うさペンの館

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B-PROJECT~鼓動*アンビシャス~ 2話 「BAD ENDも悪くない」 感想

B-PROJECT~鼓動*アンビシャス~ 2話 「BAD ENDも悪くない」 感想

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本音を隠す大人の世界、そこに一匹の狂犬が舞いおりた!
今回の主役はスライブ三人組ですが、その前に各キャラクターの住んでいる場所と現状にBプロについて語られました。
ビルでユニットごとにフロアー借りて住んでいる、これによって一同接触しやすいというのはいい設定。
メイン以外の子の日常もみていたよね。お姫さまでときめいたり、竜持くんはあいからわずのツンデレで、翼ちゃんが可愛かったので満足です。
ユニットがあるのにBプロで集まり意味があるのか。今はどんなユニットかをしる段階でこの疑問にぶちあたるのは後半だけど、その疑問をなげかけておくのはこの物語の目的を見失わなくてすむのでありがたい。
この作品はFNS歌謡祭の屈辱から、どう這い上がるのかが総点ですから。
さて日常と現状をみつめてからはl、いよいよスライブの撮影。
しかしそこで編集長があらわれ、猫耳を共用されてアイドルの存在をけなされきれてしまいます。
あがってきた曲のできが悪いときもそうですが、剛士は大人になりきれない部分がある。それが爆発してしまった結果です。
この剛士のプライドの高さというかそういうものは、たしかにやりずらく立ち回りとしては好ましくない面もあるでしょう。まぁここでリアリティをだそうと思えば、この段階でこのお仕事は終了です。
しかしそれでは、物語として伝えたいことができなくなってしまう。
大人に立ち戻らせるきっけとして、ごうしに夜叉丸さんが頭をさげてなんとかとってきたことを伝えます。
剛士が剛士らしく大人になるために、これがやりたいことです。そこに周り道をさせながら、いけていました。
さらにこのお話では大人になるためという軸で進みながらも、必ずしも大人であってはいけないことも伝えます。
それはスライブのメンバー阿修と愛染君が、剛士が必要だという言葉にあらわれています。
大人の対応をするなら、あそこは頭をさげるべき所ですが。そうしませんでした。
アイドルがアイドルを長くやって行くなかでの本音のコントロール。それがなければこだわりのものができません。剛士が本音を出すからこそ、音楽がよくなり、写真もよくなった。
しっかりと本音の良さというのもだしきれていました。
そして決めての大人の根回し。
編集長をつれてく社長のやりとりはまさにそれ。夜叉丸さんのそうですが彼等もいないとアイドルは羽ばたけない。その縦の繋がりを感じられ、ユニット以上の深みがでていた。
そういう面でのリアリティを保っているのでバランスがいいですね。
バランスの良さといえば、剛士君が翼ちゃんをお姫様抱っこしたり、ちゃんときゅんとさせてくれるのも良かったなぁ。
最後は少しだけ大人になった剛士君はにゃんこの真似も許容できるようになる。
大人の本音からアライブのユニットの魅力を知れる、そんな回でした。