うさペンの館

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スター☆トゥインクルプリキュア 21話から30話までの感想

スター☆トゥインクルプリキュア 21話から30話までの感想

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第21話「虹色のスペクトル☆キュアコスモの力!」

目の前で苦しんでいる人を助けたい! 力と想いがぶつかりあう熱く激しい戦闘回が熱かった。
ダークネストの力に支配され自我を失い苦しむアイワーンを助けたい、目の前の人に助けたいというのはひかるがふわを守りたいと、ブルーキャットがひかる達を助けたいというときと同じで、そこに強い想いっていうのを感じる。
苦しんでいる困っている人を助けたいという想いは銀河を超えても同じ、主張が長期にわたって続いてくれているので、メッセージ性が高い物語になっているというのがすごい印象に残りましたね。
反論側のカッパードも悪役としてダークネストのちからを崇拝し、思考を停止して力を得る姿に歓喜する。かませだけではなく、他社がいることでより力の驚異を感じやすくなっており、物語の中で重要な役割をしっかり果たしていた。
またカッパードは惑星クマリンでの戦い、おうしつざのスターカラーペンとの絡みを掘り起こし、あのときとの違いをひかるはみせていくというのもあり、その部分も雪辱戦という形でひじょうに熱かった。冷静さを失わずスターは目の前の人を救うために戦う姿はかっこよかったなぁ。
自分のせいでそうなった、カッパードはこの部分に言及してる感じもしたんでもしかしたら過去にその点でなにかあったのかもしれんね。推察だけど考慮できる感じに強調はされていたんで創造性をかきたてられます。カッパードもかなりかっこいい台詞言わせてもらえてキャラがたってるので、過去もかっこいい感じだと嬉しいかな。
ダークネストの思考を停止することが力の源というのは、創造し考えるひかる達と真逆な考え方。敵役としてこれ以上ないくらいの主張ですね。思考と停止するっていうのは思考がない前提ではなく思考がある前提で支配するので、ある意味でダークネストのちからというのは思考なしでは成立しない。思考を停止するために思考が必要、そのあたりは今後言及してくれると個人的には嬉しいかも。まぁ普通に思考停止VS創造性でも熱くていいんだけどね。
コスモとスターの共闘はひたすらにかっこいい。
あの二人ってタイプは違えど冷静な部分がにてて、すごい対等な関係って感じがするのがいい。
一方的に想いを伝えあうよりかは信頼できるパートナーとして、おうしつざのスターカラーペンをスターがたくすシーンはかっこよすぎました。
コスモのレインボーパフューム、少しクールなイメージを感じさせつつもかわいさが強調されており親しみやすさもどこか感じる。ねこちゃんパンチもそうだけど、クールの中にかわいさを感じさせるものがありみててかっこかわいいできるのがコスモって感じがします。
「やったねブルーキャット」
戦闘が終わるとスターはプリキュアとしてでなく、女の子としてブルーキャットっと接する。
戸惑うコスモとうさ笑顔がかわいすぎるスターの組み合わせがすごいかわいいかった。
アイワーンちゃんもすっかりツンデレになっておられ、かわいいしその方向で救いがありそう。
コスモをみてバケニャーンだと思うくらいバケニャーン好きぽいので、そのあたりの理由が明かされるとさらに盛り上がりそう。今の所は自分の発明を認めてくれる存在だからってことになるかな? いまいち侵略してる理由とかも明かされないとなんともいえないけどね。
「オリンフィアはわたし達の父であり母であるわたしたちはひとつ」
命の根源たる星のような存在、かなりSFテェイストの言い回しでより違いを感じたね。
ひかるたちは家族なようなものと捉えていたんだけど、またそれとは違うんだろうな。
創造力をかきたててごらんと言ってくれてて、こういった設定を使うことに躊躇しないんでそこはすごい嬉しいですね。
コスモはレインボー星を離れるときにひとり故郷の星に想いをよせる。
言葉ではなくみつめる視線でそれを伝えており、終始なにかで目を伝えるキャラだなぁと。
レインボー星は設定盛々のレインボー鉱石の力は自分たちの居場所隠せるんで、今後まだまだ使うチャンスは来そう。そのときは来ることになるのかな。
家族として迎えいれられ地球へと舞い戻る。ブルーキャット編ひじょうに面白かったです。
次回は七夕で父が戻る。ララの誕生日回だけどララの誕生日ではなく父の事なんやね。
一年に一度きりの出逢い、次回も楽しみ、。

 

 

第22話「おかえり、お父さん!星奈家の七夕☆」

どこにいたってつながっているから、一年に一度だけ出会いの中で垣間見える親子の絆にほっこりさせられる素晴らしい回でした。
ララのお誕生日で頬をすりすり、うさかわひかララで百合日和なはじまりからスタート。
メインの話ではないものの、バーベキューで乾杯するシーン等、ララの誕生日をみんなで祝う日常シーンもあって、劇中で祝う嬉しさとひかる達4人の仲の良さがしっかりでていた。
まだ距離感のあるユニとの差がよりわかりやすかったです。
ただ今回話のメインになったのは父とおじいちゃん。
一年に一度だけ帰ってくる、織姫と彦星のように帰ってくる父の陽一はキラやば~と世界を周る学者さん。宇宙人であるふわとプルンスを観た時は平静を保てずに周りをみていないのですか、一点して落ち着くと紳士に立ち振る舞う。
ひかるが父の影響を受けたことで大好きなUMAを追いかけるきっかけになったりと、ひかるのパーソナルな部分を決めた存在としてわかりやすく描写されていました。
その中で注目していきたい部分とうのは、父である陽一は最初は家族のために家に残り自分の夢を抑えこんできたという部分でしょう。
思うがままに大好きなことをしているわけではない、家族を大事にしたいと思えるのはおじいちゃんの影響であり、けして間違いではない。
ただ夢をおさえこんでいる姿も正しいというわけでもない。
「わたし、きらやばーって言ってるお父さんが大好き、だからいっておいかけて、お母さんもそう思うでしょ」
ひかるの言葉をきっかけに陽一は夢を追う決心をする。
前提として家族を思う気持ちがあるからこそ、陽一はおじいちゃんの思う家族とのつながりを大事にする人でありながら夢を追える人になることができた。
母の輝美は自分だけ夢を追ってしまっているきまずさを描いたりと、ただまっすぐに応援してあげられなさも描いている。そういった心理描写を多彩にいれてあるからこそ、星の光りのまっすぐなひかるがより輝けるものになっていた。
家族で応援し夢へと進めるようになった陽一、しかしおじいちゃんだけは反対。
おじいちゃん視点の話では故郷で待つ人の心理というものが描かれる。
大人であるララをひきあいにして、大人であっても子供のことは心配することであるというのはおじいちゃんの本心だと思う。
ララ自身も大人であるからさびしくはないものと言ってはいるがどこかでさびしい思いはしているのだと想像はできる。夢を追う人もそこで待つ人もさびしい思いはある。
そんな想いもあってか、おじいちゃんだけは離れることを受け入れることはまだできていない。
家族を守るの一家の大極柱である父親の役目、たぶんそうやって教えきかせていたというのは丁寧な言葉遣いをさせようとしている所からも容易に想像できる。
ひかるや輝美さんに悲しい思いをさせてしまっている、それは自分の考えの押しつけになっていながらも、自分の考えを押し通してしまう。
そうしないと心配する自分の気持ちや理想の家族像というのを否定してしまうからなんだろうね。古い考え方なんだけど、そこにも家族のつながりを思う気持ちがあって、わがままでも理解はできる。そういった配慮がおじいちゃん視点でもなされていた。
ドーナツをあげるララだったりとただおじいちゃんが硬いだけの人物ではなく我慢してしまう人柄である。本筋とは違うやりとりでキャラクターの造形をみせれていたのもよい点でした。
ノットレイダーにされてからはひかるの独壇場。
「家族はいっしょにいなければいけないんだ」
「そんなことないよ、あたし大好きなものを追いかけているお父さんお母さんが大好きなんだ。離れてたって家族は家族だよ」
離れていたって家族は家族、大好きなものを追いかけているお父さんお母さんが大好き。
ひかるのありかたというのは子供の頃から変わってはいない。
強く光続け、どこにいても大丈夫だと言ってあげられる。
ひかるは大人なキャラというよりも子供のままのわくわくを大事にしたいと子供の頃の気持ちを大事にしたうえでの想いの届け方。
変に大人っていなくて、だからこそ純粋に思いは届くし励まされる。キャラとしての強みが存分に発揮されていました。
大好きを大事にっていう主張は何度かやっているにもかかわらず話によって見え方が違うというのは本当におもしろい。
今回の話で言うと家族のつながりを大事にしたり、故郷で待つ人の思いをクローズアップしてより話に深みをもたせているから。大好きを大事にするうえで、大好きを追いかける複雑な感情をしっかりと描写しきっている。だからこそ想いは同じでも胸に響くものになっているんだろうね。
えれなとの会話の時にすこしだけ逢いたい気持ちはあったりとひかる自信もさびしさはある。
「お父さんは世界中で星をみてるんだよね」
「どこにいても星をはみえるものね」
「ああ、どこにいても空はこの町につながっているからな」
それでも星空がつながっているから、さびしい想いはあっても前にすすめる。
満天の星空でつむがれる親子の絆も素晴らしかった。
おじいちゃんはまだその輪の中にははいれないんだけど、見送りにはこれるようになる。
陽一に肩をかした時に大人になっていく子の表情をみて安堵する、ひかるの想いが届いただけでなく陽一の力強さを感じたからっていうのもあるのかな。
急激に応援できるようにするのではなくて、徐々に受け入れていく。
七夕というモチーフを扱いながら、夢を追う父と待ち人であるおじいちゃん、どちらの視点も肯定されている話しで、内包されている魅力多彩で物語として完成度が高かった。
そのうえでララとの日常もあり、4人のつながりなんかもみせてくれる。
家族とのつながり、友達とのつながり、総じてつながりを大切にしていおり、素晴らしかったです。
次回は大量に増えるふわ。いろいろとおちゃめな一面がみえて楽しい回になりそうですね!

 

第23話「フワがいっぱい!?フワ☆パニック!」

わかちあうことで生まれる仲間の輪、ユニとの距離が縮まるお話でした。
なんどもなんども食事を与えるのに疲れ果てたり、お婆さんのせいで好きな人がいることにされておじいちゃんに連行されるわ、ふわの増殖にたいしてはひかるが主にコミカルな一面をみせておりただの苦労話にならない面白さがあった。
対するユニはというと、責任感を感じ一人でなんとか事態の収拾につとめようとする。
今までのユニは一人でなんでもしてきたゆえにそうしてしまう。責任感が強いというのはかつてのまどかを思い出すね。
そんな一人で突っ走るユニに対してえれなは想いを伝える。
責任感ではなく、ふわとユニが心配だから。
わけあうっていうものはいいもの。
兄弟のことが心配で兄弟とわけあうことで、日々生活をしてきた、えれならしい言葉だった。
この言葉をえれなに言わせた意味っていうのはすごく大きくて、守るという強い想い以上のものをうんでいる。ユニは守られる存在ではなく協力したい相手。だからこそわかちあいたい。
苦労そのものをみんなでのりこえる、チームとしての言葉だった。
この言葉を伝える前に、えれなは協力をなんどか申し出て、マオが陽動している間に、えれながふわの増殖をおさえるためにドーナツをたべさせる。ユニもユニで一人でいこうとしているのだけど、えれなならばと動いていた瞬間がある。
それはえれな達が信頼のおける仲間であると思っている証拠だし、エレナの言葉を聞こうとしたのも、信頼できる相手だと最初から思っているからかな。
ただ仲間として協力しあうまでにいかないのは、責任感という鎖で縛られていたから。一筋縄じゃいかない感じもユニらしい話だった。
カッパードと対峙してからも、ユニは一人で最初は行動するも、仲間達に助けられ、連携することでふわを救う。ユニとのチーム戦はみていて爽快。仲間になってくこの感じがいいよね~
最後は7つでわけあうドーナツの輪にユニも加わる。
少しずつドーナツののように輪となっていく、伝えるべきものを伝えた気持ちの良い終わりかたでした。
次回は氷の惑星。夏だけど冬! 楽しみ!

 

 

第24話「ココロ溶かす!アイスノー星の演奏会☆」

楽しい気持ちが笑顔に変える、ユニとまどかの響き合うハーモニーが素敵なお話でした。
演奏会で笑顔になってくれるような演奏はできていない、賞をとり技術があると表彰されても日頃の練習不足もあいまって悩むのは、志が高いまどからしい悩みだった。
その悩み対してがぁつり掘り下げるというよりかはユニの歌と手拍子で演奏を楽しむことが大切だときずいていく。
ゆきおの話というのもかなりクローズアップされているためではあったものの、聞いて見て感じる、多くを語らないからこ音楽の力で楽しさをいうものがしっかりと表現されていた。
まどかにとっては音楽がメインとなっている話であり、語りすぎないっていうのはうまい手法だったな。
アイスノー星でいた雪男にしても、純粋にイルマを笑顔にしたいという気持ちから動いている。
笑顔にさせたい強い気持ちを描いてくれたからこそ、まどかの笑顔にしたいという気持ちを強く描かなくても成立する形になっていた。
ノットレイダーに変えられたイルマを救う、雪男に託された思いはまどかへ、そしてユニと渡り歩いていく。ユニ強化月間をやりつつ、物語としてもおちつくべき所に落ち着いて良い話だなぁと素直に思えましたね。
今回は星と星との意見のぶつかりあいというよりも、共通する認識のもとの目標に向かって進んでいく。より話のバリエーションが広がる話にもなっていた。
ただ共通点とていなにもない場所だと雪男がいっていることには注目しておきたい。
雪や氷があればなにもないなんてことはない、視野が広いひかるがぐいぐいと楽しいものをみつけていくスタンスは変わらぬスタンスで、ひかるの強さというのを感じるやりとりでした。
最後、イルマは笑い上戸で笑いだすと止まらなくなるという部分は、笑わなかった理由の説明ではあるんですけれども、実はひかる達が来る前から笑っていたということの証拠でもある。
雪男がいたからいつも笑っていた、なにもない星でも誰かとのつながりが笑顔をうみだす。
そういったところにも最終的に広がる話になっており、ただの理由の説明だけにとどまらないように考えられるものでした。
雪の星にひろがる歌と音のハーモニー、すてきな雪国とたくさんの笑顔。心あたたまるよき話でした。

 

 

第25話「満天の星まつり☆ユニの思い出」

ユニといっしょに夏祭り! クラスメイトや仲間達とのふれあいを描かれ、ユニが地球という輪の中に溶け込んでいく姿が微笑ましかったですね。
きんぎょすくいでお魚でよだれたらしているところなんかはねこちゃん要素をつかってユニだからこそのかわいらしさがあった。負けず嫌いな一面や素直になれない部分もよきでした。
ひかるちゃんはユニと勝負の時は器用さをみせたりと、なんでもできる感がすごくて頼れる娘だなぁと。教えかたも上手いしですきがねぇ娘。そのうえでかわいいんだから最高や。
ひからら勝負もひからら推しで、よきよきのよきでした。
えれなさんは子どもたちのためにと奮闘する姿はいつもながらで安心さをおぼえる。
まどかさんは初夏まつりでうきうきながらも、射的をくそ真面目にやったりで、まどかさんらしさをだすことで面白い話しのもってかせ方だった。ガチかよWWWってなれるあたり面白いよねz~
クラスメイトの反応一目おく感じなものが多いが、カルノリだけはにゃんこときさくな感じ。それもらしさって言うのが伝わるやりとりでした。
いろいろと各人の楽しむ姿や周りの反応なんかを楽しんでからは、惑星レインボーを救う使命を重んじ遊んでばかりはいられないユニの気持ちが描かれる。
夏祭りは楽しいもので幸せなものがたくさんある。
それでも孤独でいようとするのは、その楽しさに浸かってはいけないから。
冒頭で一人野宿しているのも、その意志のあらわれって感じなのかな。
ララと一緒にロケットに住んだほうが観てるいる側としては安心するんだけど、あえて野宿なのはユニの孤独でいたい気持ちを尊重してのことなんだろうね。
そんなユニ言葉を聞いたララは、昔は自分は同じだったといいつもひかる達との思い出が自分を変えていったことを伝える。
「それにみんなといると宇宙がひろがるルン」
「こころのなかの宇宙が無限に広がっていくルン」
このララの言葉のフレーズは素敵だったし、ひかる達のことを大切に想っていると伝わるものだった。まだまだ宇宙のように広がっていく、それはまだまだひかる達との思い出をつくっていきたいってことでもあるしね。
ユニはその言葉を聞いて、すぐには受け入れはしませんでしたが、ユニとララが近しい存在であると伝えながらも、やがってはユニもそうなっていくであろう。
想いをぶつけられていたやりとりですごい好きですね。
そこからノットレイダー戦。
コスモは一人で苦戦し囚われてしまうものの、スター達に助けられスター達を助ける。
仲間として共に。
えれなの時との違いは、スター達の援護をしたってところかな。
自分で解決しようとするのではなくて、仲間に任せる。
ふれあいの中で信頼し、それを行動としてなしていく。
言っていることではなくユニは行動でかなり想いを伝えるキャラなので、そのあたりのやりとりの変化がきっちりとでていたなぁ。
ロケットの上で花火をみて、かつてのオリンフィアとの思い出を大事にしつつも、今の仲間といることも心よく思う。
また一つユニとの距離感が近づいた、そういったエピソードにしあがっていました。
次回はサマーン星にいくまでのパジャマパーティ。仲良きエピソードと宇宙らしいって感じのものがみられそうで楽しみ。

 

 

第26話「ナゾの侵入者!?恐怖のパジャマパーティ☆」

パジャマパーティでつながる絆! 星が瞬く宇宙空間で語りあかしお互いの事を知っていく、友情の深め合いに心温まるお話でした。
映画をみんなでみたり、普段話せないことを話したりの女子会雰囲気なんですが、ここは広い宇宙空間であり、それぞれの家族や友人になれた喜びを感じることに、スタプリらしさを感じた。
ただ仲良くっていう感じだけではなくて、それぞれの未来のことやこれまでのこと、人生観とかそういった部分までいって少し大人な感じもしましたね。
まどかは留学することを普通に思ったり、認識の違いも面白い。
ララについてはあまりサマーン星の家族のことについて触れてほしくなったりしたりと今後の伏線はりながら、ララだってしっかりものだとひかるが励ますことで、ひかる達とのつながりで救われた面がある。
えれなについては負担をかけている両親に申し訳なく思ったりと、好きなことを自由にやるよりも家族を守りたいという気持ちをだしていた。
そしてひかるは一人でいることも楽しいけど、みんないることが楽しいと伝える。
ここで重要な一人でいることも肯定している部分で、それが個人個人の個性を尊重を許してくれていて、こころ強い。
個人的にも一人を大事にしてくれるひかるちゃんの言葉っていうのが好きで、心動かされた場面だった。
星の影から太陽のひかりに照らされ、ひかるちゃんのうさ笑顔が光輝く。
広大な広がりをみせる宇宙空間をつかった演出もみごとでした。
その前の映画鑑賞もえれなさんが怖がったりと意外な一面をみせるなか、まどかとひかるが意気投合しているのが面白かったなぁ。ちょっと変わってるとこあると好感もてて好きですね、この二人のやりとり。もっとやってもええやんで。
侵入者のヤドカリのやんやんについては次の惑星へともちこし。
カッパードも友情パワー撃破っていう形で気持ちを全面におしだした戦いでした。
しょうふわっくせいだから平気だったり、プルンスの風圧で移動したりと、がちがちなやり方でいかないのは、子どもたちにわかりやすく楽しんでもらいたいっていう配慮を感じるやり方も良い部分でした。
次回は人魚と海の惑星。宇宙での海水浴、楽しみ!

 

 

第27話「海の星!人魚になってスーイスイ☆」

変わることは楽しくて、変わらない良さもある。人魚になって海の星を堪能させつつも、ユニの中にあるこころのわだかまりやアイワーンの憎しみなんかも描かれた回でした。
半魚人のUMA要素なんかもあっからの人魚への変身。パット変身するんじゃなくて変身シーンみたいにとってもかわいらしく描かれていて、それがさらに可愛さをひきたててくれている。ユニと同じ立場になれるというアイテムでもあって、変われるって楽しいことを伝える意味でも意味のあるものだった。
楽しそうに泳ぐ姿はみんなかわいくて宇宙にいながらダイビングを楽しめるのは一度に二度おいしい。マンタなんかの生き物や輪をくぐったり、海の星だからこそのギミックなんかも大量投入で豊かな表現が素敵でした。
ユニークなやりとりなんかもありプルンスはあいからわずのギャグ要員。ヤンヤンのために奮闘する姿は好きなものなら頑張れるっていう姿でもあるので、作品内の好きを大事にするというテーマにも合致していますね。
ポップスターのかわいらしい星なんかも前回同様女児達にかわいいっていってもらえるような設定だった。
ユニの話を腰をすえてやっていて、敵であったとしてもだましてしまったことにたいするわだかまりをアイワーンを通して行われる。
自分勝手に侵略していてアイワーンは悪なんですが、だましていたことは悪いこと。
悪にはどんな手をつかってでも対処していいわけではない、ユニの中で大事にしたい気持ちの中に正しくありたいという気持ちがあるゆえの葛藤がある。
これは以前のユニにはなかったものというよりも表にだしてこなかったこと。
正しく悪と向き合えるプリキュアに変身できたからこそ、アイワーンをただ殴り飛ばすようなできなかったのだと思えます。
「バケニャーン、マオ、ブルーキャット、おまけにこんどはプリキュア。ころころかわりやがって、そうやってみんなをだましっている」
だましつづけているというアイワーンの言葉に対し、スターは変わる楽しさとユニのレインボー星を守りたいという気持ちは変わっていないことを伝え、ユニを肯定する。
この星で体験したやプリキュアとして変身している経験則からでた言葉でもあり、説得力と話の方向性がうまくかみあったやりとりでした。
変わることも変わらないことも全部いい、全肯定っていうのがひたすらにスタプリらしい解答で本当大好きですね。
ただアイワーンにはその言葉はひびいておらず、このあたりがひじょうにやっかいな所。
アイワーンは悪事を働いてきているわけですが、信頼をよせれる相手を欲っしていることは事実であり、どうやってアイワーンの気持ちに答えるかっていうがユニのテーマにも重なることになるのかな。
変わることを恐れず、たとえ敵であったとしても生まれる友情。
間違えてしまったとしても取り戻せるっていう軸になっていくとしたら結構嬉しいかな。
いろいろと妄想できる感じになっているのがいいすね。
アイワーンがなぜバケニャーンをそこまで信頼してたのか、このあたりも描かれてくれると感情移入がよりしやすいので、早めにこのあたりも描いてくれると嬉しいですね。まぁ描かれない可能性が高いけど。
次回はえれまど回ぽいロケット修理回。キャラクター中心の掘り下げになりそうで期待ですね。

 

第28話「燃やせハート!職人フレアとロケット修理☆」

限界を超え熱いハートを燃え上がらせろ!
生き様に感化され他人を通して己自身をみつめることで、限界を超え熱いハードが燃えあがる、えれなとまどかの熱くなっていく心に熱くなれる回でした。
ロケット修理のためにプラズマ星人であるフレアにロケットの修理を依頼するのですが、こころをみせろと修理するフレアがいう。
なぜこころをみせるのか、そんな疑問があったのですが、話し全体を見通してみると、フレアが心をみせろといったのは、自分のように熱い心をもっている人のためにロケットを修理したいというのがあったからだったなのかなぁ。
ぷるるん星は水の惑星であるのにフレアはそこにただ行きたいという想いだけで、家族の反対をおしきりぷるるん星に生き、そこで生活をしている。
こころさえあればなんだってなれる限界を超えられる、こころの熱さと諦めないことを伝えるというエピソードとしても解りやすい形でなりたっており、これから星をでていくであろうひかる達に向けてのメッセージになっているのも自分はきにいっていますね。
未知なるものに挑戦していく、それってプリキャアだけじゃなくて、他の星の住人でも行われてるってロマンだなぁ。
そんなフレアの生き様というのをみせてからは、えれなとまどかのターン。
お互いにえれなはまどかを、まどかはえれなのことを強いと尊重しあっていく。
今までは悩みにたいしてよりそいあう関係だったのですが、今回は二人で高めあっていくっていうのが最高に熱かった。
百合というよりも友情で、お互いがいるからこそなりたっているのが最高にプリキュア
だからこそ熱くなれたし、すげぇ二人がみつめあってるとキュンキュンする。
本当ふたりの中がさらに近づいたってエピソードになっていて、やってくれたありがとうっていいながらみてた。
カッパードが介入してからの戦闘では、えれなとまどかの強い意思を示すかのように限界をないといいきるのがすげぇかっこよかった。
そして最後は限界をこえて、フレアのハートをかつてないほど燃え上がらせてロケットを修理する。なにをみせどうしていきたいのか、熱量とキャラクターの引き出させかたがうまいなぁと想いながら最後までみることができて、視聴感がすごい良かったです。
あいまにはさまるユニがお魚を食べたがるのも、かわいい要素を短い時間できっちりだそうとしてて好感がもてる。プルンスについてはやんやんと良い感じになってるし、話にがぁつりかからわないけど、プルンスはプルンスとしての見せ場があってキャラを大切にしているのが伝わりました。
次回はサマーン星にてララの家族に急接近。楽しみ!

 

 

第29話「ただいまルン☆惑星サマーンのユウウツ」

運命をさだめられし戦士の葛藤と想い、ララの家族とサマーン星の内情を知ることでララの大いなる運命の歯車になったお話。かなり重めなディストピアな世界観をさらけだしSFらしさてんこもりでめちゃ楽しかったです。
衣食住すべてを効率化したAI万能主義者集団、個人の住居もなく仕事も決められ食べ物はグミだけ、もうここぞとばかりとやってくれていてそりゃあ初期のララも効率人間になりますわ。
効率化していくことで失われていく個性ていう対立さがうきぼりになって、ヒカルと全面戦争みたいな感じな対立のしかたになってるのもポイントですね。
そんな効率化こそが正しいということでサマーン星は廻っていっているのですが、その中で犠牲になってるのはララの想い。
お兄ちゃんはランク1で自分はランク8の最下層。「おめぇの仕事はデブリ掃除が適任、才能ねぇからな」って端的に言われたらそりゃあ不満もあるし劣等感も持ちますわ。ひねくれずに生きているのはララが家族のことを素直に受け止める許容があったからであり、一歩間違えば星空連合ぶち壊したいノットレイダーの一員にすらなってしまえる状況。中途半端な事をしねぇ、とことんやるっていう話の書き方ですごい好感もてました。ララ頑張ってて素直に言わせられる脚本力はすげぇです。
とまぁララの心情が裏で進行している中で、いちはやくそれにきずいたのはまどか。
自分に家族のことをプリキュアに言えていない、そんなつながりがララの心の穴の支えとなろうとする。
守りたい気持ちを優先させる直感を信じることができたのはひかるのおかげ。
そんなひかるの言葉を借りるなら
ララはどう思っているのか、自分の気持ちに従うべきです。
まどかとそして支えてくれたひかるの言葉を、ララに問いかけるというのは今までのことが無駄でないという同時に、そのこと自体が作品の根幹のテーマとなっていることを伝えてくれる。
前回のぷるるん星も想いや気持ちを重視し挑戦していった。それを受けての今回であり、話の構成のしかたの上手さを感じます。
話せばみとめてもらえるけど、星空連合に加入されみんなの自由を奪ってしまう。
ララの葛藤というのは、やりたいことはあるけどそれをしてしまえば束縛されてしまうことになる。一方の正しさを優先してしまえばもう一方の正しさが否定される。単純な話ではないというのも物語に深みを産んでいて、いわゆる大人の話になってきているなぁとも感じます。
けっこうゆるく表現されてますけど、彼女たちの立場というのは複雑でいろいろ考えさせられるのは良い物語だなぁと思える部分すね。
プリキュアとなって戦う場面では、ララは家族の喜びを守りたいという想いで立ち向かう。
けして家族のことが嫌いではなく尊敬しているし、自分も家族でありたい。
そういった素直さがララの想いと葛藤を生んでいて、キャラとしてさらに深りより魅力的なキャラになっていってすごいっすね。
戦闘が終わってからも物語は続き、誤解を解くことができず終われる身に。
はっきりさせてこなかったことのつけがまわった感じで、すべてを隠し騙そうとすることでプリキュアというだけではたちゆかない状況になってしまう。
ケンネル星の時はすぐに上手く誤解をとけたが今回はかなりの大惨事で、巨大な組織力に終われることの脅威さなんかもあって、さっきがきにある展開でぐっとひきこまれる。
あやしく笑うアイワーンは、騙してきたことに対することをあざ笑いおまえたちが悪いことをしているんだと強調させるいい役回り。
最後の最後まで見逃せない、そんな大人のお話になっていました。

 

 

第30話「ララの想いとAIのキモチ☆」

心の成長と想いが変えるAIとの絆、ララの成長、そしてプリキュア達とAIとの絆が生み出す奇跡に心あたたまるお話でした。
プリキュアとして正体を明かすべきか、ララの葛藤というのは前回どうようひきついでいったわけですが、その助け船になったのはひかるの言葉。
「ララの決めたことならわたし信じる」
信頼こそが決断の源。心強い友がいるからっていうのはすごい頼もしいし、ララのことを信頼sているのが伝わるのがいいですね。
今回はみんなで考えるじゃなくて、ララに委ねたってところもポイントで、重要な決断は自分自身で決断していくものだと訴えかけているようだった。
みんなではなく個人で決めることは決めていけ、大人だよ、大人。
そんなやりとりがあってからは、アイワーンのマザーのっとり計画で大混乱。
AIがないララの家族達はくそだめだめになったときに助けにはいったのがララ。
プリキュアとしてではなくララ自身が助けたっていうのが重要な場面で、これがあるからこそララの成長っていうのがより伝わる。
学校でのこと、宇宙を巡ったこと、その成長した姿今の自分。
どんなにランクが低かろうが変えれるものは変えられる。ばしっとかっこいいカットで決めてくるのは最高にかっこよかったし、物語としても良いものをみせてもらえたなぁ。
こっからはララとAIとの話に変わっていき、ララのAIがララ達を守ったり、マザーを救い出したりで奇跡のオンパレード。
AIってそんなことできるわけじゃなくて、想いがあればなんだって変えられるとこの作品がずっと訴えかけてきてるんで、AI魂をみせつけていく話はすごいこの作品らしさを感じた。
思い出を走馬灯のように流すのもめちゃくちゃ感動要素もりだくさんで、ああってなるわ。
とにかく人の感情に訴えかけることを丁寧にやっていて素晴らしかった。
ララの成長を描きつつも、AIとの絆という部分でも盛り上げてくれる。想いが感情がすべてを変えていくこの作品らしさが輝く物語でした。
次回はそろそろ新商品の音が聞こえる。星空連合のごたごたも続いていくのもあってハードな話になりそうだ。