うさペンの館

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テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス(第2期) 24話 「導き出した答え」 感想

テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス(第2期) 24話 「導き出した答え」 感想

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さぁ最終戦、相対する敵がなんなのかを知り、ついに仲間達の力が結集ということで今回は正統派な盛り上げ方で熱くなれた回でした。
我が身と我が妹を捧げものとして孤独をあたえる
導師となりて世界を平和に導こうとしたミケルが穢れとなって、裏切ったヘルダレフをのろい、やがては世界を覆う穢れたとなった。
なぜあれほどの穢れは災禍の顕主がまとっているのは、その原因がなんたるか、災禍の顕主とはなにかが、スレイが決断を前にして語られました。
今まで関わってきた人達ではなく、遠き過去にいた人物達の記録。
それをのぞいているかのようで、5大神トップのマオテラスが穢れにあらがう中でなど、今回でてきた情報が多めだったなぁと。
それでも話の流れや、なぜこの話をやる必要があったのかは、これが導師であるスレイやライラよ大きく関わっていることだからですね。
宿命だとか使命だとか、そう言ったものにつきしたがって行動して動いてきたから、その原因がなんたるか知っておくことでなにゆえに浄化するのか、そこに意味が生まれたと思います。
軍や国のためだからと言って信頼してくれる人を裏切った。ヘルダレフはヘルダレフなりに報いをうけるべきだし、ミケルが導師としての使命を忘れて穢れとなったのも理解できる。
しかしながらそれを認めては意味がありません。
たとえ間違いを犯した後だとしても、それを受け入れ前に進む、不完全なものを受け入れてきたスレイ達だからこそ立ち向かえたのだと思います。
スレイは導師としてではなく、人として向き合っていく。
これは単純に使命だからということを飛び越えて、旅を経てえた答えとして、感銘を受けた答えでした。
人として向かいあうからこそ、人の弱さも受け入れられるし、仲間が必要だといいきれる、
人だからこそを問うてきた作品だからこそ、この答えの重みが違いますね。
「俺は思う。人は誰かを求め、誰かに求められ存在する。だから俺は人としてヘルダレフ、お前を浄化する」
この正論はぶちゃけ創作してやれば、主人公として言わせることができる普遍的な王道をゆく台詞でもある。誰がどう言おうが綺麗な正論でもあるからね。
しかしながら、この台詞重みをもたせることは簡単じゃない。
本作をその台詞の重みというのがものすごく聞いている時感じました。
誰かを求めるからこそドラゴンを浄化できしたし、アリーシャもロゼも神衣をまとい戦ってくれている。実際の行動もともなっているのでなおさらですね。
そしてその勢いのままに、すべての力を結集をしていく。
熱くて、主人公達らしくて、それでいて本作の重みをたっぷりと感じる、本当に素晴らしいと思える熱い展開でした。
なんか特別なことをやっているわけじゃないけれど、特別な瞬間を感じさせてくれる本作のことをまた好きになれた。
そんな本作も次週というか、今週で最終回。
別れはさびしいけど、終わりを迎えることもまた必要だ。心して待っていたいね。