うしおととら 35話 「希望」 感想
うしおととら 35話 「希望」 感想
白面の攻撃により日本全土が恐怖の渦に
それに対しうしおと関わったものたちが声をあげ希望を訴える
これまではうしおやとらに争点があたっていましたが今回は広い視野で回りの人々の活躍が描かれていました。
白面の底知れぬおぞましさはとらをくらうという形で提示されつつも、麻子がついに記憶を取り戻す
それをきっかけとして各地のかかわった人が声をあげるというのは、今までつむいできた積み重ねがなければできないことです。
あざふせの積み重ね、そして視聴者達がみていたうしおととらの活躍。
それが槍の集合という直接的な描写によって表現されたのもおみごと。
ばらばらに散った想いのかけらとうしおに集う妖怪達の姿は頼もしさすら感じます。
獣の槍は間違っていても扱うものが間違えなければ
負の面とプラスの面をみつめ直し葛藤を描く。
正しいことをただ当たり前のように叫ぶだけでないのが前提にあったのが良かったです。
次回、結集してからの再戦。楽しみだ。