うさペンの館

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レガリア The Three Sacred Stars 10話 「孤立」 感想

レガリア The Three Sacred Stars 10話 「孤立」 感想

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国王ですべてのものに支えられてきたユイが、そのすべてから遠ざけられる。
皆の記憶が薄れ、王城に入れずレツからも忘れられる様相をかなりの尺を使って描いていたお話でした。
とりあえずなにかしらアクションを引き起こすというよりも、ヨハンがつくりだす世界に流されていくだけなので、それ以上のなにかというのは見出しずらいから。

でもそれは王女ではなく、一般人として扱われているため当然なこと。

物語の中で段々となにも影響を与えないゆえの印象なので、上手くやりたい方向にはお話を進められていたと思う。

ただそれゆえに、みんなに忘れられるのって悲しいシチュエーションだよねぇ、としか伝えてきたないので特に言うことがないというのが本音。

今後来るであろう国民の支え、忘れていた記憶が蘇るという展開がくるまではこの展開にしてよかったかはおあずけかな。そういう意味ではラストに向けての地盤をつくっているともいえた。
今回はユイだけでなく、ティアとサラのお話が展開。
ノア姉さんが姿を表し、ようやく戦うべき理由をみいだしてほっとできたね。
今まではなんとなくおつきでついてきただけなので、これは良いフォロー。
ありがちでもなんでもいいので理由があるほうがお話としてはスマートになる。
助けたいと明確な理由をもった彼女たちがどんなアプローチをしてくれるの楽しみ。
女王の服にみをつつみ、例え一人であったとしてみんなと一緒に生きるために行動を決意するユイ。
姉のために戦う決意を新たに決めたサラとティア。
今回は物語のラストのために静かに進行を進めた回でした。