うさペンの館

主にアニメの感想置き場です。

DAYS 22話 「今は俺が聖蹟のキャプテンだ」 感想

DAYS 22話 「今は俺が聖蹟のキャプテンだ」 感想

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まずは丸と甲斐を中心にチームメイトが支え京王が猛攻。
チームメイトへの信頼を描くことで、新設されたばかりでなにもないのではなく。一年の重みがある。
京王戦で引き合いに出されのは強豪との経験の差で、それは塚本まわりの物語と合わせて上手く展開されています。
いつやったかではなく、今なにをしているか。今どれほどの実力があるか。
常に今の自分達の価値がとわれている。
両チームとも別々の葛藤を描いているようで、実はそうじゃない。
共通の部分があるからこそ、共感しやすいですね。
京王の強みってそういう部分なのかな。明らかにチームの戦力がそがれた状態のゲームメイキングがされているのに、熱くなれる。
それは意志の強さ、その熱量がたっぷり感じられるからです。
ただ強いよりも、なにか葛藤からこそできる試合内容だって感じますね。
そんななにも持っていない物語をした後で、すべてをもっている臼井の物語が対比するかのように展開される。
キャプテンとしてふさわしいと思われながらも、自分のなかではそれは逃げだった。
期待や、自己の欲望を解放しなかったあの臼井が、貪欲にゴールを狙いにいく。
あの頃とは違う臼井とはなんなのか。キャプテンとしてどうすべきか。
それがプレイとして昇華されていて、上手いはなしのつくりだなぁ。
いつも冷静沈着なあの臼井がという意外性もありながらも、なぜそう思ったのかという理屈がしっかりしている。
キャラの心理によりそったつくりになっていたといえます。
しかも臼井は孤独ではない。つかもとと共にフリーキックをもぎとり、チームとしての話におちつているのも良かった。
最後は期待通りの活躍をみせる君下が決める。要所できめてかっこええ。
両チームの対比がしっかりと物語の中で展開され、熱く、かっこいい試合展開。いやぁ今回も熱い試合内容だったなぁ。