うさペンの館

主にアニメの感想置き場です。

アイカツスターズ! 36話 「虹の向こうへ」  感想

アイカツスターズ! 36話 「虹の向こうへ」 感想

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ソロライブで満足度90%以上でなければ退学。
諸星学園長から突きつけられた課題はこれまで以上に結果を求める大きな試練でした。
今までは誰かと共にステージにたつことで、誰かの背中に頼ることができたわけですけど、今回はそれができない。
ゆめちゃんが姫先輩に流した涙というのは、あまりにも大きなプレッシャーによるもので、これまでとはまた違ったものでした。
三人から二人、二人から一人。小さく段階を踏んでいくステップアップのしかたをしてくれているので、その違いがよく解りますね。
距離のとりかたもそうなんですけど、支えるにしてもゆめちゃんのアクションによるものがほとんど。
一人で頑張ることしかできなかったゆめちゃんが、なにを考え、仲間になにを聞いていくべきか常に自分で考え行動する。この不安定な仲で自分の殻に閉じ籠もないこと、それが大きな違いとして表れていました。
ローラとともに走る。
あこちゃんにはMCでおもしろいこといいたからときく
真昼には洋服のことを聞く
姫にはレッスンをされる
春ちゃんから続くこれまでのお話の集大成として、きっちりとやるべきことができてるね。
また他者と自分を信じることについては、ゆめちゃんの大きな課題として3話から続くものであることも抑えておきたい。
最初は自信なんてもてなかったところから自信をもてるようになるが、力に頼り挫折し、またそこからはいあがる。
ゆめちゃんが自分自身を信じることがどれほど大変だったか、そのことを思いだしていくと成長して自分を信じるというゆめちゃんの言葉の重みが違います。
ストーリーの中心にくるあの力の話だけあって、積み重ねがものすごく重要になっている。
それがキャラの設定からこれまでの物語の流れまで密接に関わっていることを思うと、この話のためにいままでがあったといえるほどです。
それほどにゆめちゃんが仲間の信頼に答え強くなるという成長は盛り上がるし、感動できるものでしたね。
今回はじめて登場した雪野ほたるちゃんとのやりとりでは、知名度のないS4を盛り上げるために頑張ろうとして、あの力に頼り、あの力がなければだめだと思いこんでしまった過去があかされる。
仲間が信頼をしていたにもかかわらず、自分を信じることができなかったという過去は、ゆめちゃんい仲間を信じて欲しいということを伝えるうえで、非常に重要なものです。
どうしてそれをしなければいけないのか。
声を失うからではなく、仲間を信頼しきれなかったことにきりかえたのは、上手い話の転換ですね。
そうすることで自然と仲間との強力を描けるし、声を失うというプレッシャーに押しつぶされた面ばかりがクローズアップされなくなっていました。
また雪野ほたるのイメージが結構違ってたかな。
はかない流れ星、という感じよりも元気満点みたいな愛嬌の良さを発揮
ちょいちょい抜けてたり、腹ペコ魔人だったりで、ゆめちゃんぽい所ありましたね。
「わたし、もうなみだとはさよならです」
姫先輩とのやりとりでのこの言葉には、もう笑顔笑顔で最高だった。
ずっとずっと泣いて笑ってを繰り返して強くなって、涙にとにかく濡れていた。
もうここまでしなくていいだろって思ったりもした。
だからこそこの言葉ってすごいはげみになる。
頑張れ、頑張れって本当応援してきたかいがあったなぁて。
勝ちたくて頼った21話から大きく成長してついにここまできたんやなって。
あ~もう、感情的になるしかないわ。
「わたしには応援してくれる仲間がいて、一緒に戦ってくれるライバルがいて、いつも導いてくれる先輩がいる。みんなわたしを信じてくれる、だから自信をもって、虹野ゆめいきまーす」
仲間、ライバル、先輩=虹。
様々な色をもった虹だからこそゆめは自信をもつことができた。
虹の笑顔、虹の夢。ゆめちゃんを彩る最高の言葉ですね。
その勢いのままに、甘々なクリーミーケーキコーデを着て、自分を信じるステージを披露。
本当最高だった!!
ステージが終わってからはローラとの百合タイム。
「不思議な力に頼らないでステージをできた」
「ゆめのいちばんのステージ」
それぞれの交わす言葉は、信頼してくれたものに対するメッセージ。
本当のライバルとして同じスタートラインにたてたからこそ、距離が縮まっているというのも見事な演出でした。
あの力に関して一区切りがつき物語の節目ともいえる回は、ゆめちゃんという主人公本来の設定から物語の積み重ねをつかって、虹のようになんどもなんども重ねられた素晴らしいお話したでした。
次回はサンタゆめちゃんでクリスマス気分。ああ、かわいいなぁ本当。早く会いたい!

 

今週のうさぎ!

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うさコアラを抱くゆめちゃん。悩める弱さも魅力の一つ。

だからこそ彼女を輝きを強くもつことができたから。

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そこからのうさのぞき。新しいうさシチュエーション。なんてうさふつくしいんだ。

 

 

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 うさあああああああああああああああああ

うさぴょんぴょんしてからうさ落ち込み。

このうさリズムのとりかたが魅力的。

 

「わたし、もうなみだとはさよならです」

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誓いをたて、すばらしいうさ笑顔をみせるゆめちゃん。

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頼らないと誓いをたて、うさなびきをみせる。

決意と前向きな彼女。うさぎとして力強くなる瞬間はとても輝かしものだったなぁ。