うさペンの館

主にアニメの感想置き場です。

DAYS 6話 「誰かのために走ります それが僕の目指すサッカーです」 感想

DAYS 6話 「誰かのために走ります それが僕の目指すサッカーです」 感想

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パス、パス、パス。今回はパスを中心のお話。
まずは前回、出会った犬童キャプテンをプレイするために個人フットサルでパスの大切さを学ぶ。
強豪で圧倒的に上手い犬童キャプテンが、なぜドリブルやシュートで抜かないのか。
そんな疑問に対してそれがシュートが決まる確率が高いからと返答します。
いつも走ることでしか得るものがないつくしの視野の狭さゆえの質問であり、キャプテンとして選手として常にチームを見渡せるている犬童の視野の広さを感じる場面でもありますね。
いままでパスについて触れてこなかったけれど、ようやくなんだともちょっと安心。
インハイ出場して早いようにみえて、まだそこで悩めるスロースタータなつくしくん。
改めてそのギャップの大きさを痛感したりもしたかな。
そしてさらにそれだけでは終わらず。本気で勝ちたいという意志の強さを犬童さんがみせることで変化が。
今までの楽しいサッカーを求めるだけとはまた違いますね。
ここはインハイという明確な勝つ理由もでてきたことですし、良いアプローチだなぁと。
まぁそのうえで今回のように楽しくサッカーをしている人も捉えている。
楽しくサッカーをすることも、本気で勝ちにいくことも大切。
その混ざり合いが、つくしの走りや、せめてでも一点という想いとしてでていたなぁと。
犬童キャプテンとの因縁、そんなものを最後は水木さんを通して掘り下げ、良きライバルとして向かい合ってくれたお話でもありました。
Bパートは、その流れを上手く取り込んだ君下先輩とのお話。
「お前にパスなんて出せねぇよ。下手すぎて。パスの選択肢が一個死ぬ」
「正直、お前がピッチの中にはいるのが俺には解らねぇ」
「俺は聖蹟を勝たせる、おまえにパスはねぇ」
スパイクの紐を買いにいった時、正論をキレながらぶちまけます。
この人も犬童キャプテンと同じように勝つ意志があり、しかもチームメイト。
下手くそなあいつがなぜ。前回の流れはまだまだ終わらせはしない。
それはなぜかというと、やはりそこはあの活躍だけでは納得していない人もいるから。
それが勝ちたいと想い、パスをしたいと思っている犬童キャプテンや君下先輩というわけで、今回二つのお話をつなげてきたのも、いいつなぎかたですよね。
なにせ話として膨らみがまし、それがつくし君の葛藤にもつながっていたので。
「ただ走るだけじゃだめ。自分が点をとるって気持ちで走らないといけないんだ。ボールが欲しいって、僕のところにパスがほしいって」
そんな二人の意志が、つくし君を成長させてくれました。
勝つ意志とパス。その軸が見事につながった物語だったなぁ。