うさペンの館

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機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(第2期) 33話 「火星の王」 感想

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(第2期) 33話 「火星の王」 感想

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地球支部の事後処理という形で進んだお話。
悔やんでも悔みきれないその意志のいくさきざきが、それぞれのキャラクターで描きわけられていたなぁ。
タカキについてはなんと鉄華団をやめる選択肢をとる。
怒りにまかせてことを起こすのではなく、妹を守るために動く。
タカキらしいといえばタカキらしい、引き際でしたね。
それにこの展開が物語に与えた影響は多い。
鉄華団というのは軍隊ではなく、あくまで個々の集団であるということ。
硬い絆で結ばれているようにみえても、誰かの意志を尊重する場所なんだと改めて感じだね。
それとは対照的にオルガは火星の王としてのしあがることを決意。
危険があったとしても辿りつきたい場所のために。言い対比の仕方だったな。
彼等は彼等の利益のためにつねに行動している。
それは世界のなだたる組織も同じ構図。そういった人達のやりとりが本作を形づくる。
今回もその魅力をぞんぶんにあじわうことができた。
後は今回きになるのは、ラフタちゃんの恋心がストレートに描写されたこと。
主役連中が恋愛に疎い部分を補強して、禁断の片思いをする。ええなぁ、かわいくて。ほっこりです。
でもそれってなにかしらの悲劇を生み出すってことだから、覚悟しとかないとな。
ナゼかアキヒロか。いいですなぁ、こういうの。