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うさペンの館

主にアニメの感想置き場です。

orange 10話 「LETTER10」 感想

orange 10話 「LETTER10」 感想

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未来の手紙でつながったもの達が、本当に手にいれたい未来を手にいれようとする物語。
今回は罪の重さを軽くして飛び上がった少年が、仲間と駆け抜けたい未来をつかむお話。
翔の様子おかしくね?
チアコスバンザイしておいそれ活気づいている間も上の空、そんな翔を心配することが今回のはじまりでした。
ただのリレーで転んだ後悔が、当事者達にとっては緊迫した状況で、死の重さというものがみえてくるね。はたからみると、そこまで思わなくてもと思えるのだが、過去と未来の翔のことを知るとそうでもない。そこをしっかり捉えられたいたなぁ。
また翔も同様に、死の重さというものをいつも通り痛感させる。
おばあちゃんというのじゃおさまらない、別の所にあるんだと。
それをマットで表現してしまうというのが今回面白い手法でした。
菜穂と翔のネガティブコンビではなかなかはいあがることができない。
彼と彼女の本質というのは変わらないんだと改めて。
本作は成長もみせたりするんですけど、成長したうえで本質を変えさせはしない。
視聴者達はキャラクターの成長を願うという点ではそれは相反しているものなんだけど、本作にかぎってはそうではない。本質が変わらないからこそ必要が生まれてくる。
それが須和達であり、友である。マットをみんなで持ち、
「重ったかったら無理に背負わなくていいんだよ、俺たちがいるから」
と声をかけあえることにつながっていくわけです。
これはストーリーを主体にした展開といっていいんですけど、だけど同時にキャラクターもしっかり大事にしているんですよね。
それは本質を変えていないから。別段ストーリーに振り回されてるわけじゃないからね。
あくまでヒーローではない、母の想いにかわらず苦しむ翔がいるから。
そこに重きをおいているということなんですよね。
そしてそれは最後まで変わることはない。
足を痛めながらの翔のリレー。
翔に伝えたい言葉を叫びながらつなぐリレーが最高にあつかった。
おふざけキャラの萩田君も超頑張ってるし、おいおいやるじゃん。
そして菜穂。
「みんなから伝言、負けるな、約束、ずっといっしょ、10年後も、待ってるよ、みんなで、待ってるからああああ」
ここは普段の菜穂とは違う荒々とした声で伝える。演技にぐっときた場面でもありましたね。
それを受けて翔が、ごぼう抜きで一位をとる。後悔もなにもない。笑顔で過去と向き合えた瞬間は最高に気持ちよかった。
ネガティブモード全快なだけにそれが晴れると、段違いだね。
最後のイチャイチャ、もっと爆発しろ! 
「手紙に書いてあることがすべてじゃないってわかった。でも手紙も間違ってなかった」
手紙の肯定というのは、そのまま本質が変わらないということだと他ならない。
翔も菜穂も手紙も本質は変わらないままに、でも進みたい未来に変わっていく。
成長とは違う、キズナや結びつきのおかげでつかめた。そこがやはりすごいなぁと、
物語では成長というものを頼りにしがちですが、そうじゃないんだ。
ここまで翔も菜穂も変わらないでいたのは、この時のためにあったように思えた。
だからあのゴールの瞬間最高に気持ちよかったのかもしれません。
作品としてやりたいことをやりとおした。まだ翔の後悔と向きあったわけではありませんが、そう思わせるほどのパワーを持った素晴らしい回でした。