うさペンの館

主にアニメの感想置き場です。

あまんちゅ! 1話 「少女と海のコト」 感想

あまんちゅ! 1話 「少女と海のコト」 感想

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新しい発見を探しにいこう。
澄みきった海の世界を楽しむ前に、まずは海とはどんなものかや、各キャラクターについて知れる初回でした。
まずAでは海の大きな世界を知ってもらおうと波打ち際でおばあちゃんと大木さんとのやりとり。
転校する前の世界とつないでくれるケータイをみつめる大木さんですが、水しぶきをあげる大きな海におどろかされる。
誰がきずかせるでもなく、当たり前の海が当たり前にあるというのがポイントですね。
普通ならキャラクターをひきたたせるために、海ってこんなにヒロインだよって言わせたくなる場面です。キャラクターもひきたちますし。でもそうはしませんでぢた。あくまで主役は海なんですよね。
ダイビングしていた光もそうでしたが、今回lは海の世界をみつめるということが徹底されています。
海の世界に飛び込ませるために、あえて干渉させすぎないという配慮。よく考えられているなぁ。
さらにこの場面でおばあちゃんの視点というのもありました。
これは視聴者にきずいてもらうための配慮です。あそこでいてくれるからこそ、主人公の立場というものがどんなものかきずける。良い配慮だったなぁ。
Bからは入学式。
転校してたはかりで引っ込み思案の大木さん、明るくなんでも楽しいに変えてしまう光。
自己紹介であったり、その言動であったり、それぞれ二人がどんな人であるかを知れました。
入学でかなりの時間をさいて、丁寧にキャラクターと向き合ってくれてるなぁ。
光の強い牽引力と、楽しいってなんだろうというテーマを伝え、お話が迷子になることはなかったのも良かった。
視聴者感覚としては入学だけというのは地味な印象残るからね。そこをそう思わせない目的というのは力強い。
入学という当たり前の日常の中でも、視点を変えればこんなにも変わる。そんなことも伝わってきました。
海のやさしさを運ぶ劇伴、そんな雰囲気にマッチした丁寧でゆったりと初回でした。