うさペンの館

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コンクリート・レボルティオ~超人幻想~ 10話 「運命の幻影」 感想

コンクリート・レボルティオ~超人幻想~ 10話

「運命の幻影」 感想

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タイムパトロールジャガー
過去の自分と今の未来の自分。
子供じみた二つの理想がぶつかあいにより過去の自分を消すことになる
タイムパラドックスの要素と超人を守りたいその二つが見事に融合した話だといえるだろう。
IQや強盗犯等の大人の理屈は子供じみているという解釈と、超人を守る超人課とエクウスは子供じみているという解釈。同じ子供じみたという言葉でも違う解釈をできるゆえに生まれた対立は、いままで観てきた物語にも当てはまることだった。

なぜエクウスのような子供じみた理想を護る必要があるかということについて言及はされてはいないが、大人の理想だけでは立ちゆかなかったというのがジャガーの行動だけで解る。大人の理屈ばかりを突き詰めた夢のない世界。ジャガーのその行動を理念を予想させるものが散りばめられていた。

過去の時間は消えない。タイムパトロールの時計が残ることでジャガーは消えなくなった落とし所もみごと。

過去と未来をいききするコンレボの幅をさらにダイナミックな幅にして描きつつ、今まで迫りきれなかったジャガーの魅力にきっちりと迫った話だったいえるだろう。