うさペンの館

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GANGSTA(ギャングスタ) 6話「THORN」 感想  『ニナちゃんに看病されてぇな』

 GANGSTA(ギャングスタ) 6話「THORN」 感想

『ニナちゃんに看病されてぇな』

 


ガンスリンガダニーの異名をもっていた。

チャン警部のしたで働いているものに賄賂を送って操作を難航させている

 

ニコの母親を殺して、ニコをエルガストルムで金にかえるために用兵に

濃度3倍のダウナーでしばらくは歩けない。皮膚にくいこむだけ。
的確に症状をいうニナちゃん。いい医者だけどまだ若いんだよな。
それを知るのにどれくらいのことを犠牲にしたのかと思うと、素直によろこべ無いな


ニコのあざをなんだと、ウォレスが尋ねる
「こ、転びました……」
「ふーん。僕も、僕もよく転ぶ」

同じような境遇にあっていると転ぶということで伝えている。

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そのあとニコがなにかをいいかける。本当の理由を言いたかったのを匂わせるカット。

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だけど鳥が逃げ出し、自由の喪失を告げる。

短いカットのつなぎあわせでちゃんとした説明になっていた。

 

「そういやなんで俺らが来るってわかったあん?」
「え?」
「お裁縫の準備できてたからさあ」
「えっと、声がしたから」
「あの雨のなかで?」
「は、わ、わたし耳がいいから」
ごまかすように口早にいってニナは言い、気持ちを落ち着けるためにあつい紅茶をのむ。

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「あちぃ」

まだまだ熱がさめておらずニナちゃんは思わずそう口走り

舌をひりひりさせてるニナちゃん、かわいい
「ウォリックさんの声だけわかるんです。ウォリックさんの声だけ」
「俺そんなでけぇ声でしゃべってかな。きいつけなきゃ」
二話でも銃声に反応してたし、なにかしら耳の発達がよくなってしまっているのだと
素直に想像すればいいのかな。今の所は覚えとくだけでいいかな

 

B

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ニコの手をにぎったまま看病に疲れて寝てしまったニナちゃん、かわいい

 

「アンチトワイライツ派の暴動が激化しており、それにともなったトワイライツ狩りが増加しています。政府はじたい」

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このラジオがながれている時に、ウォレスの目のなに鳥がうつりこむ。

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そのあと鳥のカットにかわる。

目の中に写したのは自己のなかに自由になりたいという気持ちの芽生えを表現している

 

アレクにピルの症状。
幻覚症状。
だれかに与えられた環境にいじょうにしがみつく。
様子をみにきた、テオ先生が説明。
そういうことだったのね。こうのは知らない知識だ。

外で客引きをしたアレクがウォレックをみるやいなや、キスをする
依存して不安によってか。表情もうつらない、雨のなかで。悲しいキスだなあ。

「だれがやったと思ってんの」
アレクに銃のホルダーを握らせながら、やさしくウォリックが問いかける。かっけええそのあとアレクの幻覚が消え、雨がやむ。王道だな。

 

「顔の怪我どうしたんですか」
「転んだぁ」

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ニコが尋ね、ウォレスが明るい声で告げた後に、上官の“ニヤリ”としたカットがうつる。

“転ぶ”ではなく“転んだ”ニコのためにウォレスがなにかを示したことをしめす。

けれど、どこかそれは黒いものを感じさせる不気味さを残すていうのが深みがあった。

 

今回も短いやりとりの中でも情報が凝縮されていてすばらしい。
ニナちゃんもかわいいかったしな。

物語としても過去と現在を行ったり来たりで情報量はそれなりに多く、作品を見慣れていない人には難しいかもしれない。

けれどちゃんと表現はできているので、注意深くみるとより楽しめると思う。

俺はすごくこの作品楽しめてる。集中してる分それがしっかり返ってくるし

ニナちゃんの看病という癒やしもあるしな!