うさペンの館

主にアニメの感想置き場です。

DAYS 14話 「全力で俺の椅子を奪いに来い」 感想

DAYS 14話 「全力で俺の椅子を奪いに来い」 感想

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小休止と新たなる決意胸に、いざ遠征合宿へ。
そこで行われてたのはこれまでとは違う試み。
レギュラーメンバーの座を争う、チームとしての強化を図ることでした。
というわけで、レギュラーメンバーは一旦おあずけ。それ以外のベンチにいたメンバーが主役になりました。
敗戦からはとくにそうなんですけど、後ろを振り返ることが多い。
負けたことを振り返り、これまでの自分のことを振り返り、時には小百合ちゃんによって過去を振り返ってきました。
そして今回はベンチのメンバーとかなりやりたい話の方向性がしっかりしています。
前ばかり向いていることが必ずしも成長につながるわけではない。
一歩だけ引いてみることの大切さを、じっとり伝えてくれるのはより底の深いキャラになりそうで良い試みです。
さて今回実際、それが本当にできていたのかというと、できていたとはっきりと答えられる。
前向いていた時には解らなかった本当の実力を、レギュラー陣がいなくなることできずけたり、。
他のベンチのメンバーにしても、その差を痛感していたりする。
ベンチだって全員選手の一員なんだということを、言葉ではなく、根本的に伝えてくれました。
ポジションをうばいにいけという、水木の言葉しっかり個人としてどうチームに貢献するのか。
土台がしっかりしていた所も、それを助ける結果になっていたなぁ。
チームがあって、個人がある。さてその中で差というのを感じさせるのが今回のメインテーマであったのですけど、それとはずれた部分がDaysらしくて印象に残った。
その部分といえば、大島先輩の駄々のこねっぷりですね。
駄々こねすぎじゃねぇかwwwww
水木といい変人な感じで押し通すことが多く、そこだDayらしい。
変にかっこつけず、選手の子供ぽい執念をクローズアップしたい。選手個人の捉え方が他の作品とは違うよな。あそこまでとはいかないまでも、現実的に子供ぽい部分が選手にはある。
そういうことを伝えたいからなのかもしれないです。
とまぁ駄々のこねっぷりがクローズアップされたわけですが、ゴねで終わらず、話の中核をになう。
どうしても試合にでたいという欲求。
レギュラーメンバーだってそうなんだといい切らせるのは大島先輩のパワーのある駄々のこねっぷりのおかげです。
突出しているようにみえて、ベンチメンバーとレギュラーメンバーの気持ちを代弁しいてる。
そういったことができているので、お話の方向性により深みをだせていました。
ポジション争いという本来はシリアスな駆け引きをマイルドに表現しながらも、気持ちの面で彼等の本心をさらけだすことで、彼等の試合にでたいという執念を伝える。
そのうえで差を感じさせ。壁をも感じさせる。
新しい力を手に入れるために、レギュラーもベンチも幅広くあつかったまとまりのある話でした。
次回からもその流れを受け継ぎ、チームとして個人としてどう変わっていくのか楽しみですね。