うさペンの館

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コンクリート・レボルティオ~超人幻想~ THE LAST SONG 19話 「推参なり鐵假面」 感想

コンクリート・レボルティオ~超人幻想~ THE LAST SONG 19話 「推参なり鐵假面」 感想

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現代に蘇った過去の超人鉄仮面剣士
義理を重んじ悪を倒す。人吉に問答無用で斬りかかっているのがその時代の政府と剣士の関係ぽさがでていた。
かなり押せ押せの説明でまくしたてる構成だけど大事な部分は逃さない、少ない時間で時代を感じさせるというのが毎回うまいなぁ。
古墳のことを知ってからは竜神アサヒの話に。
悪と正義で別れるがお互いにひかれあう中で決闘し、最後はゼスサタンを封印する。
見逃せば悪の怪人の仲間だと世間は思う。
俺をいかせばお前の正義が失われる
悪を殺し続ける世間の常識の中での想いはどこまでもせつなくさせる設定だなぁ。
この鉄仮面の話は個人の話にとどまらず、人吉と輝子の関係と似てる。
超人を殺し続ける社会の中でひかれているから見逃してしまう。
本編中は尺短くてそこまで掘り下げがなかったけれど、そういうことも中心にできたんだろうなぁと思えた。
しかし今回は本当の悪を知り、鉄仮面が立花総理の切っ先をむける。
竜神アサヒを蘇らせることでも、戦うことでもなにも得られはしない。
悪を倒し続けることが正しさではないという説く話。
かつての果てない夢を時代を越えてなおも追いかける。
南極から月へ。自らが信じる正しい道をゆくという未来までみせてくれ最後は、悪を殺し続け、悪の中にも通じ会える人がいると知っている鉄仮面だからこその解答だった。