ラブライブ!サンシャイン!! 4話 「ふたりのキモチ」 感想
ラブライブ!サンシャイン!! 4話 「ふたりのキモチ」 感想
つながりあうアイドル、今回は引っ込み思案なお二人が前に進みだすお話。
いやぁ来ましたよルビィちゃん担当回。待ってました!
スクールアイドルが好きだった姉が、高校入学してしばらくするとスクールアイドルが嫌いになっていた。
「ルビィも嫌いにならなきゃいけない、お姉ちゃんが嫌いなもの好きでいられないよ」
姉のことが大好きだからこそ、わがままになれない自分。
ルビィちゃんの中には確かに姉をしたう気持ちがあり、それを覆い隠してしまう。
葛藤としてあるべきは対象は乗り越える壁として高いハードルというよりも、姉に対する大好きな気持ち。
やさしいルビィということを伝えるうえでこれほど大切なことはありません。
やさしさのために傷つくルビィちゃんが、神社の最後の階段を登り切り、変化をしっかりと与えてから踏み出させる。
過程を丁寧に描いていたからこそ、踏み出す一歩は大きく感じましたね。
さらにそれを強めたといる、花丸ちゃんはこの話を語るうえでかかせな存在。
なかなか踏み出せないでいるルビィちゃんを見ており、それは今回だけではありません。
ルビィちゃんにしてもそうですが、常に悩める彼女たちの視点をフィルムにおさめてくれていて、その悩みの深さが、視聴者の感覚としても重たいものに感じさせてくれました。
踏み出せないでいる友人のために、アイドルのことを知らべ、夢の後押しのため体験入部をする。
運動もできなくて向いていないと解っていても、一人で本を読んでいたわたしに声をかけてくれた女の娘のために。
「すばらしい夢も、きらきらした憧れも、全部胸にとじこめてしまう娘。その胸の扉を開きたいとずっと思っていた。中に詰まっている一杯の光を、世界の一杯まで照らせるようなその輝きを、大空に放ってあげたかった」
側にいる彼女ではなく、夢を追いかける彼女がみたかった。例え一人になったとしても。
この花丸ちゃんの言葉といい、その決意といい、どこまでもやさしんですよね。
やさしいルビィと同じように、花丸ちゃんもやさいい。
やさしいの連続で描かれる物語の連続性はたいへんに心地よく、彼女等の結びつきや辛さまで表現してしまえる。その底の深さはクライマックスシーンを最高のものにしてくれる。
「ルビーね花マルちゃんのことみてた、ルビーに気をつかってスクールアイドルやってるんじゃないかって。ルビーのために無理してるんじゃないかって、心配だったから。でも練習のときも話してるときも、花丸ちゃん嬉しそうだぅた、それを見て思った。ルビーと同じくらいスクールアイドルが好きなんだって、スクールアイドルが」
「ルビーね、花丸ちゃんといっしょにスクールアイドルできたらってずっと思ってた」
「それでも、おらには無理だし、体力ないよ」
「そこに写っている凛ちゃんもスクールアイドルに向いてないってずぅと思ってたんだよ」
アイドルに向いてなくたってできるよ。やりたいと思った時から。
思いやりを投げ返し、言葉を重ね、夢に踏み出せなかった少女が、夢を追いかけさせてくれた少女のために。やさしさでつながっていく、感動の展開でこころがふわぁとなった。
笑顔にするために、ライブをする彼女のために、今までやさしさを描きながらつながっていました。
そして今回はとうと、思いやり。
ルビィと花丸ちゃんのやりとりはその思いやりを、心から感じる素晴らしいエピソードでした。
今週のうさぎ!
うさあああああああああああああああ
うさ隠れからうさダッシュのうさコンボ攻撃。うさ野生ぽさが最高や。
うさ借り入部!
きっちり礼儀正しくと。うさしっかりしてる部分がいいよね。
うさあああああああああああああああああああああああ
呼吸するようにうさみみが動く、うさダンスシーンがうさかわいすぎるでしょ。
こんなうさメロメロやん、うさキュートやん、うさ最高やん。
うさああああああああああああああああああああああ
階段というギミックをつかって、うさ走りとうさぎ跳びを両立。
このうさぎ力、まさにうさ伝説級。うさすさまじい。
うさあああああああああああああああああああああああああ
走りきった時のうさ笑顔。
汗を流し、本当のなりたい自分になれている。
うさアイドルとしての、うさ輝きがうさ最高だった。
前に踏み出すために、うさ決意!
うさふつくしい……まさにそんなうさシーンでした。
うさ入部。
ああ、入部してきてくれてありがとう。
うさかわいさと一度しかないうさ運命を感じる瞬間でした。
特別な瞬間っていいよね。
うさ涙。大好きな花丸ちゃんと一緒にスクールアイドルをしたいから。
うさ思いやる気持ちに感動したうさシーンでした。
うさああああああああああああああああああああああああ
最後はうさ笑顔。基本にして最強、うさぎ力をみせつけたうさシーンでした。
その豊富なうさぎ量もさることながら、一つ一つのうさぎ力も高かった。
奇跡なようなうさぎ回で、大うさ満足。
しかもまだ兄弟ということで、大きな渦の中にいる。今後のうさ活躍もおおいに期待できそうで楽しみだ。