タイムトラベル少女~マリ・ワカと8人の科学者たち~ 2話 「悲しみのギルバート」 感想
タイムトラベル少女~マリ・ワカと8人の科学者たち~ 2話 「悲しみのギルバート」 感想
真理を追求する科学アニメ第二回目。
まずは港でお父さん探しから。真理ちゃん涙目になって必死に周りをみわたす。
今後のお父さんを探したいという原動力。その想いの強さが解る大切なシーンでした。
主人公の目的な部分ですからね、丁寧で嬉しいかぎり。
ジェイムズさんから情報をもらってからは、宗教により科学者が迫害されている話をギルバートさんがします。
まさかこういった話をアニメで聞けるとはねぇ。
知識として知っていたことだけど、思わず唸ってしまいました。
やっぱこういう実際の話や思想っていうのは面白い。
時代を知ることができる言葉であり、ギルバートの怒りを伝えるものでもある。
物語の構成ともがっつり絡んでおり、こんな展開やって欲しかったなぁということをやってくれて大満足。
それはさらに続いて、今度は科学実験。
北にいくほどしたに、南にいくほど上をむく、北の地面にはS極、南の地面にはN極がある。
伏角計と緯度のデータから論理的に仮説をたてます。
ギルバートが先生、真理ちゃんが生徒になって、非常に解りやすかったです。
わたしは科学番組好きなんで、これには興味深々です。ええ知識ありがとう。科学ってやっぱ楽しいわ。
仮説をたててからは、真理ちゃんのケーキづくり。
現代のケーキでおもてなしとか、タイムトラベル要素全快でほっこりな場面なんですけど、
今回驚いたのはなんとサッカーボールのケーキがギルバートの研究を手助けしまう所。
まさかこんな形で感じでとは。上手いこと考えたもんんだなぁ。
真理ちゃんが生徒さんのままだと受け身すぎるおんえ。
お礼をして、まさか手助けまでしてまう。よくできてるなぁ。俺じゃ考えつかんぜ。
そんな驚き冷めやらぬ中、ジョルダーノブルーノが死の一報が。
「君たちの時代ではなくなっているのか、真実を迫害され為政者によって殺されることが」
父さんとあうと同時に、この物語の軸である言葉をギルバートが怒りを込めていう。
現代での暗躍していることが、ようやくこれでつながりましたね。どうみてもなにか隠そうとしていますから。
そうこれは真理を探求する物語でもあります。たとえどんなことがあろうとも。
それを強く主張するシーンでもあったな。
いやぁ、なかなか難しいテーマあつかうね。これどうまとめんのか楽しみだわ。
そんな物語強い主張のシーンの後で帰還。初回のイベントとして、テンポのいい切り方だなぁ。
タイムトラベル先輩は完全に舞台装置。だけどそれゆえに無理がきくって感じですね。
まぁそこらへんの理屈は置いといて、真理ちゃんお帰りでぎゅっと和花ちゃんがだきしめているシーンの方が大切です。だってニヤニヤできんじゃん。ええなぁ。
そして二日たっていたけど、現代では3時間しかたっていない。というタイムトラベルしている時間を知り、なんかすげぇおらこの冒険わくわくすぅぞ! みたいな真理ちゃんと和花ちゃんを微笑ましく思い、最後はギルバートさんの功績のおかげで電気がつかえるんだよってことで締め。
AEDを使用したこともつなげてきた、最後まで丁寧な物語の構成で面白かったです。