うさペンの館

主にアニメの感想置き場です。

タイムトラベル少女~マリ・ワカと8人の科学者たち~ 5話 「ファラデーの憂鬱」 感想

タイムトラベル少女~マリ・ワカと8人の科学者たち~ 5話 「ファラデーの憂鬱」 感想

f:id:usapen3:20160806211548j:plain

f:id:usapen3:20160806211559j:plain

f:id:usapen3:20160806211617j:plain

f:id:usapen3:20160806211623j:plain

f:id:usapen3:20160806211630j:plain

f:id:usapen3:20160806211635j:plain

f:id:usapen3:20160806211642j:plain

真理を探求する少女の物語。
今回は真理ちゃんではなく、和花ちゃんが主役。

好きなことだけしていていいのか。勉強とスポーツの両立ができない風大に対して強くいい、正論、正論、正論の嵐。
このあたり、親ぽいガミガミ系なんですけど、心配するこそのやさしさなんだよね。
まぁ実際、テストで全部赤点はまずいでしょ。
風大君を中心に描き、和花ちゃんはその点でもう真理ちゃんとは差別化できている。
普通に恋する女子。物語を別視点でみるうえで大切な要素ですよね。
そんな気持ちが爆発したのは、一時間前に戻りたい発言。
好きな女の子のためならなんでもしたいっていうか、目の前の問題のほうが和花ちゃんにとっては大事であって、それが普通の少女たらしめてましたね。
またその際の暴走ぷりが面白い。十字星の眼がいい仕事してたなぁ。
このあたりギャグぽくしてくれて、深刻さなくしているのもまだまだタイムトラベルへの認識が甘い証拠。和花ちゃんの思想にあわせた画面ともいえるのかな。
というかあっさり拾ったことは、ばらんすだなぁと。転送するまで、ばらさないかと思ってたので意外ちゃ意外だった。あんま本筋は関係ないことだけどね。
暴走ぷりを発揮した和花ちゃんは真理ちゃんと共に、いざタイムトラベル。ファラデーさんと出会う。
夢物語を現実に、科学の力を、人間の力を信用して和花ちゃん達のいうことを信じる。
科学の熱い信頼がこの段階からうかがえるなぁと振り返ってみて感じる場面から。
そんなファラデーさんなんですが、科学者だけど数学ができないことが明かされる。
学校にいけなかったという事情があるわけですが、この事実には驚かされましたね。
やっぱり和花ちゃんのいう科学と数学はきっても切り離せないというほうが当たり前のように感じるしね。これは自分の勉強してきた経験もはいていますね。
でもこれは安易に勉強ができなくてもいいとはいっているのではありません。
「数学は全然わからないけど、科学は大好き。この点では誰にまけない大好きだから夢中になれる、実験も成功してみとめてもらえる。好きなものにまさる喜びはない」
風大君とのやりとりに続いて、ファラデーさんが夢中になることを肯定する。
なにかに夢中になれることがあるから成果がだせる。夢中になれることが大事だということが大切だと伝えてくれるシーンでした。
しかしまだ物語が終わりきっていないので、このファラデーさんの視点にも変化があらわれるのかな。
数学をないがしろにするわけにいかんし、そこは次回の話を楽しみしたい所。
そんな夢中になれるファラデーさんを描いてからは、電磁回転についての実験タイム。
レミングの左手の法則を思い出したりして懐かしいと思いながらみてました。
科学実験タイムが終了してからは、デービーさんに実験を盗んだと問いつめられてしまう。
またまた違う物語の切り口で続きがきになる所。
研究を引き継いだというのをどう証明するか。シビアな問題なのは確かだねえ。
そんな中でオーバーロードで真理ちゃんが帰還。帰り方も知らない和花ちゃんが一人に。
科学にもわくわくすることなく、帰りたいと泣いてしまう普通の少女がなにをみせてくれるのか。
今回は次回への続きがきになる物語でした。