うさペンの館

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レガリア The Three Sacred Stars 11話 「牢獄」 感想

レガリア The Three Sacred Stars 11話 「牢獄」 感想

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いざ最終決戦へ。
イングリッドとケイ&ティアとサラVSノア。
呼びかけとかはほとんどなしに、ヨハンに取り込まれたままの意識を脱するために戦いを繰り広げる。
こちらのメンツはロボット戦をがぁつりやってくれました。
ノアを助ける理由がヨハンと絡んでいるからで、イングリッド達の戦う理由としては少し薄く感じるけど、それが必ずしも悪いってわけではないかな。
私情を持ち込みすぎないからこそ。集中して戦闘シーンも描けたりしてたんで。
ユイ達も描かないといけない都合もあって、言葉を交わし合うばかりではないのはメリハリがあってよかった。
一人期待に乗っていないユイは、レナがいないと戦いには参加できす、さっさと闇の中に取り込まれ精神的な成長を促されます。
レナがアレクトのままでいるくらいなら、ここに残りレナと共にいる。
レナがもうぼろぼろになっているということと、向き合うお話になっていました。
共にあることで数々の困難と向き合ってきた二人であり、
両親がいなくなってもずっと支えてくれていたレナ。
これまでの積み重ねを知っているからこそ、別れなくてはいけないという選択肢をとることができないユイに共感できる。
物語の中で描くべきことを描いてきたからこそ、そう思えたのだと思えます。
レナといたいというその気持ちが適当な気持ちではないし、それは視聴者だって同じ。
そこをしっかりと代弁してくれたのがいいですね。
そのうえで、「ひとりじゃ無理かもしれないけど、ふたりなら」という帰結を選んだのはこれまで描いてきたことを決して無駄にはしない展開だといえます。
ヨハンや心の闇にすくうもの、自分の内なる欲望や思い。それと立ち向かうために必要なものは二人でいたいという気持ち。
この場所でずっといつづけるのとは違う、二人であり続ける関係性。
止まった時よりも未来へ。時が止まったレナが誰よりも未来を信じているからこそユイが救われるっていうのが、せつないなぁ。
奇跡が起きて救われることはないんだろうけど、その心の強さがかっこよかった。
次回はいよいよ未来を選び取る二人が戦場に馳せ参じる。
ノアも救いだしたりと、熱い展開になりそうで楽しみだ。