うさペンの館

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遊☆戯☆王ARC-V (アーク・ファイブ) 第114話 「闇に輝く超銀河」 感想

遊☆戯☆王ARC-V (アーク・ファイブ) 第114話 「闇に輝く超銀河」 感想

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カイトとデニス、因縁がない二人の対決。
デニスのトラピーズ・フォース・ウィッチの効果で攻撃力をさげながらの連続攻撃は、アニメらしいライフの減らし方。そして鉄壁に。
デニスの盛りあげかたといい、連続攻撃でおとす所といいカイトとは真逆。
超銀河眼の光波龍の効果ですべてのモンスターを奪い。攻撃力を2倍にして撃破。
二倍にするということ、奪うということを意識した、デュエル構成で面白かったです。
さてこの二人、冒頭でも書いた通りまったく因縁がないわけで、
完全に個人と個人の戦いになっていました。
あまりみない構成ですが、逆にそれを狙ったのかなぁと。
デニスはだんだんと孤立し、自分を追い詰めていく。
カイトが心強い仲間を得たが、デニスはプロフェッサーとの狭間で揺れて孤立する。
孤独の戦士という意味で共通の要素があり、対比される。
物語の軸はそこにあったと思います。
それが如実にあらわれたのが、カイトが「リトルフェアリー」託された仲間のちからを借りる所。
「仲間ねぇ」
デニスの発言に過去のランサーズでの活躍を思い出させ、今の自分を見つめ直す。
仲間の大切さにきずきながらも、遠ざかることしかできない、
デニスの感情の揺さぶりが、良いドラマを生み出していました。
そしてデュエルに敗北し、仲間を受け入れそうになる。
だが仲間にはならず、情報だけをわたし、カード化する。
最後のせつない一瞬は、なんともいえないものでした。
アカデミアの戦士としてのプライドなり、思った以上に骨太なキャラだったなぁ。
ランサーズの面々とも絡んで欲しかったけど、いい散り際でした。