少年のような顔をすることもある。
痛い目や間違いを犯し、ピンチに陥っている。
それは紛れもないシンドバッドの力ぶそくであり、それが人間的な魅力にもつながっていた。
弱さがあるからこそ、そこにドラマが生まれる。
強さや運命を掴むためにも、ワンテンポおくことでぐっとくるものにしあがる。それが心地良かった。
弱さをみとめ、しかしそれに屈することがない。理解力がある点もストレスを感じさせません。
強者でありながら常に成長し進歩しているそれが良いんだよなぁ。
魔装してからはインフレぎみでしたが、チートをもちあわせてもいいのがこの設定のなせる所。
なんせこの国の王ですから。王同士のバトルというダイナミックなしかけもこなせて本当多方面からみられるすげぇキャラだわ。
それを支える仲間キャラも魅力的。特に元暗殺者でしっかりものを兼ショタ枠のジャーハル君が、シンドバッドにはないしっかりした部分やあどけなさがあり良いキャラしてたなぁ。
マギ シンドバッドの冒険、運命の波に乗り続ける壮大な建国物、そして魅力あふれるキャラクターの力が素晴らしい作品でした。
制作に携わったスタッフの方々、ありがとうございました。

 

 

 

迷家

こんな自己紹介されても覚えられそうにないけど大丈夫なのかなぁ、曲者多くて配慮してるけど限度が。一話の印象はだいたいこんな感じ。
その後もキャラに多さ、それについては当たり前のように扱えきれていませんでしたね。
でもそれにも意味がある回がある。それは山になかを戻ったり、魔女裁判をおこしたり。
主要なメンバーだけだすと、どうしても集団の圧力がものたりなくなります。
その点モブ的なキャラも村の一員として雰囲気づくりにはなっていたし、なにも考えずにキャラを増やしたわけではなさそう。数というものでまわりの疑心暗鬼な気持ちをうながす。舞台装置のやくわりが強かった。
それでも二十人くらいの方が良かったかなぁと感じます。広がるばかりであまりキャラを堀きれていないことが多かったので。
舞台装置となるキャラクターが多い、それは同時にお話の都合が優先されやすいともいえます。
でもこの点はしかたないですね。あくまで恐怖をあおれなければいけないわけだし。ある種の宿命です。
しかしこの作品その宿命により恐怖をあおったのですが、そこから主要メンバーのこころの叫びが視聴者にとっては遠いものに感じてしまいました。回想ななき、回想ななき。この流れのなかでメンバーが観るななきという負の一面がつかみ所がない。可愛いそうだ、理不尽だということだけなような感じも。
本作はトラウマを描かないといけない物語だったとは思うのですが、それが面白いかというと別問題。
キャラクターの危機迫る感情には迫りきれていなかったのかなぁと。
じゃあどうすれば本作のやりたいことをしつつ、面白く話を転がされたか。
すいません、代案を考えれないので個人的にはしかたないと思っています。たんに合わなかっただけ、それだけです。
じゃあ個人的にすべてが面白くなかったと言われるとそうではありません。
いないものがいたり、いるはずのないものがいたり。
その物語の軸でもある部分は面白かったです。本当にこいつは今いるのかいないのか。
視聴者を迷いの中に落とすということには成功していた。
それはキャラの多さというのにもつながってきますね。突然いないキャラが、お前誰みたいにできたりしただろうしね。
いるようでいないような。それをやれるの設定段階であったのは伝わってきます。
幽霊がみえるリオン、いない兄を作り上げるまさきさん、いないものと扱われてきた光宗。
そのどれもがトラウマというよりも、いないものといるもので結びついていました。その点の背景や物語は光るものがあり良かったです。
さて本作は成長ものではなく、いかに自分の弱さやトラウマを受けいれられるか、それが総点になっておりました。運転手と娘や、研究者と娘の小春、光宗とまさきのやりとりなどのもからめつつ、その点はうまくまとめられていたと思います。
村の脱出をさせないという選択しもありで、逃げ出してむきあえる場所が必要。人ってそういうものだからね。
迷家、いないものといるものの狭間でやりとりが面白くてよかったが、、色々欠点もあったそんな作品でした。
制作に携わったスタッフの方々、ありがとうございました。

 

三者三葉 

お嬢様で普通の暮らしがわからず、クラスメイトから距離を置いていた葉子様。そんな葉子様に双葉ちゃんと西山さんという友達ができる所からはじまった本作。
普通、まずその前に貧しいということがかなり強調されていました。
その元たるものがパン耳であり、くそ寒い部屋であり、金第一主義であったりしましたね。
その点に関しては普通の女子高生とは差別化。独自の話の展開ができていました。
しかし貧しいというだけでなく、普通であることも強調される。
じゃあなにが普通な女子恋生なのかと言うと、
普通に友達をつくり、喧嘩し、食事をおいしそうにたべて、行事をこなし、遊ぶ。
その普通の中には彼女達の毒っけすらもさらけだしていくものもありましたね。羽山さんがそのもとたるものなんだけど、まぁ普通の日常系に比べたら、本当可愛げねぇなぁって想うぐらい。
でもそれぐらいなほうが、普通の女子高生ぽい感じなのかな。
また趣味に一辺倒だったりもする。大食いとか、愛する猫ちゃんのためだとか。可愛く女子回うふふふよりも、好きなことしてる彼女た達って可愛いでしょって感じでした。その姿はもちろん可愛くて、特に双葉ちゃんの食べっぷりにはほっこりしっぱなし。
美味しそうに食べる女子の顔っていいよね。
三者三葉、いやそれ以上にタイプの違う普通の高校生の日常は楽しく、微笑ましいものでした。
メインテーマとしては、ずっと物語の中で大切にされてきた
友達といることの幸せ、友達をつくる難しさ。
趣味があっていてもすぐに仲良くなれるわけではないし、、
相手のことを悪くいってしまう人とどうつきあうか、
友達との向き合いかた、友達の作り方、彼女達の悩みや微妙な距離感なんていうことにも気を配れていたなぁ。
個人的に好きだったキャラは西山さんですね。
にゃんデレしてる姿も、どうしようもなくツンツンしてる姿も可愛いかったなぁ。
三者三葉、普通の高校生が高校生として仲良くする枠に収まらない、彼女達の個性と距離感を大切に扱いきつた素晴らしい作品でした。
製作に携わったスタッフの方々、ありがとうございました。

 

うしおととら

小屋の中でむぐりあってしまった憎まれ妖怪と獣の槍。
まずは目の前の驚異を打ち倒そうぜということではじまった少年の物語。
それが段々と、妖怪と人との出会いによって使命に目覚め、日本をおびやかす白面との戦いという壮大なスケールで描かれ、奥底の深い作品になっていました。
歴史を積み重ね現代へと繋がっていく、たくさんの事柄を扱うことによる積み重ねの力が素晴らしいと最後までみるといえるのですが、しかたないとはいえ途中どうしてもダイジェストぽくなっていました。
白面戦への集約という形でカットされたエピソードも多くあるとのことで、物語として無理せざる得なかったというのはどうしても惜しい点としてあげざるおえません。
しかしながらそのマイナス分はあったとしても、このアニメはみておく価値があります。
うしおととらだけにしかできない画としてのみせかたと力強さ、声優さんの熱演。抜きんでているものも多かったです。
そのすごさといったら、もうこれは言葉ではいい表せんほど。いやぁ、本当すごかった。
うしおととら、この作品で大切にしているのは正義と呼べる、正しいことがらばかりではありません。
人間として持っている悪意すらも大切に扱っていました。それが常に人間を人間として、妖怪は妖怪として扱いながら個人に迫っていきます。そう、それが魅力溢れるキャラクター造形につながっています。
それもまた素晴らしいんですよね。妖怪と人間の闘争や交流を描くなかで、大切にされてきた悪意と正義があったからこそ、共感と感動をうんでいました。
素晴らしい作品というのは、感情豊かで底が深いキャラクターが常にいるもの。本作もその例に外れることはなかったですね。
中でも好きだったのはとらと真由子の関係かなぁ。ハンバーガーから繋がった出会いが、結婚式をして、告白までする。絶望の中から救いあげた彼女の行動と、どこまでも変わることのない二人のイチャイチャとは違うやり取りがまたいいんだよなぁこれが。片思いをし続ける中だからこそのピュアさとか切なさとか、種族を超えたやりとり以上のことをしているのがとても気に入りました。
ああ~本当最高だよなぁ。
うしおととら、正義と悪意を丁寧に扱い積み重ね続けた、素晴らしい作品でした。
製作に携わったスタッフの方々、ありがとうございました

 

コンクリート・レボルティオ~超人幻想~ THE LAST SONG

二クール目は抗争や闘争は影を潜め、超人の存在を問いかけるものになっていた。
超人にならずともできること、超人になったゆえに壊れたもの、その否定のしかたも様々だったなぁ。
しかしネガティブだけでなく、超人らしいシーンが二クール目は増え、みていて気持ち良いシーンが増えていた。目の前にいる人のため、当たり前の正義をふるう、一期ではやれていなかったやって欲しい要素であり、上手く機能していてなぁ。
セイタカアワダチソウの話だったり、アラーユニットで空を飛んだりがやっぱり好きです。
でもこのアニメ。そういう無邪気なものを中心にえぐりとってくんだよね。
超人を兵器として扱う大人の業の深さ、エゴをエゴで積み重ねゆくのはこの作品でしかやれないことだったと思う。正しさや正義を問い続け、その果てをみせたラストは見事でした。
しかしそれを話としてみるのにはそれなりのパワーが必要。
一期二期全体としてはまずその話のスピードの早さに驚く。
ダイジェスト展開ばりのごりごり話をすすめるので人を選ぶ作品になっていたのは惜しい所。
なんというか要素がいろいろ多すぎたんよね。妖怪、魔術、機械、ヒーロー、神々。
それが色濃く混ざり合いという風には残念ながらなっていない。
どうしても妖怪とか神々の話がういてたきがするんだよね。
それが話しをより複雑化して、本来やらなくてもいいことまで手をだしていたようなきも。
シンプルにヒートーと機械、そしてそんな二つを魔道士がつなぐほうが解りやすかったなぁ。
後は話によってキャラクターが動かされすぎていたのがね。どうしても話の密度が高いのでそうせざるおえないが、もう少し当たり前の感情だったり愛嬌があるシーンだったり、キャラクターとして楽しませてくれる場面も欲しかった。
まぁそういったことがあったけど、他ではみられないオマージュが多数に散りばめられ、密度がこい話が連続してあり、作品そもそものパワーはとてつもなくあったと思う。
個性、個性、個性、独自の方向性で毎回それが面白かったです。
やっぱあの時代を知っていないとかけないというか、そういう時代の中で見知ったものが話の中に織り込まれているのが新鮮でした。
あまり元ネタは知らないものが多かったけど、たぶんこれはそうだろうなぁみたいなのあって、他の人はそういうのも楽しんでいるのかな。
そして話の根幹に迫る、アンチヒーローとはまた違う思想。
正義とはなにかというクロードの問いかけに集約されているのだけど、個別の話数でそれぞれ語れるほど、その正義とはなにかを突き詰められている。一つのテーマをこれほどまでに多角方面からみれるのってなかなかないんですごいんだよね。
あの時代のエネルギーそんなものが作品にやどったからこそ、オートブルよりもさらにこい一品に仕上がっていたと感じました。
コンクリート・レボルティオ~超人幻想~ THE LAST SONG、時代のエネルギーをそのまま取り込み、正義とはなにかを突き詰められた個性あふれる作品でした。

制作に携わったスタッフの方々、ありがとうございました。

 

ハイスクール・フリート

リアルな戦艦が色々活躍するのかぁ。いいじゃん、楽しそうじゃん。
から入ったこの作品は、実際の戦闘をやりつつ、誰かを救うために行動しなければいけない。
さらにそこに海の家族としての女の子の日常を描きたい。
かなり極めてバランスをとることが難しいことに挑戦していました。
そのため無理がある所がでてきていたというか、方向性を決めきれていないことが多々ある。
実際に死人がでそうなのに、なんでこんな呑気しとんねん!
という突っ込みはいれざる負えないんだよね。
そこの判断を完全に視聴者に委ねるしかなく、合わない人に合わない感じになっていたのかなぁ。
まぁしかたなんだけどね。とりあえず、ある程度考えない要素を作らないといけないのが目につきました。
だけどそれさえ納得できれば基本は女の子かわいいんで見れるんですよね。
彼女達の海の家族としての日常はやっぱりいかわいいし、反応も面白い。

海の家族としてどんな風な日常を送っている姿もせるか。

可愛くそして楽しく。時には雨や、トイレットペーパーのままの話まで。

等身大の彼女達の生活を感じさせてくれ、そこは確実に楽しめる要素になっていました。それが普通にできてるってやっぱりすごいわ。

そしてなんといっても艦隊戦。

非常にリアリティにとんだ描写が多くよく研究しております。

これってなかなか普通の作品じゃできことです。

そこは実際に取材をし、調べたからこそ、映像としてよくでていたと思います。

そのあたりは非常にリアリティあったんだよね。

時々この挙動で動くのかなぁ? 的な要素はあったけど、そこはかっこよさと、見た目重視ということなんだろうなぁ。

それ意外のリアリティに関しては、ネズミさんの件からして深く考えないほうがいいって感じだったのかな。
まぁなにをすればいいのか解りやくはあった。
戦闘と海の家族の日常と並んで掘り下げられていた救援については、もう少し解りやすい形で伝えられたらなぁと思う。
艦長が船を飛び出して救援にいかなければいけない時、親友としてだけでなく、わたし達はブルマーとして救わなければいけない。海の家族を護るのがわたし達の仕事。
これが前面にでていたほうが話としても作品としても違和感なかったと本当思う。
機雷に巻き込まれたクルーを助け、座礁する新橋から乗客を助ける。
間にそれを強く印象づける回はあり、待っている人達がこんなにも苦しんだ。そこまではできてたんだけどね。

軍で活躍する将校ではなく、海上自衛隊であるブルーマーメイドが主役なんだから、そこはもう少し上手くやってほしかった。

実際かなりいい所までできてたんだよ。各人がどんなけ振るえて寂しそうにしているか、取り乱してしまっているか。映像で伝えきれていたし。

惜しいからこそここまで言いいたい。本当惜しかった。だからあともう一つ推しが欲しかったなぁ。そうすれば作品としてもっと評価できたのに。

まぁいろいろ言いたいこともあるけど、難しいことに挑戦し楽しませてくれました。

誰にでもできないことを挑戦するってやっぱすげぇです。

だって俺にこの脚本かけっていわれても無理だもん。

知識と理屈、それを知ってからようやくスタートライン。

そういう意味でもすごいんだよなぁ。
そしてなんといってもこのアニメ、うさぎさん要素が多すぎてやばすぎた。

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舵うさぎから始まり、たくさんのうさシチュエーションをみせてくれて、どんんけうさ素晴らいんだと。
なんせ3人もうさぎっ娘がいましたからね。それもそれぞれ魅力が違う。

数だけでなく質もうさ最高だった。

これほどまでにうさ充実してくれる作品には当分出会えないかと思うと、本当貴重だよなぁ。光ちゃん、岬ちゃん。鈴ちゃん。いい出会いだった。

 

ハイスクール・フリート、見事な艦隊戦、海の家族としての日常、誰かを助けるということ、そして最高のうさぎさん達の魅力を伝えてくれた、素晴らしい作品でした。

製作に携わったスタッフの方々ありがとうございました。

光ちゃん、岬ちゃん。鈴ちゃん、うさ堪能させていただき、ありがとうございました。