うさペンの館

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テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス 11話 「戦争 The War」 感想

テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス 11話 「戦争 The War」 感想

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憎しみの連鎖が続く戦場へ。
今回は絶望が支配する、かなりハードな物語にしあがっていました。
戦力差が十五倍。そこからして絶望的な状況。
いくら仲裁といえど、こころ元ない戦力でもアリーシャは人間を信じて疑わない。
彼女の折れない心というのが、特に今回でていましたね。
ロゼを静止して、刺されてもなお相手のことにきをつかう。
戦争が生まれることで穢れも同時に生む世界で、こうすることでしかすべての人が救えない。
また犠牲が出続ける。仲間を失った経験があるがゆえに折れない、その意思がただただかっこいいんだよね。
平和主義でただ訴えているようにみえて、この世界の理屈に当てはめたらこれが最善。
戦争をすることで自国の兵士が穢れの根源になり、それが広がったら、マーリンドの悲劇と同じになってしまう。
こういう理屈が通してある世界だからこそ、彼女の主張は保たれ、世界の悲惨さがうきぼりになる。
その背景のある世界観が、理屈じゃない主張を後押しをしてくれているというのが、非常にきにいってる点で、それを今回あますことなく発揮してくれていたなあ。
姫様の背中を見届けようとするロゼはまずは自分の命優先。
その当たり前の主張をしてくれているからこそ、物語としてバランスがとれている。
あの場所で不必要な存在ではなくて、必要な存在。そういった意味でも良い活躍をしてくれていました。
というか、この二人身体能力高すぎんよ。めちゃかっこよかった。
ランドン師団長との絡みはその二人にまかせて、スレイは戦場で穢れと向かい合う。
「アリーシャのことは好きだ。でも開戦していたら俺はハイランドの味方はできない、ローランスにたいしてもだ」
「そういう導師としての態度、わたしは指示する」
戦場に入る前、川でのアリーシャでの会話。
スレイはみずからの意思を示す。
アリーシャに肩入れすることなく、こう言い切れる。変になれあいの関係じゃないのがいいんだよね。
どのキャラクターもそうなんですけど、それぞれがぞれぞれの価値観を持って行動している。
ミクリオ、ライラ、エドナもね。
そのクレーバーさは戦争という状況の中でも失うことがない。それが好ましかった。
戦争に突入してからは、それぞれの力を使って圧倒する。
キレのいい戦闘をダイナミックに描く。
能力の切り替えの自然さといい、その描き方といい非常に高いレベルで見応えありました。

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導師のなかに穢れがはいりこんでいるのもラジアルブラーを使って、うまくはいりこんでいることを表現できていました。
力をみせた後は絶望。
戦場の一部しか浄化することができずに、はてしなく戦いの音が響いている。
穢れと人間の恐ろしさを十分に感じることができるものでした。そんななかでも自我を失わないスレイも仲間もかっこいいなぁ。
そして災禍の顕主のが現れる。良い引き。
絶望の中であらがい、人のために剣を振るう者達。
次回、それがどうなっていくのか、どう二期につなぐのか期待したい。
二期の発表すごい嬉しかった。今から待ち遠しい。まだ続きがみれるだけで全然違うなぁ。