うさペンの館

主にアニメの感想置き場です。

無彩限のファントム・ワールド 6話 「久瑠美とぬいぐるみ王国」 感想

 無彩限のファントム・ワールド 6話

「久瑠美とぬいぐるみ王国」 感想

 

アルフブレヒトのために魔法少女に変身し、一皮向ける。

ファンシーなお話と少女の決意。

そのための布石やカメラの視点が素晴らしい回。

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まずは現実世界の導入。

みずたまりで波紋先輩がお仕事し、くるみちゃん心象を表現。

(二枚目、静止画だとわかりづらいが揺れてます)

ここら辺りはいつも通りですが、今回は横断歩道とここの中に世界にはいってしまうというギミックをとりいれることでより面白い画面に。

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みずたまりが障害で飛び越えるというのは、そのままプレッシャーをはねのけたいという話とリンクさせつつ、みずたまりを一面に変えてしまうという導入にもつながっている。

くるみの感情にそって揺れ動くカメラといい丁寧さと大胆さを兼ねたフィルムになっていました。

 

 

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クマの王子様の物語の世界では、誰がどんな視点なのかが解りやすく、そこがどれだけ広大かをわかりやすくなっていた。

大きな巨人と立ち向かうファンタジーあふれる世界観で、大きなものは大きく、小さなものをは小さくみせなければいけない。

それがきちんとできているのは気持ちがいいですね。

 

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最強ナイトアルブレヒトが倒れ、アルフブレヒトのために魔法少女に変身。

セーラムーンのちびうさぽいなぁというのがまず感じましたね。かわええわ~

 

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相対するのはヤッターメカ臭がする、クマロボット

 

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いままではアオリやQTB(ズームアウト)でみせる以外は、個別の視野を交えた小さな世界だったが、戦いにはいってからはひたすらナメ(ある被写体を別の被写体ごしに写すこと)を効果的にしようとして、スケールの大きな戦いに終始していた。

大きなロボット=大きなプレシャー。プレシャーがない世界では相手の反応をうかがう必要もない。

ロボットのギミックによる自然な導入といままでの視野の狭さから開放される、気持ちよさがありました。

 

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全然関係ないようであるけど、暗黒微笑をうかべる舞先輩を具現化したのが、サーモン王子という解釈になるよねたぶん(すげぇ怪力だし)

…………子供の妄想って残酷やで!! 

 

 

 

 

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アルブレヒトと感動のお別れをしつつ、度現実世界に戻ってくる。

このときくるみちゃんを写してるときだけ、青空がみえてるのが良かった。

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4話で怜奈が夕陽の中にファントムの家があるのかもしれないというのと同じく、

みずたまりの世界にはアルブレヒトがいた世界があるということ。

それがくるみちゃんには残り続けているのが解るからだ。

 

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最後は踏み出す一歩とならびたつことで成長を感じさせ

もう一度みずたまりを写すことで、アルブレヒトと話せた世界のことを印象づける。

この物語を締めくくるのにふさわしい締め方でした。

 

 くまさんずくしでしたが、今回もうさぎ要素が健在

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 舞ベイビーが抱きしめるうさぐるみさがうさかわいすぎた。

これだけくまずくしなのに、結局うさぎに戻ってくる。

うさペンらしい締め方ですね!(なぁんなのこの締め方)