うさペンの館

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レガリア The Three Sacred Stars 4話 「虚勢」 感想

レガリア The Three Sacred Stars 4話 「虚勢」 感想

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かつて交換将校としてエナストリアに滞在していたアーベルン。
そんな彼との対面で問いただされたのはl、覚悟があるかということでした。
国民に被害がでるかもしれない、一人でそんな重荷に耐えられるのでしょうか
覚悟をといただすうえで、アーベルンおじちゃんは不安をあおる。
手荒な真似をしたくないというのもあるのでしょうし、きずかせるというやさしさでもあります。
そういった人柄の良さがでている。
さらにアーベルンはすでに人間やめる覚悟できているわけで、そこには説得力があります。
なんかよう解らんやつにいわれても威力半減。どんなキャラになにをいわせるべきか、そこはよく考えられていますよね。
そんな紳士なおじさんに、ユイに覚悟はいらない、ユイを困らせるやつは許さないと、レナは言って場所をわきまえず戦う。
ユイが侵食されているのが不安でという強い意思が行動に結びついている。
なんせユイの言葉を無視して虚勢をはきただしただけ。
そう覚悟ではなく、ただの虚勢。そこが大きく違いました。
そんな状態で戦闘になるわけですが、もちろんボコボコにやられる。
実際このおっさん、今のレナ相手だったら連れてけそうだったけど、神々の脚本の意思、はたまたやさしさによりそんなことはしない。
あちらの姿勢もあくまで、引き渡してくださいというものだからね。
まだ強引な手段を使わなくてもいいのか、ただのおじさんのやさしさなのか図りかねますが、そういった意志が敵にもあるのかもしれないです。
場面は変わって。
「ユイ様に守ってもらおうとは思いません、女王というのはどんな存在かよく考えてみてください」
首相からの助言がユイちゃんにされます。
ユイの覚悟というのは女王としてどう行動するか。
なにもできなかったと悩むユイちゃんですが、最初から重たい責任を背負わなくてはいけない。
普通の人がパイロットになったわけではない、その覚悟の違いというのが面白いですね。
日常に戻りたいとか逃げ出したいとかそういうのではない、ちゃんと独自の路線をいけています。
ただ守るというのは契約者であるからというものもあるような気がするので、そこは掘り下げきれていないような気も。女王だから守るっていうのは普通じゃ考えられない状況ですから。
方向性を決めなくてはいけない。二話のような感じが一番ベターなやりとりだとは個人的には。結構そこのバランスは難しいのかもしれんね。
けど覚悟の話としてはちゃんと成立し、葛藤も描けている。そこが良いですよね。
そんな悩める女王様ユイちゃんなんですけど、このエストリア国は良い人だらけなので、すんなりと問題解決していました。
元々協力要請できていたりしたわけで、理解力の高さも納得です。
ユイちゃんの悩みと同時にレナちゃんの悩みも解決。
レナがユイを戦わせたくないということにたいして
「どうしてユイの力をかりないの、わたしはいつもサラに力をかりているよ」
ティアちゃんとサラちゃんの言葉が心にひびく展開に。

協力しなきゃいけないということは解っているとは思うんだけど、そこを自分では決めきれない。
頭では理解していたりしているけど、そう行動できないでいる。そこに勇気を与えてくれる。
同じ契約者通しでもあり、よりどういう関係でいるべきかの道筋になり、側にいかなきゃと思える。

ちゃんと必要のあるキャラクターとして描かれているのが良いですね、

最後はまるで玉座の間であるかのような階段で、女王としてユイがレナに謝る。

階段、その場所でやりとりをする意味があるというのが良かった。

協力しなきゃだめなんだ。

覚悟よりもまずは大切なことに立ち返る。

そこはこの作品らしい暖かさを感じるお話の帰結だったなぁ。

さて次回はということなんですが、なんと放送休止。

長いお休みになりますが、楽しみに待っていよう。