うさペンの館

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アクティヴレイド -機動強襲室第八係- 2nd 10話 「訣別の宴」 感想

アクティヴレイド -機動強襲室第八係- 2nd 10話 「訣別の宴」 感想

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仮面の下に隠された真相。
今回は稲城都知事にひたすら切り込んでいくお話でした。
その中心となったのは、黒木とボス。
信用し続けていこじになる黒きを、冷静にとりボスがはらっていく。
温度差があるからゆえに、物語のテンポがをおちませんでした。
両極の思想と違いは、それだけで意志となって行動をうむ、大切なことですね。
そしてこの話において珍しい役回りをしている、ボスについてもう少しスポットライトをあびせましょうか。
結婚が決まりそうになっていた時期があった。
いやぁまさかそこまで進んだ関係だったのか。
という驚きありでインパクトのあるお話だったのですが、そこから愛する稲城君のために暴発しないのが本作を第八しらしめている。
結婚までの関係で普通にやるとした、ボスが単独で稲城君のために行動して信じていたのにみたいなのにしがちですが、そうしなかった。
事前に仲間にうちあげて、仲間の前で結婚式をあげる。
人としてよりもまずは警察官。彼女の理念を反映した話ができたからこそ、第八として動けている。すごい話として利口なんですよね。
その理屈が非常にきにいっている部分で、お話が変な方向に脱線しない。
ちょんとそこをわかったうえでやれたのが良かった点ですね。
ラブロマンスも面白いちゃ、面白いですが、感情的になりすぎちゃうからなぁ。
黒木が感情的なぶん、引き算としての役割もあるのかもしれませんね。
花嫁衣装をとって、段々と警察官としての姿を現していく。取り払うという演出も印象的でした。
第八の行動により、バードとのつながりをあかされる稲城
「既存の法律を守っているだけ、わたしは世界の未来をみすえ社会を変えていく。人間としてのやくわりが違う」
自らの正義のためなら、なにをしてもいい。
その偽善たっぷりのナルシストぷりの変貌も見事でした。
裏でわかったような顔をして、平気でなにかをやれてしまう。
自分の手を染めないで、どう人を動かしていくか。
面白さを操るバードと本質的に似ているのがなんともね。
次回、稲城都知事とどう向かいあうのか楽しみ。