うさペンの館

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緋弾のアリアAA 12話 「二人のA」 感想 『風穴とAAを伝える素晴らしい画面構成&あかりちゃんありがとう』

緋弾のアリアAA 12話 「二人のA」 感想+総評

『風穴とAAを伝える素晴らしい画面構成&あかりちゃんありがとう』

 

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イ・ウーが開発した特殊戦闘車両操る水蜜桃との戦闘は

あかりちゃんが囮になることで作戦の準備をととのえ、

全員が協力しあいことで無事撃破。

最終回だから全員が関わってくれたは嬉しい。

左右、上下からの挟撃。あかりとアリア、対照的な二人の配置が意識づけられており

AAでのミッションをこなす彼女達に沿ったカッティングが素晴らしい。

あかりちゃんが作ったパラシュートを使うというのも二話とも関連づけがあり

AA の初ミッションをかざるにふさわしい展開だったといえよう。

 

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ミッションを達成したときは肩に手をかけて近づいたままでいる。

 

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f:id:usapen3:20151223121512j:plainけれど夾竹桃が解毒の方法を取引に応じて教え、ののかちゃんが助かることが判明し事件が解決すると、アリア先輩はガードレールの向こう側。

あかりのまえには大きな柱の影ができている。

アリアの卒業宣言という言葉の意味だけでなく、画面としても遠さを感じられるようになっていた。

 

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あかりちゃんにとってアリア先輩の卒業宣言は、『風穴をあける』ような一言。

 さきほどはなかったチャフの光は別れを印象づける演出というのもあるが、

あかりちゃんの心のさけびが漏れでているようにも感じられた。

 

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「さよならあかり、良い武偵になりなさい」

立ち去ろうとするアリアにあかりちゃんが己の意志をはっきりと伝える。

「わたしが強ければ問題ないですよね」

「アリア先輩を守れるくらいに」

傷つき暗闇に向かおうとするアリアは危険だという彼女の言葉をより印象づけ、

光と影の境界に立ち、風穴を空ける一言を再び言われたと解るようなカッティングがあかりちゃんがされるというやりとりが素晴らしい。

だからこそ、力強い眼差しと言葉が活かされる。素晴らしシークエンスでした。

 

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「神埼アリアわたしはあなたに勝ちます」

再び一話のアバンに戻ってくる。テンションあがるかしかなかった。

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うさあああああああああああああああ

あかりちゃんが無事アリア先輩から銃を奪い返せうれしい。

微笑みながら倒れるあかりちゃんがうさかわいすぎた。本当よく頑張った。

 

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戦いが終わりいつもの日常に。お寝坊しちゃうあかりちゃんがうさかわいい

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1話への回帰だけでなくその後の変化を伝えるものがある。

あいからわず志乃ちゃんと高千穂さんがあかりちゃんに引っつきまくりなのも合わさって微笑ましいものでした。

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いつものベンチは木漏れ日ではなく、光に照らされている。

いや~本当丁寧なお仕事だ。

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アリア先輩と約束があるからと立ち去るあかりちゃん。

背景真っ白、デフォルメにし、単色でぬる。

ときおりみせるこういう表現もすごく楽しい作品だったなぁ

 

「二人で作戦を練りませんか、どうすればあかりさんをアリアから引き離せるか」

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やっぱこの二人の関係も好きだなぁ。このカットだけでにやりとしちゃいますね。

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真面目にお仕事にとりかかろうとした時にすべって転んで

どじっこかわいいアリア先輩とあかりちゃん。

最後はかわいい一面をみせて終わり!

 

総評

うさかわいいあかりちゃんを軸に

妹が妹たるために愛ゆえに動き、けしてプライバシーを破る嫌がる行動をしない。

距離感や接し方が一方的なときであってもそれはやぶられることはなく、非常に心地が良いもの。

あかりちゃんのセーフティラインが保たれているのがまずもってすばらかった。

きりんちゃんとライカのコンビであくまで正当かつ怪しげな世界ををみせ、

志乃ちゃんと高千穂さんが馬鹿馬鹿しさを爆発させながら踏み込んくる。

タイプが違うキャラクター達のやりとりは、そのままヴァリエーションの豊富さにつながりどちらのやりとりもとても好ましい。

ほわんとする日常というよりもがっつり接近していく百合描写は

心の奥底の欲望をがっしりわしづかみにしてくれるものでした。

それでいてねっとりしすぎずに、感触はさわやか。

突っ込み所の多さと、最終的に帰結する健全なやりとりがそうさせていました。

夢を上手くつかい踏み込んでいいときは踏み込むなど、欲望のさらけだしかたも上手かった。

また馬鹿ぽっさと可愛さにあふれた日常だけでなく、シリアスな場面もよくできている。

光と影を効果的につかい心理描写を表現や、構造物を使用した直接的な比喩表現。

展開によりそうように構成された画面は意味合いが伝わってくるものばかり。

アニメでしかできないアプローチを丁寧にに行えていた。

さらに1話への回帰につながる作品通しての演出を最初から積み重ねられており、

別々ではなう一個の作品として密接に演出がつながりあっていたのが素晴らしかった。

総じてシリアスを日常もこなしながら、作品として尖った色を持っている。

ただ百合るだけはない。AA だからこそというのがキャラクターの関係性を中心に

見事にやりきった素晴らしい。

うさみみをなびかせ走るあかりちゃん

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下着が見えそうでみえないキックをぶつけあい、あますことなくうさなびきをみせつけるあかりちゃん

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ぴょんぴょん跳ねるあかりちゃん

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構えをとるあかりちゃん。

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そのどれもがうさっ娘としての魅力をひきだすもの

緋弾のアリアAA

妹愛と、うさかわいさと、うさりりしさに満ち溢れた素晴らしい作品でした。

制作に携わったスタッフ様

うさ満足させてくれたあかりちゃん、 ありがとうございました。