うさペンの館

主にアニメの感想置き場です。

甘々と稲妻 6話 「おともだちとギョーザパーティー」 感想

甘々と稲妻 6話 「おともだちとギョーザパーティー」 感想

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小鹿ちゃんが小鳥、先生、つむぎといる所に遭遇という所からはじまり、小鹿ちゃんがお話にがぁつり絡んでいくわけですが、まずはつむぎの招待状についてから。
休みの日にパーティ、そのために招待状を送るわけですが、小鳥の了解もとらずに幼稚園の友達を呼び、おとさんが怒る。おとさんがつむぎにたいして甘い部分ばかりではないのが、親としてしっかりなすべきことができているか。そういうことを重ねてとおくことは大切ですね。
この作品は育児に困るお父さんのための漫画にしたい。ならそうあるためにはどうすれないいか。伝えたいことを伝う得るためにもね。
またこのときにむじゃくなしぐさが、子供ぽさ前回。
体をあずけたり、落ちつかなかったりの芝居がそう思わせてくれました。
話してからは、小鳥さんと八木さんを加えての餃子パーティー。
もうこの二人だけでいいんじゃねぇかという料理スキルを発揮し、手際わよく調理していきます。
上手い二人が先導しながら調理していく。
それが教わる上での正しい料理の形といえます。
なんせ美味しくて正しい料理をつくるうえでのポイントを教えてくれるので。
しかしこの作品はそうではない。下手くそでもなんでもつくってみる、下手くそな人達が本来中心なんです。
今回はそれをより際立せるために、上手い人との対比をつくる。
この料理の作り方は正しいんだろうけど、やっぱりこの作品はこうでなくちゃなぁ。
リボンをつけてゆったりまったり、つむぎとおとさんのペースでつくっている時そう思えました。
これは6話かけてその姿を受け入れているという証拠でもあります。
それを一歩下がった部分でみることできずけたのは、小鹿さんのおかげであり、彼女自身もそう思いっている。
「大事にしてたんじゃないのか、先生とあの子と、ゆっくり丁寧にやるの」
小鳥ちゃんに言った言葉というのでそれがよく伝わってきます。
今回クローズアップされたのは美味しそうな笑顔ではなく、作っている時の楽しそうな笑顔。
「大事大切にしたい。でも今日、忍がいてすごく楽しかったから」
そして小鳥さんもまた小鹿さんの笑顔をみて、楽しいと思っていた。
いつもと違う料理の風景に見え隠れした友情のやりとりにほんかわです。
そうしてぐっと距離を詰めてから、おとさんと小鳥さん達では作れない餃子達を美味しく食べる。
これがまたなんとも美味しそうだし、家族の団欒って感じがしたなぁ。
物語の視点を小鳥さんに合わせてくれる、小鹿さんから観た世界だからこそ描けたお話でした。