レガリア The Three Sacred Stars １話 「姉妹」 感想

レガリア The Three Sacred Stars　１話　「姉妹」　感想

百合って燃えれるロボットアニメはじまります。
ということで初回から百合ってましたねぇ。しかもちょうどいいバランスで。
二人だけの生活、朝食のエッグベメティクト、デートしよう。発言から行動までいい百合っぷり。
姉であろうとするレナ、しっかりものでやさしいユイちゃん、仲良きことこはよきかな、よきかな。
その中で姉の方が小さく、妹のほうが大きい、体格が真逆であることが食事の席で強調されていたりと、ただの兄弟や世界ではないことも匂わせていました。
朝食の場面で両者の仲の良さをみせてから、ケイと出会い、突然のさよならの言葉。
そしてアレクトのコアとしてマグナアレクトになる。
女の子がロボットに。しかもかっけええええって感じでテンションあがった。口上いいわ、本当いい。
萌と熱さの良いとこどりって感じで震えました。
テンポよくお話を進めるための悪役もデュエル脳だし、なんにも考えず理解できる。こういう様式美って大切だよね。
さてこの話、レナちゃんのロボット変身だけでは終わりはません。
会えない理由、それは人間ではなくてアレクトのコアだからということが語られます。
今回は姉妹というタイトルであり、姉妹のお話です。
まずはその仲の良さをたっぷりAで描写しておきました。それがここでいきてきます。
隠してきた負い目だったり、受け入れられない不安。あの大好きな妹にみられてしまった。
このコアであるということがどんなことか現状まだ語られきれていません。
それはまだオブラートに包んでおきたい。この先の驚きのために。
しかし話としてはそれでは物足りない。強い葛藤というのはドラマを生み出しますから。
なのでそれを生みだすために、姉妹の関係性を掘り下げ、葛藤を生みだしばっちり盛り上げてくれまいた。
また他のパイロットも姉妹という関係だろうし、そのことを強く印象づけという意味でもよく考えられています。
そんな妹のレナちゃんに、たったひとつの家族という言葉をなげかけ、くっそかっこいいクリムゾンレイドで撃破。
レナちゃんが姉妹であることに安心し笑顔になり、絆の証しぽいリングがユイちゃんに。熱くにやにやできたなぁ。
倒したおっさんのことよりも、姉妹の関係が保たれていることに演出や話の比重をおいていたりやりたいことに全力で向かっていく。そういうとこも好きだなぁこの作品。
最後はユイちゃんお姫さま宣言。秘書さんから時間が空いたと報告したり、デュエル脳筋野郎に国を語っていたことでヒントはありましたが、ロボットのパイロットがお姫様という驚きは十分にインパクトがありました。
ユイとレナがどんな姉妹か萌えに燃えながら語られた初回だったなぁ。
お姫様がパイロット。どうやって話を回してくのか、次回も期待です。