うさペンの館

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うらら迷路帖 9話 「母と心得、時々あなたのため」 感想

うらら迷路帖 9話 「母と心得、時々あなたのため」 感想

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うららの心構えとはどうあるべきか、それを千矢の視点と仲間達との視点でみせてくれた回でした。
まずはAパート。
道に迷う千矢に対して、強引な占いをけしかけるうららを紺の姉貴が退かせる所から物語がはじまります。
明確な悪意をもって近寄ってくるうらら、小梅のときもそうでしたがこの世界は悪意をもっている人は普通にいます。悩みや迷い、そういったものがある以上は悪しき感情も必ずある。
ここ最近は特にその傾向が強かなぁと感じますね。そのおかげでリアリティがたもたれるしね。
騙す人がいることで、うららとはどうあるべきかの教訓にもなりうる。あの人みたいにしちゃいけませんと言っているかのようだった。教育的な場面はこのアニメ本当多くて子供にもみせたくなりますね。
顔や身分を隠すべからず、往来での客引き禁止、客に危害をあたえない。
あくまでうららは商売の一貫。ルールづけがされていたりと、細かい部分が丁寧なのも好きですね。
紺のお母さんが水晶占いで千矢のことを占い、母親を探ろうとしたら水晶が割れる
うららの心構えというお話がこの回の中心ですが、シリーズとしての話もきっちり進めてきました。
ここで面白いのは紺の母親を関わらせたことかなぁ。
明確に母代わりぽいことを千矢に思わせるためのキャラづけであり、紺の母親は千矢のことを既視感をもっている。
誰かと面影に似ているとかで、大きくお話に関わらせたなぁと。
主人公の友人の母親が主人公と関わる。あまりないパターンであり、あえて狙ってやってきてる。紺と千矢が母親というつながりをへて、共感性が生まれる可能性があるというのは面白いですね。
母親がいない千矢が甘えている姿がかわいい。それだけでも十分なんですけどね。
子供のような千矢は可愛いかったなぁ。ええな!
シリアスな流れからBパート。
災いがふりかかると、紺のお母さんが通告。
解りやすすぎるニナさんの演技で、試験かなぁと思えるんですけど、そこまでの話の流れが自然でした。
千矢のお母さんのシリアス話からということで、緊張感が保たれたま。
そのえう紺の話や小梅の話もシリアスにやるときはシリアスにやっていた。
それが災いがふりかかるという言葉に信憑性を与えていたと思いますね。
信じられないような話を信じこませる。話の流れまで丁寧だったのは驚いた。
『前向きな発想、知識をつちかう努力、仲間を思う勇気、決してあきらめない強い心』
大事なのはうららに適したこころをもっているかいないか。
ナンテンを探しに奮闘し仲間のためにあろうとする姿こそはという結論は、前半のお話ともからんで良いものでした。

 

今週のうさぎ

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うさ小物。うららの小物は落ちつけるものばかりで素晴らしですよねぇ。

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お守りうさぎする小梅ちゃん。

どんな災いも四分子、うさ友情ってええなぁ。