うさペンの館

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DAYS 16話 「億千万と打ち寄せる波」 感想

DAYS 16話 「億千万と打ち寄せる波」 感想

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デフェンダーの経験をいかしつくし君がフォワードでさらなる飛躍をみせる。前回の采配が行き、攻めでのポジションが強くなる。選手が自分で考えて行動する。理想の形といえ、理屈が整っているのが大変いいですね。わりと精神論はいてるようにみえて実際の成長への理論はいつも誠実で、そこが本作の視聴意欲につながっているとあらためて感じだね。さらに面白いのはつくし君がレギュラー争いをしないまま強くなったということ。普通ならばオラオラで勝利のためにという争点にいきがちなところを、そうじゃないよと独自の路線を走る。誰よりも誰かのためにプレイする。そんなやさしさが強さ。今までの彼をみているからこそ納得できるし、彼にはそうあってほしかったあるべき形に落ち着き、この展開しかなかったと言わせるほどでしたね。やっぱりこの作品のこういった他にみられない手法は好きです。それでいてキャラも物語も壊れてないから、すごいといっていいですね。勝ちたいという気持ちは合っても、争いたいという気持ちはない。ちゃんとそこをきっちりとわきまえていた。つくし君の成長をみせてからは、青函戦に向けての土台つくり。大島があおられ、風間と火村にに期待がよせられるというのはあるあるライバル構図。さて今回面白いと思ったのは、君下と水木キャプテンに対する思いでしょうか。パスに満足していない、それが尾をひき強く当たってしまう。自分の非力さとかそういうのが身に解っているからこそなんだとか、いろいろ考えているんだろうな。そこらへん試合でどうなっていくのか。そしてどう振り向かせるのか楽しみ。