うさペンの館

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食戟のソーマ 弐ノ皿 9話 「秋を告げる刀」 感想

食戟のソーマ 弐ノ皿 9話 「秋を告げる刀」 感想

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月が輝く風情ある世界の中でいざ決勝戦。
アリスとの勝負の中で吸収していった分子ガストロノミーの要素がある、耐熱フィルムを使った秋サンマのカァルトッチョ。
香りの発火装置でひきつけ、ハーブバターの仕込みが炸裂。
黒木場の料理はアリスの思い出と深く結びついた料理。
かえしを炙り、香りは引き算と強調。
羽山の炙りサンマのカルパッチョは香りだけで美味しいとうならせるもので、前回の足し算のスパイスだけではないシンプルだけど深みがある料理でした。
どちらともに言えることは、屈辱を乗り越えて創ったものだということでしょうが。
黒木場はアリスに、羽山は黒木場に。
それぞれが対抗心をみせたからこそ得られたもので、料理のスタイルは全然違うのに、その成長の仕方が同じだという共通部分がみえたのが面白かったです。
そしておはだけ審査員。
母のレオノーラは脱がずに、流暢に解説しだす。また斜めの上の方向に尖ってるなぁ。
今回はまるごと料理回ということもあり、エリナの解説が少し早口にしてあるのも、良い尺調整になっていたと思えます。語ることも多いし、というか、レオノーラのほうがものすごい早すぎる解説だし、駆け足感が逆によかったのかもしれん。
それでもじっくり味わう時は味わって、料理の時間を大切にしているのだとどんなに尺が迫っていようとも思わせてくれたのは良かった。
あ、そうそうという感じに今ままで忘れるくらい、今回は主人のインパクトはわざと抑えられていましたね。逆にそれが次の引きにつながっている。
おはだけしなかったりとハラハラさせておいて、まだ隠し玉がある。
今回の時点では、ソーマのサンマは劣っていないということだけは解り、その先の続きがきになる展開でした。
屈辱の中でえた二人とは違う、ソーマの料理。それが今から待ち遠しいね。