うさペンの館

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タイムトラベル少女~マリ・ワカと8人の科学者たち~ 11話 「不屈のエジソン」 感想

タイムトラベル少女~マリ・ワカと8人の科学者たち~ 11話 「不屈のエジソン」 感想

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真理を探求する者達の物語。
今回は御影さんが主役すぎる回で、一味も二味も違っていました。
「わたしをあざむき、このようなとんでもないものをふせていた」
出資者として当然の怒り。それをもってして永司に会おうとする。
真理ちゃん人質に、悪役ぽいことしてたけど、良い人臭のほうがしてたなぁ。
わざわざ会いにいくって所がね。
晶さんとの時もそうだけど、実際に会って話す。それができる人なんだよね。
それだけでも善人って感じ。
逆に前回母さんと約束した永司パパは、ダメダメでしたね。
オークションなにかしらのしかたのない理由と思ったら、本当に研究費返済ぽいし。
歴史を変えないためという理屈が通りにくいというのがなぁ。
一人で背負すぎるパパの問題をどう最終回納得させていくのか。それが結構重要になってきそうだ。
さてエジソンの時代に飛んでからは、御影のエジソンの愛好者としての顔がでる。
科学者に、タイムマシンという夢物語に出資している。その辺りの理由も納得できますね。
ビジネスとしてという言葉を言って、大人ぶってますけど、普通はこんなありえないもの信じないよなぁ。
真理達が当たり前に受け止めているけど、実際その世界とは隔離された世界のできごと。
こんな未来技術。成し遂げようとはしないはず。
しかし御影はそうじゃなかった。
「不屈の闘志、前向きな思考、根拠のない自信を持っていること」
それは御影自身にもいえ、だからこそこの夢の技術を目の当たりにでき、憧れのエジソンにあえた。
さすがに子供らしい一面を今の御影がみせたら、悪役の仮面がはがれおちるからできない。
けれど、内心はすごい喜んでいそうなんだよね。
それい、タイムパラドックスの弊害なんて言われるまでもなく解っていそうだし。
理性があって熱い男。この回だけで御影さんのことが好きになったね。
エジソンも、電話機の改善をとりかかったり、実験の中で得た発想から蓄音機を作ったり、発明王と呼ばれるだけある。
エジソンも特許をとられ、苦い経験をしていた。
彼もまた人なみにくやしい思いをしていた事実をして、エジソンという人物の印象が変りましたね。
天才は天才なんだけど、彼は諦めない天才。熱い人だとしれたのが嬉しい発見でした。
今期は御影さん分に振っていたぶん、真理の活躍はおさえめ。
その時代と違う視点も、御影さんの自分で会社を作ったほうがいいという助言があるおかげで、やれなかったしね。
まぁそのおかげで御影さんにスポットライトが当たっていたし、無理に活躍させる必要もないしね。
御影さん大活躍の、科学とビジネス。その両極をみせることができた回でした。
エジソン電球の時代に、裏の倉庫で父と再会。そして巨大な次元の渦。
そこからどんな最終回を迎えるか楽しみだ。