うさペンの館

主にアニメの感想置き場です。

NEW GAME! 10話 「正社員ってお給料を安くするための法の抜け穴…」 感想

NEW GAME! 10話 「正社員ってお給料を安くするための法の抜け穴…」 感想

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暗黒面にとらわれし乙女達の素顔、親友同士の喧嘩というのを中心に、今回はお送りしていました。
キラキラな休みを過ごす人達がまぶしい。
どうしてアルバイトは土日きちゃいけないんですか。
いつにもましてブラックすぎて全然オブラードにつつめてねぇ。
異常な会社思想というのを描写しておくのは、ねねっちの心配する気持ちを説得力あるものに変えていたのは確かなんですけど、それでもきついきつい。
こうなってしまうのはわかるし、情熱をそそいでもいいけど、眠くならん程度には寝かせてあげたい。そこは前回の深夜残業のときと変わらないですね。というか、またこういう気持ちにさせてくるのよこの作品は。
さらに今回はそれにくわえてさらなる闇をみせる。
仮面の裏に隠された本性。青葉ちゃんはSっけ悪魔になったかと思えば、餌づけはじめるひふみ先輩もどうかしてるぜ。
黒くてもかわいいんですけど、色々別な方向で攻めてきたなぁと。
わりとストレートで変化球投げないのかと思っていので意外でしたね。
それが面白い話にもなっていて、さらなるキャラの別の一面もみせる。
キャラと話の幅をだいぶ今回で広げてくれて面白しさがましました。
今後明るいようで闇を感じるこの部分のさらなる発展が楽しみ。
Bパートからはねねっちと青葉が喧嘩。
心配しすぎる一面と、夢を追いかける一面。そこがはげしくぶつかりあったすえのものでした。
夢か普通の幸せか。誰もが天秤をかけているようでいない、一所懸命なもののと、そうでないものとの視点の差は辛いよね。
解ってくれているようで、なかなか解りあえない。そこのもどかしさという感情をうまくひろってくれてました。
特に八神さんの介入とうのが非常に話をスムーズにしていましたね。
適切な場所で適切な言葉を言わせる。しかもそれはキャラ自身の言葉でなくてはならない。
軽いやりとりのようにみえて、キャラの配置がうまくできていないとできないことです。
阿波根さんが途中介入したり、二人をとりもつための行動が問題を解決するものではない。
寄り添うものだったのが、全体的なやりとりのバランスの良さにつながっていました。
そこからは二人とも良い娘なんで、大きく転んでみせておちょこちょいな場面をみせてなごませながらの仲直り。
「お仕事馬鹿にするようなこと言ってごめん」
「心配してくれたのに怒ってごめんね」
二人がごめんといいながら仲直りする姿に良かったねぇと吐息をおもわずもらしてしまいました。
ありがちな仲直りのようにみえて、その裏では夢をおうつらさ、夢をいう人を心配する姿等が見え隠れしてこの作品でしかできないことをやっている。そこにぐっとくる話でした。