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うさペンの館

主にアニメの感想置き場です。

アイカツスターズ! 26話 「奪えない夢」 感想

アイカツスターズ! 26話 「奪えない夢」 感想

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凍てつく波動を従えしツンドラの歌姫が復活、ゆめちゃんのあせり、リリィの在り方、そして強敵となる。
リリィちゃんのことを知ろうという回にとどまらず、リリィの視点にたつことで夢ちゃん自身の物語も前進した、話の構成のうまさが光る回でした。
氷属性で登場し、S4、幹部、学園の知り合った人たちなどから歓迎される、リリィの資質を漂わせる登場はインパクト抜群。
彼女の過去の多くが語られることはありませんが、他者の評価を高まらせることでより高い位置にたたせる。
キャラをたたせるためによくある手法ですが、リリィの場合は噂話しにとどまっていない。
声だけではなく行動を。実際の動きがあることで説得力が断然違っていました。
ファンや他のキャラと密接な関わり合いがあった。
お話の中では語ることができない、ゆずちゃん以外のフォローもできているのが上手い部分ですね。
自己を孤立させているリリィをどうコンタクトさせていくか。
19話、23話にて、ゆずちゃんとの関わりを描いてきたのも大きい。
集団に混ざって会話の橋渡しをする上で重要で、それを今回改めて確認させてもらったなぁ。
しかしゆず先輩オンリーだけじゃあ、あまりにも吸引力が強すぎるために多角的な方向から物語をみることでできない。
そこでとられた方法は、ゆめちゃんに怪我してしまうことで、同じ視点と同じ立場にしていました。
怪我をしてしまったのは心痛むことで、間違いなくこれは物語の力と呼ぶべきものが大きく働いた結果です。
しかしながら、なにをどうみせたいのか、この視点を描きたいからという主張がしっかりとされており、怪我をしただけのことがあると思えるようになっていたので、良いお話として終われている。
物語にはどうしても不幸を背負ってもらって葛藤を描くというものはつきものです。
やりたいこと、やりたい場面を押し通すために。
そういった場合、どこまでそのキャラクターのために親身になることができるか。
それが勝負になってきます。
そしてこのお話ではそれが間違いなくできていた。まずそれだけは言っておきたいですね。
怪我をおう。のどの傷みを訴える、ライブで倒れてしまう。
スターズにはなにかを抱えてしまうキャラとして、姫ちゃん、ゆめちゃん、リリィがいます。
これは平均的な作品よりも多いといえるでしょう。
よって重要なテーマということをこれまでも伝えてきています。
彼等は孤独であることを肯定しながらも、支えあわなければ踏み出すことができない。
普段は手を差し伸べたり、自分できずいていく、やがては『輪』になっていくことで踏み出していましが、今回は『個』と『個』であり続けることで踏み出していたことが印象敵です。
焦りと不安の中にいる『個』として存在しているゆめが答えをみつけるために、『個』として助言をいうリリィ。


「そんな気持ちになりそうな時は想像し、自分に言い聞かせるのです。ここは極寒の地。長い冬に閉ざされ、どこにもいけず、なにもできない。いくら叫んでも声は吹雪にかきけされてしまう。でも、今は耐えしのぐ時。雪どけは必ずやってくる。明けない夜がないように、いつか必ず冬は終わり、春がくる。その時までわたしは歌い続ける。いかなる困難がこの身にふりかかろうとも、誰もわたしの夢を奪うことはできないのだから。少しわかりずらいでしょうか」
「いえ、すごく解ります」
「へ?」
「わたしもすぐ想像するんです、姫先輩みたいなS4になりたいって」
「え?」
「CDは即日完売、街にはわたしの歌声が響き渡って、泣いてる子も怒っている子もみんな笑ちゃう。そして世界は平和になるのだーなんて、結構本気でそうなったらいいなって思ってます」
「楽しい想像ですね。でも想像するだけではなにも変わりません、想像で終わらせないために明日のステージ必ず成功させます。では、お大事に」

それぞれの想像の違。ここが一番『個』をつくりだしていた部分だったと思います。
そして『個』であるゆえに強敵(とも)になる。
今回のプロセスから結果までの流れ、ローラとはまったく違う形のキャラとしてリリィは君臨し、成長を促す。
新キャラが入ってなにか風向きが変わったかというと、間違いなくそうだったいい切れる。
これからの展開の牽引役として申し分ない働きをしてくれたなぁ。


「わたしはみんなと同じようにレッスンやトレーニングはできません。ゆえに心ない人にいわれたことがあります。君にアイドルは無理だと」
 リリィの言葉を聞いたゆめは怒る。こころない言葉を言われた経験を言われた経験がわたしにもある。だからこそ無意識に力んでしまった。
「そんな! いたぁい、いたたあ」
 怪我をしていたことを忘れ力んだために激痛が走り、傷みで身体をしびらせた。

「では、お大事に」
 リリィが去り、テーピングがまかれているのにきがついた。

というゆうように、芝居の方向性としてきずかないということが演出されていたのも印象的。

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無我夢中であるというのはそれだけその人がその話に耳を傾けていたか、強い感情をだしていたのかの指標になります。
それを自然と短いカットで済ませ感情を伝えているのはさすがです。
本を閉じるタイミングが「君にアイドルは無理だと」という部分。
テーピングを巻いたことが、ゆめのこころすらも元気を取り戻したという代理描写。

それ以外の部分でも、映像で伝えるべき意志や感情も伝えきれていました。
そして忘れてならないのはOPとEDの変更。
アイカツスターズOP1は憧れS4と対面、学園の出会い。これからの期待というイメージ。
対して、OP2は目標に向かう。

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及び、小春はフッション、アコはスバルへの恋心、真昼はお姉ちゃんの雑誌をみる、ゆめロラは共に進む等、個性が押し出されているイメージ。

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結局の所、ゆめロラ最高っていうのが一番ニヤニヤできましたが、OP2としても個性がよりはっきりしていたのが良かったなぁ。

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ゆめちゃんもコーデもかわいい。

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対してEDは未来への暗示という、これからの物語を占う部分が多いです。

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ゆめちゃん人形が涙を流す、姫の背中を追いかける、回り込みをしながら虹の花畑を周るゆめと姫ちゃんが段々と反転していく。

回り込みをした上で反転させるということは、普通では取り入れない手法です。

それも逆転した状態で次のカットに移行している。
そこから読み取ると、ゆめちゃんが姫を追いかけて涙をながし幸せな花園が生まれる。

それは幸せなことでもあるが悲しいことでもあった。

涙を流すゆめちゃん人形の隣に小春ちゃん人形がおかれ、ずっと側にいたかった。暗闇のなかでそう伝えてくる。
とまぁ推測にしかすぎないのですが、そうなる可能性があるかもしれません。
そう思えるほどに、モチーフや演出の方向性が見事にはまった新EDでした。
新章突入ということで、これまでとはまったく違うアプローチ。
それをリリィを中心におこなうことができた回、それからどう物語が動くか楽しみです。

 

 

今週のうさぎ!

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凍てつく波動によってゆめちゃんが雪うさぎに!
ぶるぶるふるえ、うさみみみがなびく。うさ野生らしさがでているのがうさ素晴らしいですね。