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うさペンの館

主にアニメの感想置き場です。

アイカツスターズ! 21話 「勝ちたいキモチ」 感想

アイカツスターズ!

アイカツスターズ! 21話 「勝ちたいキモチ」 感想

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四ツ星レーベルからのCDデビューをかけて歌組のみんな、そしてローラと夢が争う。
そのシチュエーションだけで期待を期待を重ねて視聴し終えた感想は、勝ったけどなんともいえない苦い気持ち、あふれる涙を抑えきれない素晴らしいお話でした。
それではそんな素晴らしいお話を振かえっていきましょう。
バチバチと向い合って険悪ムードかもっと小春ちゃんが思った矢先で
「そのポテト美味しそう」
「食べる」
「あーん」

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と、夢ちゃんとローラが『二人』の仲の良さが強調されます。
毎度毎度のやりとりでそれは明らかなんですけど、今回はその変化を辿っていくために、ここでもう一回みせておくことは効果的でした。
「どっちがCDデビューするかでもっと険悪なムードになるかと思った」
「それはそれ、これはこれでしょ。どっちが勝手も恨みっこなし」

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視線を逸らしてはずかしがるローラも可愛いしで、いいキャキャキャうふふでしたなぁ。
それが終わってからは、いきなり30キロのコートとマフラーとか明らかにドラゴンボール使用な強化服が登場して特訓開始。

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アイドルって厳しすぎない? 姫ちゃんがこれ来てマラソン完走とかやばすぎない?
みたいな突っ込みは置き去りに、アイカツというのなのスポ根が展開されました。
アイカツだるまさんころんだぁとか、ドヤ顔アンナ先生のドヤ顔効果でギャグ要素はありましたが、確実に諦め挫折していく仲間達がいる。その現実というのが確かに存在しています。
「しかたないさ、夢と挫折は表裏一体。きってもきれない関係にある」
諸星学園長がその現実を痛感させてくる。
レーベル側の指田さんはローラ推しをすることによる、才能の優劣もひっくるめて逃げないでやるのが本作のスタンスなんだと改めて思うしかない場面でした。
身体が軽くなり努力したものは確実に力を得る。努力の成果は描かれていて
「今なら空だって飛べそう」

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とゆめちゃんが和ませてくれたましが、シビアな現実の面が大きかった。
ただこの努力している時はまだ『二人』両方フレームの中に入り、『二人』で頑張っていることが強調される。映像としても彼等の行く末も追えていることを忘れてはなりません。
挫折していく人もいながら、『二人』で頑張る夢とローラ。
そんな二人がぐったりくたくらしている所に、ゆり先輩が表れ、CDデビューしたジャケットをみせてきます。

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『憧れ』このシーンで強く強調されていたのはこの部分です。今まで漠然とオーディションがあるから頑張ってきたから、それからさらに飛び越えて次のステップをみせることで、それがそのまま原動力になる。
「だってわたしの歌も正当に評価してくれるんでしょう」
ローラの場合はその審査にまで向いていましたね。そこは彼女の自信の表れとしてみっちりだすことで、夢ちゃんとここで意志が別々に。
映像の中においても『一人』として思考しています。

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ここが分岐点である。それが色濃く演出できていたのはいままで『二人』ということを見せ続けてきたわけで、話の流れを上手く汲み取ったすぐれた演出のしかたでした。
圧倒的な差を感じる夢ちゃん、お得意の妄想タイムでもローラのジャケットを妄想してしまうほどで、心が負けを認めてしまっている。
今まで二人で頑張ってきたからこそ、相手の実力を一番解っているのが夢で、勝つためにはそれを認めてはいけないのに認めてしまう。
「わたしの歌はローラに勝てるのかなぁ」
ここで芽生えたのは明確な『勝つ』意識。マイナス思考ではありますが、現実を捉えることでそれを認識させられる場面でした。
「今のままじゃとてもローラにはかなわない」

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走りこみという形でそれがすぐに頑張りにつながるのは夢ちゃんの良いところで、そこは今までと変わらない所。しかし今の夢ちゃんは『勝ちたい』という意識が芽生えている。
「わたしに歌が上手くなる秘訣を教えてください」

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なりふりかまわず頭をさげて姫先輩に教えてもらおうとした所が大きな変化でした。
今まで共にローラと頑張っていたけれど、それとは違う行動をする。言葉よりも行動。
それがよくでており、夢ちゃんは頼ってしまえる人であるということも伝えています。
真昼もローラも、追い込み型で必死にトレーニングするタイプなのに対して、媛ちゃんは誰かを頼れる。
人を頼ることは良いことなのですが、力を借りている所があり単純に良いことだといいきれない部分があるのが恐ろしいですね。
頼ってなんとかヒントをもらってでも勝ちたい、
そんな風にして頼られた姫ちゃん側の答えというのは
「夢ちゃんはなんのために歌っているの?」
「え、それは」
「そうね。わたしから言えるのは一つだけ。自分自身の力で歌うこと」
「自分の?」
「実力以上の力はいつか綻びを生む」
「それってどうゆう」
「ありのままの自分でってことかしら」

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この物語の核である力の存在にまで迫るものでした。
苦しんだ経験である姫先輩だからこそのアドバイスでもあり、この物語で大切にしているセルフプロデュースを思い出せるものです。
今まで描いてきたテーマと姫先輩の言葉、だからこそそれがどれだけ大切なのかと視聴者にも痛感できる。今までの積み重ねが説得力を生んでいた場面でもあります。
姫先輩がこの想いをどんな気持ちで後輩に伝えたのか。まだまだ見えない部分ですけど、振り返った時にあ、あのときわってなるんだろうな。
経験者である姫先輩の助言はされるものの、明確な答えがないままオーディションへ。

ここではまた『二人』が競いあっていることを強調させるために同じフレームないに。
アイカツ早口言葉に、定番の崖! 

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コミカルに描いて競争をオブラートに包みながらも、確実にまた一人と敗者が生まれていく。激戦と言ってもいいほどの熱いオーディションでした。
そして残った『二人』ローラと夢は、同じステージで同じ曲を披露するという、どちらの差があるのかより解る状況で戦うことに。。二人と競い合う、まさにこれしかないといった方法をとるなぁと。

「同じステージで同じ曲で一緒に歌う。これ以上ないくらい正々堂々の勝負じゃない」

ローラがいう通り、正々堂々の勝負といことは間違いないのですが、大人達の思惑は違う。
すでにローラだと決めこんでいる指田さんの会話を聞いてしまうという、かなりきつい展開が待っていました。
ローラの夢は踏みにじられるわ、頑張ろうとしている夢ちゃんが最初からだめだと言われて、こりゃあもう辛い辛い。聞いてしまった夢ちゃんの事を考えたからもう泣くしかなくて、ずっと感情移入してました。
でも指田さんの言っていることはひどい事ではなく『現実』なんですよね。

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あくまで事前に聞いたうえでということをしているし、夢ちゃんの歌も聞いている。
適当に聞いてるわけでなく、しっかり聞いているのが憎めない所ではあるんだけどね。まぁでも、口や態度で誤解があるんだろうなぁとだけは。
不快だけど今の現状を痛感させる言葉を聞き、一人涙する夢ちゃん。

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ここはもうあふれる感情が抑えきれなかった。泣いていいよって言葉を夢ちゃんにしかいえなくて、でもそれじゃあなにも解決しなくて、ひたすらに苦しくて辛い場面でした。
今までの頑張りを知ってるだけに、夢を打ち砕かれる瞬間はショックで、もうどうにもならんね。
悔しいから泣いてるのか、無力さから泣いているのか、いやその全てで、ああ、なんともいえない。
そんな涙にくれる夢ちゃんに現れたのは小春ちゃん

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そりゃあ抱きつくたくなるよなぁという、夢ちゃんの行動も苦しくて。
「ねぇ小春ちゃん、わたしとローラどっちの歌が上手いと想う」
それでもさ、側にいてくれる友人の評価を聞いて現実と向かい合おうとする。
その現実と逃げたいにもかかわらずね。そこがまた好きになれたなぁ。
「上手さだったらローラの方が上だと想う」
ここで小春ちゃんも逃げないで向い合ってくれるんだよね。
アイカツアイランドで選ばれなくて悔しい想いをしている。シーンとしては存在していませんが、そう思ったからこそ、優劣にシビアになれる。例え仲間であったとしても。そう思えてならない小春ちゃんの言葉でした。
「けど夢ちゃん、時々ステージ本番でいつもと違う感じにならから。あの時の夢ちゃんならローラよりも」
さらに勝てる可能性まで話す。これは事情を知らないからということで、小春ちゃんからしたら悪いアドバイスしているわけではないんだよね。あの力がなんなのか知らないわけで、実際いくつもの虹のステージをみてきている。彼女の中では最良のアドバイスでしかないしね。
そんな小春ちゃんの言葉を聞いて、勝ちたい意識に支配される。
控え室で心配しているローラの表情を一回映し、夢が入室してからは一切ローラの表情を写さない。

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こんなにも心配してくれるローラがいる中で、その心配する声が聴こえないのが、辛くもあり、彼女の決意の重さを感じます。
友達としてあれほど仲良くしていたのにと感じながら、ここまでストイックになれてしまう。
この二つの感情がぐいぐい心を攻め落としてくるので、また一つ涙が。
そして二人で対面した時は、もう別々のフレームの中。

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(わたし勝ちたい、自分CDDをだしたい。あの時みたいなステージを今だけでいいから)
対面して正々堂々、そんな気持ちはなく夢はあの力を頼ってでも『勝ちたい』と思う。
『勝ちたい』だけではトップになれるわけではないのにね。
そこがまた苦しくて、そうじゃないんだよと言いながら、また一つ涙が。
で、そこからさらに劇場版のライブで歌われた『POPCORN DREAMING♪』が流れる。
二人をつないだあの曲が、今度は二人を明確にわける曲になってしまう。
それを考えたらまた涙、涙で。そして力を発動させて夢ちゃんが勝利する。

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勝って勝利を祝えなくて、嬉しいわけなじゃなくて、わだかまりが残っていて、そこでも涙が溢れていて、感動とは違う、やるせない涙が流れ続けていました。
そしてもうローラの視界には夢が入らない。嬉しい笑顔と対比となり遠くなっていくローラにも残酷だった。
『現実』と向き合い続けた夢の先で得たものは、空虚な成長のない勝利。
これがこんなにも辛いものだなんて思いもよらなかった。
夢ちゃんが好きってことも、もちろんあるんだろうけど、映像としてそれぞれの感情が拾いきれてる所が素晴らしくて、そうとう完成度が高かった。
今までもアイカツスターズすげえなぁと話数を重ねるごとに思いながらみてたけど、それを軽く超えていく衝撃を受けた回でした。
「あの力、これ以上は見過ごせんな。悲劇を繰り返さないためにも」
と諸星学園長がついに動きだしそうで怖いです。
それはまだ後だとておいて、次回はCDデビュー。
ステージ後の咳込みがまだ続いていて不安でしょうがないね。
だからこそ自分自身を信じる夢ちゃんの姿になれることを信じて待っています、

 

 

 

今週のうさぎ!

悲しみにくれようともうさってたのは紛れも無い事実。

ということでうさうさ楽しく振り変えるぞ!(楽しんでいるのはお菓子は別腹っていうのと同じように、うさぎは別腹ってこと。いいね?)

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うさああああああああああああああああああああああああああああ

ゆめちゃんがポテトをうさ食べようとしている姿がうさかわいかった。

餌付けしてるみたいな感覚にさせる、うさぎ力を高い証拠ですね。

 

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うさああああああああああああああああああああああああああああ

うさばしり、うさ競争、うさ吹き上がり、うさなびき祭りがうさ最高だった。

うさぎを感じるならばやはりこれ! 言葉はいらない、その美しき動きから夢ちゃんの息づかいならぬ、うさづかいを感じることができるってうさ素晴らしいよね。

次回はどんなうさぎをみせてくれるのか、楽しみです。