終わりのセラフ 24話 「終わりのセラフ」 感想+総評
終わりのセラフ 24話 「終わりのセラフ」 感想+総評
ミライが滅びの悪魔アバドンに。ユウが塩の王に。
終わりのセラフ同士という企画外のバトルという展開に。
その過程で君月がミライを取り戻そうと激昂し
グレンが家族を裏切ったことにユウがとまどいをみせる。
引きちぎられ取り戻そうとする二人が対比となり。
違う形でそれぞれ跳ねのけられるのが皮肉めいていた。
そこからはクレトの突撃から混戦状態に
クルルがついに狙われ、終わりのセラフの計画に加担していたと暴かれる。
でもこれはかわいいクルルちゃんこれからどうなるのみたいな感じな状態なんでなんともいえん。だがかわいいクルルちゃんが倒されてしまったのは非常に重要なことである。
鳴海とミカがシノア隊を助けその場から撤退する中、グレンが不敵に笑う。
疑問は解決せぬまま、時はすぎ4ヶ月経過する。
海でミライとグレンを取り戻す決意をし、仲間と他愛のない話をする。
最後の最後の目標だてして俺達の戦いはこれからはエンドでしたね。
物語の謎が解決しないままのはしかたありませんね。原作に追いつているそうなので妥当な終わり方でしょう。
鳴海とミカという頼れる仲間がどう科学反応起こすのか、クルルはどうなってるのか、きになることが多い最終回でした。
最終回の三葉ちゃんは海でのぷいぷいうさぎだったのがうさかわいかったです。
最後までうさ素晴らしかった。
総評
家族と軍隊、その両方の狭間にたってどうしようもない世界で生きなければいけない。
二クール目は一クール目の学園でのぬるい感じがなくなり、シビアな世界観に沿った話の構成だったので。これによってキャラの行動に深みがましたのが良かったです。
その中にシノアの恋心なんていうエッセンスがありニヤとしつつも、人間としての甘い部分が導火線となって現実をつきつめる役目となり両得になっていたのがうまかった。
また鳴海の登場が物語に与えた影響は大きい。彼がいることで人間的な死に対する実直ないかりや向き合い方が描けており、視聴していても感情移入できるものだった。
戦いの不条理をしっかり描き、お涙頂戴にしない所は好みだし素晴らしかった。
いまある自分を投げ捨てでも家族を救いたい。このどうしようもない世界の中で家族が居場所だ。ユウが青臭い子供の論理ではなく、確固たる信念とこの世界の状況における決断をした点も良かった。それにより変なくどさが良い方向に働いていました。
ミカとの再会と和解という一大イベントも家族を護るユウだからこそで、一貫とした話しの流れが良かった。
アニメとしては、平均以上に動かしていてくれていましたね。
特に崩れるもこともなく、決め所や技のエフェクトによる戦闘も丁寧。
毎回の締め所も興味を引く演出ができており観やすかった。
最後に三葉うさぎ。毎週うさ素晴らしかったです。
うさかわいいシーンはもちろんありましたが、
彼女の場合は戦場のうさ神と呼べるほどにうさりりしさがうさ素晴らしかったです。
特に素晴らしいのは圧倒的な三葉うさぎの登場シーン。
この存在感。うさあああああああああああああってなるしかないですね。
終わりのセラフ、家族と軍の狭間で揺れ、人の生きざまを感じさせてくれた素晴らしいアニメでした。
制作に携わったスタッフの方々、
たくさんのうさ満足させてくれた三葉うさぎ、ありがとうございました。