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うさペンの館

主にアニメの感想置き場です。

タイムトラベル少女~マリ・ワカと8人の科学者たち~ 7話 「モールスの閃き」 感想

タイムトラベル少女~マリ・ワカと8人の科学者たち~ 7話 「モールスの閃き」 感想

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真理を探求する少女達の物語。
今回は才能がなくても考え続けることの大切さと、真理の恋心というものが中心に描かれました。
頑張ったけど結果はでない。
勉強したけどテストの結果にでてこない、そんな親しみやすい悩みから入ります。
本作は勉強の大切さをなんども教えてくれる作品になっており、今回はさらにそれをふくらませるものです。
膨らませたというのは、前回の風大が勉強きらいだったのに対して、勉強をやろうと思ってもなかなか成果があがらない点でしょうか。
さてそんな普通の学生としての彼女というものが描写されてからは、
電磁間変異における法則性について悩める、普通の学生でない瞬君の悩みがとりざたされる。
「意味が解っているわけじゃない、わからないから観ているんだ」
「考えながらわからないものを見続けていると、突然その意味が解るときがあるんだ」
答えのある問題にシックハックする真理とは違い、さらに瞬君は未来まで見据えている。
この言葉ほど両者の立ち位置の違いを表しているものがありません。
なかなか成果があがらない点というのは同じながらも、そこに差がある。
言葉の選び方といい手堅いですね。
そして今回は瞬兄の話が実る時。
和花ちゃんの手助けを借りたりもしましたが、座標軸を変えてお父さんと合わせていることに成功しています。
瞬兄のように考え続けていれば、なにかをなす力になる。
なぜそうしたほうがいいのか。言葉よりも行動というのを地でいく本作らしく、ここは行動で証明してきましたね。それにより言葉以上の説得力が生まれていました。
物語が意外な方向にという意味でも面白かった。
さて視聴者に対してはそんな姿勢をみせれたと思いますが、真理ちゃん自身はその瞬兄の成果をみても、自分の考えを改めるようなことはない。
今回真理ちゃんと同じ立場として物語として関わったモールスさんとの交流をへても、父さんとの交流をへても変わることはありませんでした。
本の謎を探っている。パパがあの本を作ったわけではない。
物質転送実験をやっていたらあの本が転送された。おそらくあれは未来からきている
父さんの事情が聞いても解らないことばかりだで悩める人柄を貫きます。
今回は他の物語とは異色で、真理がモールスに変化を与える物語ではありません。
真理の介入では変わらないものがあるとも伝えてくれるものでした。
今回のお話は才能がないことに無力感を抱いた真理が、考え続けることにきずくことです。
その前提である無力感。それを今回は真理では変えないということで徹底的に描写しています。
なんかいつもと違う感触だなぁとおもいみてたのは、このためだと思いますね。
さてそんな悩める少女真理がいろいろな事情をかかえて現代に。
「みんなが解ることがわからない」
戻ってきた後のほうが心が曇るばかりです。これは真理がなにもしなかったという行動がよりネガティブな印象を与えてくれます。
さてそんなネガティブ真理ちゃんを支えてくれたのは、瞬兄。
「人は解らないことだらけなんだよ、だからいろいろ考える。一杯悩んで、一杯調べて、それでも解らないことだらけさ。でも考え続けていると、いろいろなことがつながりあって解るときがくる。それを物理学では相転移という」
今回科学者の主役はモールスさんではなく、瞬兄だった。
そしてのその言葉を持ってして真理を導いてあげます。
考え続けることは科学者にとって一番大事なことです。それを教えてのは、瞬兄である。
未来の科学者であると明かされたことにより、この流れはスムーズに受入れられましたね。
今回は次につながる情報をつなげながらも、真理の心に丁寧に寄りそっており、話としてのおさまりがしっかりとある。
真理の疑問を導くのが目的であり、科学者とあうのは手段でしかない。
一つでもバランスを間違えたら成り立たないことを上手くやっていたと思います。
それがいい視聴感にもつながっていたのかなぁ。
さらにそれは真理の恋心ということにも発展している。
それが普通な少女らしさをひきたたせていたなぁ。
普通な真理と天才である瞬兄の違いをだしつつも、そこには確かな人間としてのつながりがあり、考え続けることは誰だって同じである。
それを可愛らしい真理の表情と共にお送りし、新しい展開にもつなげた、全体の物語の中では異色ながらも上手くバランスよくまとめた良い回でした。

 

今週のうさアイテム。

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棚の上にあるうさフィギュア。

ピンク色の棚にまぎれて、隠れてるのが可愛いですね。