うさペンの館

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食戟のソーマ 弐ノ皿 7話 「喰らいあう獣」 感想

食戟のソーマ 弐ノ皿 7話 「喰らいあう獣」 感想

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臭いを支配しすべてのものを魅了する羽山と、執念を力にかえて一撃を叩き込むりょう。
冷静さと熱さ、その色がくっきりと対立した勝負でした。
さてそれがなぜできたかと言うと、両者のキャラづけといってしまえばそれまでですけど、
周りの反応というのも忘れてはいけません。
下馬票において羽山が有利。余裕な羽山というのがより印象づけられる。
まぁなんとも喰らいつきやすい状態。上下関係をよりくっくりさせることで、キャラの持ち味を発揮させやすいようにしておくことは大切なことです。
前の試合では隠したにみせつけるりょうとの違いもでましたねし。
両者が対立するフックがない状態で激しく言い合いさせるよりも、場の空気をうまくつくれていました。
また試合中のなきり姉妹に挟まれるソーマというのは、良いクッションになっていた。
解説役という意味合いで大きく関わっていますが、このシチュエーション美味しいよなぁ。
キャラ物として楽しめるつくりで、二やっとできる。エリナ様、かわええのう。
さて熱いぶつかりあいの後は実食。
幻想的なあじも一点突破な味、どちらも魅力的。
そんな拮抗した勝負により断言をためらあう審査員というのが、これまでにはない試みでしたね。
優劣を決めなくてはいけない審査員の迷いというのは、緊張というのをつくりだします。
選ばれた信頼できるOB。
料理という点数がつけられないもので、唯一絶対のもの。
そこが揺れるとここまで観ている側のこころも揺れるものなんだなぁと。
そこはいままできっちりとあいまいなものにしてこなかった。そこも手伝っていると思います。
そしてのどかさんは決めあぐねる。
他の審査員が選んできたから選ぶだろう。そんな確信を逆手にとったやりとりが驚きをうむ。
それはその場その時だけでなく、三つ巴にしたことに関してもです。
視聴者の予想を裏切りながらも、視聴者の期待にこたえる。
これをやれたからこそ、熱い気持ちのまま居続けられてるのかもね。
さてそのきっかけになったのどかさんですが、他の審査員より劣っているということではなく、消去方で選らばず自分の意思を信じ続けたともいえるのかなぁ。
次回は熱さを引き続いたまま、それぞれも持ち味を引き出すサンマを使った決勝へ。どうなっていくのか、楽しみ。