うさペンの館

主にアニメの感想置き場です。

テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス(第2期) 18話 「商談 Negotiation」

テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス(第2期) 18話 「商談 Negotiation」

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ロゼ従士となる。ということで今回はロゼ編の節目。
むなしさの中で言いようのない叫びで自分をさらけ出したロゼがスレイと共に世界と向き合うことになったお話でした。
まずAパートではその立ち向かうべき世界についての状況整理。
世界の秘密と汚れがかかわおり、汚れは人の感情から生まれるゆえにその感情を奪うものがでてきた。汚れにあらがうことによって感情を奪われた歴史が語られる。
人がいなくなったらとスレイがこれまで思っていたりもして、人と汚れにおけるストーリーの基盤は毎回途切れることなく顔を出してきます。
スレイの葛藤が大きくなるために、向かい合うべき世界の本質も大きくなる。
成長と話のだしかたの上手くて、丁寧な仕事だって感じます。
感情をうしなわず汚れが消失しなかった者、ベルベッドクラウ
ちゃっかりつながりみせたりしてるののも壮大だよなぁ。
ただ世界観の設定話してるって感じなんだけど、これまでの彼等をみてるからそれでも楽しめる。こういう所でやっぱ地力がでますね。
それが終わってからはロゼとのやりとり。
従士契約を打診します。その中でライラが語るのは、デメリットである生命が失われうこと。
スレイが死んだら従士たるもの死んでしまう。
ロゼにというよりも、スレイに対してプレシャーをかけてく展開でした。
スレイはいろいろな者を背負わなくちゃいけないけど、やさしすぎるな。
仲間の死というのを連想させることで葛藤になるのは、彼らしい。
あそこでめんぐさいくらい悩めるからこそ、ロゼやアリーシャが存在をましてくる。
精神的にどちらも強いキャラでそれを活かされたお話になっているのは心地いい。
アリーシャはなにも言わず従士であるスレイに涙をみせ、ロゼは「見えないことで平気より、その脅威と立ち向かいたい」決意をみせることで契約を結ぶ。
彼女の潔さとかかっこよさとかが心にくる、熱い展開だった。
ロゼも攻め攻めなのに、アリーシャでも攻めてくるもんなぁ、ずるいわ!
大事なのは届かない理想より、目の前の正義。
何度も問いかけ直されたこのロゼのこの思いは、導師との契約により果たされる。
ドラゴンという見えない脅威をみえるようにして、目の前の正義を執行する。
彼女のかかげられたテーマも見事に果たしきった回でもあった。
ブラドの意志は受け継がれる。感動的だなぁ。
次回はアリーシャの元へ。どうなっていくのか楽しみ。